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海外で生活していると書類にサインが必要な場面がよくあります。
サインは対面でやりとりしている場合は簡単ですが、遠隔でのやりとりは大変です。メールでのやりとりで大丈夫な場合でも、書類を印刷して、サインして、スキャンして…と手間がかかります。
でも、Adobe Readerを使えば手間なく簡単に電子署名をすることが可能なんです。しかも完全無料!
もちろん大事な書類の場合は本物のサインが好ましいのでしょうが、そこまででもない場合は、この方法を知っておくとすごく楽になります。
たとえば、我が家では前回のコンドミニアムの賃貸延長契約もこの方法で行いました。
この方法は夫に教えてもらったのですが、たまにしか使わない私は毎回やり方を忘れて聞いているので、この機会に記録に残しておこうと思います。
必要なもの
今回の方法で必要なものは以下のとおりです。
- パソコン(Windows)
- Adobe Reader (Windows版)
- スマホ(Android)
- Adobe Readerアプリ(Android版)
- 白い紙
- ペン
ぶっちゃけスマホだけでも可能ではあるのですが、パソコンがあった方が何かと使い勝手が良いです。
また我が家はWindows&Androidユーザーのため、これらを使った場合の方法を記載しますが、Mac&iPhoneでもできるはずです。
Adobe Readerを使って完全無料で手書き署名(サイン)をする方法
それでは、Adobe Readerを使って完全無料で手書き署名をする方法を紹介していきます。
PCでPDFに署名を追加する方法
PCを使ってPDFに署名を追加する方法はたったの3ステップです。
◆PCでPDFに署名を追加する方法
① Adobe Readerにログインした状態で署名を入れたい書類を開き、右上のペンのマークをクリック。
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②「署名」マークをクリックすると、登録した署名が現れるのでそれをクリック。
※署名の登録方法は後述します。
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③任意の場所に署名をいれて保存。署名の大きさも微調整できます。
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ちなみに、もし住所等の入力が必要な場合は、以下の方法で入力可能です。
◆追加で文字の入力が必要な場合
①Abマークをクリックして文字を入力する。
②住所等の署名以外の情報を追記した場合は他の人も編集可能な状態になっているので、PDF印刷して編集できないようにします。
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以上の手順で作成したファイルを相手方にメール等で送信して完了です。
Adobe Readerアプリで手書き署名(サイン)を登録する【初回のみ】
このAdobe Readerの電子署名を利用するには、初回のみ手書き署名(サイン)を登録する必要があります。
この作業はカメラ機能を利用するのでスマホで行います。
まずはスマホにAdobe Readerアプリをインストールし、ログインします。
◆Adobe Readerアプリで手書き署名(サイン)を登録する方法
① Adobe Readerアプリで適当な書類を開いて右下の鉛筆マークをタップ
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②右下のペンのマークをタップ
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③ 署名登録画面になるので、白い紙にペンで書いた署名をカメラで撮影。
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※自動で補正されるので多少、影になっていたりしても大丈夫です。
④ ほどよくトリミングし、「完了」をタップ。
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⑤ 署名の登録完了。「完了」をタップして閉じます。
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これでAdobe Readerに署名の登録ができました。
ちなみにAdobe Readerには「署名」と「イニシャル」の2種類が登録可能で、使い方はどちらも同じです。
この署名の登録が必要なのは初回のみですので、2回目以降はPCだけあれば大丈夫です。書類を印刷する必要もなくスキャンも不要なのでとても手軽です。
どんな場面で使えるの?
Google で「電子署名」と検索すると、第三者機関によって認証するタイプの電子署名サービスがたくさん出てきます。これは「実印」が必要なくらいの重要な契約などでは必要なサービスだと思われます。
一方Adobe Readerを使った電子署名は第三者機関での認証を受けていないタイプの電子署名。ですから、実生活でいえば「認印」で大丈夫なくらいの場面で利用することが可能です。
もっと具体的に言えば、相手方から「サインしたものをPDFで送ってください」と言われた時はこの方法が使えると思ってよいと思います。
たとえば、我が家では前回のコンドミニアムの賃貸延長契約はこの方法で行いました。オーナーさんは海外在住なので郵送等の手間もなくて簡単でした。
もし「書類へのサインをもっと手軽にしたい…」とお悩みの方がいらしたら、ぜひお試しください。
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