バンコクの高級ホテル「ザ・サイアム」とは?
ザ・サイアム(The Siam Hotel)は、チャオプラヤー川沿いにある、バンコクでも一二を争うラグジュアリーホテルです。
私がこのホテルのことを知ったのは2016年のFRAUの表紙だったと思う。南国感あふれる植物が生い茂る空間に佇む柴咲コウさんが印象的な写真で、「いつかココに行ってみたい!」と強く思ったものです。
でもザ・サイアムは「超」がつくほどの高級ホテル。試しにエクスペディアで検索してみたら、雨季の7月の週末でも一泊7万円弱~です。
「私には縁がない場所」と思っていたけれど、ホテル内のレストランはビジター利用できるんですよね。しかもお値段を見てみたら私でも頑張れば行けそうな感じ!
というわけで、あの緑いっぱいの吹き抜けを見に、友達と一緒に行ってみることになりました。
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ザ・サイアムの場所・行き方
ザ・サイアムがあるのは、王宮のある旧市街地より北の方。ドゥシット地区と呼ばれるエリアの川沿いです。
地図はこちら。
バンコク中心部からのザ・サイアムホテルへの行き方は、タクシーもしくは船が考えられます。
緑いっぱいの吹き抜けがあるのはホテルの正面入口側で、川沿いとは逆方向です。行きはタクシーで行って正面入口から入ってその美しさに感動し、帰りに船でチャオプラヤー川観光を楽しむって感じが良さそう。
そうやってアドバイスを受けていたのに、すっかり忘れていて船で行ってしまいました…。
タクシーで行く場合
タクシーで行く場合は、一番効率的なのは最寄りになるBTSビクトリーモニュメント駅もしくはBTSパヤタイ駅からタクシーを拾うのが効率がよいと思います。
でもこの辺だとタクシー拾いにくそうな印象があるので、どうかな…?先日パヤタイ駅からドゥシット地区へ向かうタクシーを拾ったときには割とすんなり拾えました。
なかなかタクシーが拾えない、ぼったくりタクシーしか来ない場合は、配車アプリ「グラブタクシー」を利用するといいかも。
BTSには乗らずに、宿泊ホテルやコンドミニアムからグラブタクシーを利用した方が、もしかしたら楽かもしれない。
船で行く場合
私達がとったのは、船で行く方法です。BTSサパーンタクシン駅そばのサトーンピアからホテルの専用船が利用できます。
ランチの予約したのと同じメールアドレスにメールを送って、あらかじめ船を予約しておきました。11時にとお願いしたのですが、10:40と12:10の船が利用可能との返事がきて、10:40の船を予約しました。
サトーンピアのホテル専用線の発着所(マンダリンオリエンタル、ヒルトンなどの船も発着するところです)で待っていると、予約の時間ちょうどくらいに船が現れて乗船!なんと私達だけの貸し切りでした。
専用船にのって30分ほどのクルーズ気分を味わいつつ「ザ・サイアム」へ。チャオプラヤー川沿いの観光名所を見学できて一石二鳥!
帰りに船を利用するなら、当日予約でも大丈夫みたい。ランチの最中に「帰りの船はどうしますか?」って聞いてくれました。
せっかくザ・サイアムに行くなら、行きか帰りに船を利用してみると楽しいと思います。
ザ・サイアムの雰囲気
それでは、ザ・サイアムについて写真で紹介していきます。
これは船が到着直前に撮った写真。白と黒で統一された直線的なデザインのホテルです。
川沿いには、プールがあります。
緑いっぱいのお庭をたどって、メインの建物の方へ。
この辺の建物が、宿泊用のビラになるのかな?
さてさて、こちらがロビーなどがあるメインの建物です。
中に入ってみましょう。
お庭も素敵だったけれど、建物の中もモダン&シックな雰囲気でとっても素敵です。
インテリアの一つ一つに高級感があって、ホテル全体の雰囲気にとってもマッチしています。
そしてついに、あの植物が生い茂る吹き抜けのあるゾーンへ。
その先にも、思わずカメラを向けたくなるゾーンが続きます。
そして、やっと正面入口側へ。こちらがホテルのレセプションです。
このあたりには、アンティークな雰囲気ただようタイらしい品々が展示されていました。
チョンタイレストラン(CHON THAI RESTAURANT)でタイ料理ランチ
ホテルの雰囲気をしっかり満喫した後は、ホテル内のレストランCHON THAI RESTAURANTでタイ料理ランチをいただきました。
レストランは、チャオプラヤー川近い方のお庭にあります。
多分室内席もあるはずだけれど、オープンエアのお庭の席に通されました。
お水(スティルウォーター)かスパークリングウォーターかと聞かれ、スパークリングウォーターを選択。
一本270B++(約1,110円)の高級お水です。ホテル・レストランにありがちですよね…笑。
メニューはホテルの「CHON THAI RESTAURANT」のページにPDFがのっているので、そちらを参考に。一品400~1,000B++(1,650~4,120円)くらいの価格帯です。
私達が食べたのはこちら。
まずはつきだしのトートマンプラー。トートマンプラーってすっごく辛いのもあるけれど、これは辛味がちょうどよくて美味でした。
それから、エビの入ったポメロサラダ。タイ語でヤムソムオーグン。
ポメロの食感がよくって、作りたてなのかな?って感じがした。味付けも濃すぎず、ポメロの良さがいきている感じがしました。
タイの焼き鳥ガイヤーン。ガイヤーンを食べる機会って時々あるけれど、ここまで上品なガイヤーンを食べたのは初めて。身がしっとりしていて、ふわっと骨から外れる感じ。焼いただけでこんな風になるんだろうか?
ゲーンペッペットヤーン(ダックのレッドカレー)。このレッドカレーも美味しかった!すべて辛さ控えめで頼んだからなのか、辛すぎて食べられないということもなく、美味しくいただきました。
水も合わせて、全部で2,742B(約9,600円)でした。四人で行ったので1人700Bくらいです。
今回はすべてタイ料理を注文しましたが、CHON THAI RESTAURANTには西洋料理のメニューもあります。タイ料理が苦手な方でも大丈夫です。
ちなみに、ホテル内の別のレストランでは、アフタヌーンティーも提供されています。
ランチの予約方法
さて、CHON THAI RESTAURANTの予約ですが、オフィシャルサイトのBook a Tableのボタンに登録されていた、こちらのメールアドレスにメールを送りました。
メール:info@thesiamhotel.com
メールの文中に、
- 名前
- 希望のレストラン
- 人数
- 時間
- 連絡先電話番号
を記載して送信。
レストランの予約後に追加で船の手配をお願いしたところ、10:40と12:10の船が利用可能との返事で、10:40の船を予約しました。
まとめ:ザ・サイアムのロビーは想像どおり素敵だった!タイ料理も上品で美味しい
バンコクのラグジュアリーホテル「ザ・サイアム(The Siam Hotel)」のロビーは、写真で見ていたとおりの美しさでした。白と黒の直線的なデザインに、南国の植物のグリーンが映えます。インテリアはアンティークなものが用いられていて重厚さもあり…、とにかく素敵でした。
CHON THAI RESTAURANTでの食事も上品なお味で美味しかったです。
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ザ・サイアム(CHON THAI RESTAURANT)の店舗情報
- 営業時間:6:00-11:00, 12:00-15:00, 18:00-22:30
- TEL:(+66) 2 206 6999
- 住所:3 2 ถนน ขาว แขวง วชิรพยาบาล เขต ดุสิต กรุงเทพมหานคร 10300
- 公式URL:Web Facebook Instagram
- アクセス:BTSビクトリーモニュメント駅から車で11分
- 地図:Google mapで開く
※文中の日本円表記は1バーツ≒3.5円で計算(2019年3月現在)