先週末はベトナムの高原都市ダラットに二泊三日で旅行に行ってきました。「ダラットってどこ?」って方もいるかもしれませんが、とにかく「最高」だったのでこの機会にダラットについて知ってほしいと思って筆を執っています。
ダラットはフランス人が避暑地として開拓した街。街全体の雰囲気がおしゃれで涼しいので、暑い暑いタイのソンクランの時期の避暑地としておすすめです。
私がダラット旅行を決めた理由
本題に入る前に、なぜ私達夫婦が日本人にはまだ馴染みの薄い「ダラット」を旅先に決めたのかから話を始めたいと思います。
きっかけはLCCベトジェットのセールです。ベトジェットでは頻繁にセールをやってるのですが、2018年の秋頃のセールに参戦しました。
セールで何を狙うか考えつつ、ベトジェットの就航路線を見ていて目にとまったのが「ダラット」という都市です。
普段ならスルーするところですが、ダラットという響きに聞き覚えがありました。ブログ「バンコクに一生住む?」のきーきあっさんが、奥さんと旅行に行って良かったって書いてたっけ…。
きーきあっさんのブログを読み直し、私はすっかりダラットな気分に。
「ダラットって聞いたこと無いけど何それ?」状態の夫を説得してスワンナプーム空港発ダラット行きのチケットを予約したのでした。料金は2人分の往復で6,663バーツ(約23,320円)。
二泊三日のダラット旅行から帰ってきた感想は、私も夫も「ダラット最高!」「まだ遊び足りない、また行きたい!」。
ダラットに行くまでは、旅行記を書くと分量が多くて疲れるから、旅行記を書くのはもうやめてブログはバンコクのことだけ書いていくようにしようかなって思ったりもしていました。
でもね、ダラットのことは書かずにおれないくらい良かったのです。ダラットについて教えてくれたきーきあっさんには感謝しなくっちゃ。
以下、ダラットが最高だった理由について、ちょこっと書いていきたいと思います。
私がダラットを気に入った5つの理由
ダラットはベトナム中南部、標高1,500mほどのところにある高原都市です。年中涼しく気候が良いので、フランス植民地時代に避暑地として開発されたのだそう。
バンコクからはベトジェットの直行便があります。飛行時間は1時間半ほど。タイの地方都市に遊びに行く感覚で海外旅行が可能です。
地図はこちら。ベトナムの主要都市の中ではホーチミンが近いのかな。
私が乗った飛行機はほぼ満席で、ダラットに遊びに行く雰囲気のタイ人がたくさんいました。タイ人に人気の観光地なのかもしれません。
以下、私がダラットを気にいった理由を挙げていきます。
涼しい
ダラットの年間の気温のグラフを見て驚いたのですが、年間を通してほとんど気温差が無いんです。最高気温が22~25℃くらい、最低気温は10~15℃くらい。年間を通じて日本の春や秋くらいの気候みたいです。
こんな天国みたいな土地があるのかと驚きました。気温だけを考えるなら、ダラットは理想の土地だと思う。
私達が行った3月末も、とっても涼しかったです。
朝晩はちょっと冷えるけどジャケット一枚羽織れば大丈夫。昼間はむしろTシャツでも大丈夫なくらいの陽気。日が出るとちょっと暑く感じるけど、日陰に入ると風が吹いて涼しいって感じでした。
暑い暑いタイのこの時期、ダラットに避暑に行ったのは正解だった。でもダラットが快適だった分、バンコクに帰ってきて感じるタイの暑さには心底うんざりしました…。
花いっぱいで景観が良い
ちょうど私達が訪れた時期が花の多い時期で、街全体に花があふれていてとてもきれいでした。
お花で有名な公園もあるんだけど、それだけじゃなくって、道路とか、ホテルとか、街路樹とか、街全体が花いっぱい。街そのものが観光スポットのような感じ。
私達が泊まったホテルも、花いっぱいできれいでした。
それから、街の中心にあるスワンフーン湖がそれはそれは美しくて。湖のまわりをバイクで走っているだけでも癒やされました。
あと空気がきれいなことも大きな要素です。ハノイとか青空があまり見えなかったりするけど、ダラットでは晴れると美しい青空を拝めます。お花畑と青空と湖。素晴らしいコンビネーション。
ダラットで行ってよかった観光地はこちらにまとめています。
街並みがかわいい
ダラットってラオスのルアンパバーンやタイのチェンライのようなこじんまりした感じをイメージしていったのですが、実際に訪れてみると想像したよりも街の規模は大きく感じました。大きいスーパーマーケットBig Cもあるし、買い物にも困らない。
街の中はアップダウンが大きく、高台から街を眺めるとオレンジっぽい屋根が連なっていてとってもかわいい。
おしゃれなカフェ・レストランがいっぱい
ダラットにはおしゃれなカフェがいっぱい。そして、バンコクやチェンマイにも負けず劣らずのクォリティだと感じました。カフェ好きとしては嬉しい。
ダラットはコーヒーの産地でもあるから、ダラット産のコーヒーも楽しみの一つ。
でもベトナムでは、基本あの濃いベトナムコーヒーが出てきちゃうんですよね。私あれ、ちょっと苦手で。でもダラットでは中にはポアオーバー(ハンドドリップ)式を出してるカフェもありました。
今回は西洋料理のレストランを中心に巡ったのだけど、どこもおしゃれで、とても美味しかった。地元料理はあまり試していないから、次回の楽しみに。
人がやさしい
ダラットで出会った人たちは、とても穏やかでやさしい雰囲気の方が多かったように思います。市場に行かなかったからかもしれないけれど、物を押し売りするような人もいませんでした。
ホテルやレストラン以外では英語が通じない場面もありましたが、ジェスチャーやGoogle 翻訳を通じての会話でも嫌な顔をせずに応じてくれました。
以上が私がダラットを気に入った5つの理由です。
バンコク在住の皆さんは今年のソンクランの予定はもう決まっていると思いますが、来年以降のソンクランの旅行先候補にぜひ。
ただ、バンコクから直接ダラットに行った場合、両替は事前に済ませておくなどの注意点もあります。こちらを参考にどうぞ。
ダラットの涼しい気候、美しい空、花いっぱいな点は、日本の春や秋の魅力と重なります。だから、日本の春や秋にわざわざ飛行機を乗り継いで来る必要は無い気はする。ただしバンコクから飛行機で1時間半で日本と同じような気候を味わえるのは、バンコク在住者にとっては魅力的ですよね。
今回のダラット旅行は二泊三日でしたが、ぜんぜん足りませんでした。一週間くらいのんびりだらだらしたい。またいつか行きたいと思います。