バンコク生活

タイ・バンコク在住日本人がうっかり使いがちな用語について解説してみる

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最近ブログ運営に関する本を読んでいるのですが、その中に「なるべく専門用語を使わないようにしましょう。」とありました。

私もブログに書くときはなるべく日本に住んでいる方でも分かるように書いているつもりではあるけれど、この機会に見直してみることに。そこで改めて「バンコクに住む日本人ならではの専門用語って何だろう?」って考えだしたら、意外とたくさん思いついたのでまとめました。

ここに挙げた用語はバンコク在住者全員が使っているものではなく、一部主婦の間でしか使われていないものもあるので悪しからず。

 

地理に関する用語

スクンビット

f:id:saku_bangkok:20181130164250j:plainスクンビットソイ24の風景

バンコクの中でも日本人が特に多く住むスクンビット通り沿いの地域のこと。

実はスクンビット通り自体はとても長いのだけど、バンコク在住日本人がスクンビットと言う場合は、だいたいアソーク駅からエカマイ駅の間くらいの地域をいうことが多い。

ソイ

f:id:saku_bangkok:20181130164317j:plainソイの番号を示す看板

このブログ内でも頻繁に出てくる用語が「ソイ」。

タイでは道のことをソイといいます。もっというとスクンビット通りなどの大通りは「タノン」、そこから伸びる小路は「ソイ」です。そしてソイには番号がついています。バンコク内でタクシーなどに行き先を伝えるときはソイの番号を言うのが一般的です。

大きなソイに関しては名前で呼ぶことがあります。例えばスクンビットソイ55は「ソイトンロー」「トンロー通り」もしくは単に「トンロー」といわれます。スクンビットソイ63も同様に「ソイエカマイ」「エカマイ通り」「エカマイ」といわれます。

偶数側と奇数側

さきほど大通りから伸びる小路を「ソイ」といい、番号が付いているという話をしました。日本人が多く住むスクンビット通りも同様なのですが、スクンビット通りの北側に伸びるソイには奇数の番号が、南側に伸びるソイには偶数の番号がついています。

このことから、スクンビット通りの北側の地域のことを「奇数側」、南側の地域のことを「偶数側」と呼んでいます。

用例:偶数側に住んでいるとシーローがなかなか家まで行ってくれなくて困る。

パクソイ

ソイの入り口のことを「パクソイ」といいます。

用例:ソイ33のパクソイのビルに入っているスタバ

 

固有名詞

チャトチャ

f:id:saku_bangkok:20181130164352j:plainチャトゥチャックウィークエンドマーケット

チャトゥチャックウィークエンドマーケットのこと。略してチャトチャと呼ばれています。

用例:「それどこで買ったの?」「チャトチャだよ。」

ジムトン

f:id:saku_bangkok:20181130164414j:plainジムトンプソンのバッグ

タイの有名シルクブランド「ジムトンプソン」のこと。略してジムトン。

用例:ジムトンのセール

サミティベとバムルン

日本人がよく利用する総合病院「サミティベート病院」と「バムルンラード病院」の略称。もう一つ「バンコク病院」もあるけど略称はありません。

エンポリとエムクオ

f:id:saku_bangkok:20181130164435j:plainデパート「エムクォーティエ」

BTSプロンポン駅直結のデパート、「エンポリアム」と「エムクォーティエ」の略称。

用例:「それならエムクオのグルメマーケットに売ってたよ。」

フジ1(フジイチ)

f:id:saku_bangkok:20181130164505j:plainフジスーパー1号店

日本人御用達の「フジスーパー1号店」のこと。フジ2、フジ3、フジ4まであります。

DACO(ダコ)

バンコクで人気のフリーペーパーのこと。ほかにWise(ワイズ)、バンコクマダム、ニコラボ、バンコクガイドなどがあります。ちなみに、フジ1ことフジスーパー1号店に行けばたいていのフリーペーパーは手に入ります。

ロイヤルプロジェクト

f:id:saku_bangkok:20181130164526j:plain
ロイヤルプロジェクトブランド ドイカムのジュース

タイ王室が農村支援のために始めたプロジェクトのことで、食品、化粧品、衣類など幅広く展開されています。良質な商品が比較的低価格で販売されているため人気です。

ロイヤルプロジェクトブランドとして、「ドイカム」や「ドイトゥン」が有名で、その製品はバンコク内のスーパーマーケットやコンビニでも販売されています。

用例:ロイヤルプロジェクトのイチジク

フーパン

フードデリバリーサービスの「フードパンダ」の略称。バンコクは日本に比べてフードデリバリーサービスが充実しています。

用例:フーパンで〇〇を頼んだ。〇〇をフーパンした。

木タラ(モクタラ)

f:id:saku_bangkok:20181130164549j:plain木タラで売られている野菜

木曜日にシーナカリン大学で開催される市場(タラート)のこと。規模感がちょうどよく、また市場にしては清潔感があるため、バンコクに住んでいる日本人主婦の間で人気の市場。

当然ですが「木タラ」と呼んでいるのは日本人だけで、一般のタイ人には通用しません。シーローの運転手には通じるかも。

火曜日に同じ場所で開催される市場(タラート)は、火タラ(カタラ)と呼ばれています。

 

交通に関するもの

BTSとMRT

f:id:saku_bangkok:20181130164613j:plain

バンコク都内を走るスカイトレインのことをBTSといいます。地下鉄はMRT。最近違うBTSが話題になっていたが、私の頭の中ではずっと電車のBTSのことが浮かんでいました。

シーロー

f:id:saku_bangkok:20181130164631j:plainシーローの例(写真のシーローは特にボロい方)

軽トラの荷台を人が乗れるように改造した乗り物のこと。日本人が多く住んでいるBTSプロンポン駅、トンロー駅周辺でよく見かけます。シーローの運転手はこのあたりのことを熟知しており、建物やお店の名前を言うだけで行き先を理解してくれるから便利。

赤バス

f:id:saku_bangkok:20181130164713j:plainトンロー通りの赤バス

単に赤バスという場合エアコン無しの路線バスを指す場合もあるけれど、スクンビット在住の主婦の間で赤バスというと「トンロー通りの赤バス」を指すことが多い。

トンロー通りの赤バスというのはトンロー通りを往復して走る乗り合いバスのことで、バス停の有無にかかわらずどこでも乗り降りて便利です。運賃は8バーツ。

バイタク(モーサイ)

f:id:saku_bangkok:20181130164953j:plain

バイクの後ろに人を乗せて走るバイクタクシーのこと。モーターサイ、略してモーサイとも呼ばれます。バンコクのバイタクの運転手はオレンジ色のベストを着ているのが特徴です。

 

人に関するもの

駐在員

もともと日本で働いていたけど、転勤によって海外で働くことになったサラリーマンのこと。

駐在妻(駐妻)

夫の海外赴任に帯同し、海外で生活している妻のこと。駐在員の妻。略して駐妻とも呼ばれます。ほかはどうか知らないけれど、タイでは駐在妻より駐妻の方が広く使われている気がする。

現地採用(現採)

最初から海外で働くことを前提に、現地法人に直接採用された人のこと。略して現採とも呼ばれることがあります。

ファラン

タイ語で西洋人の総称。それに影響されてか、タイに住む日本人も西洋人のことを「ファラン」と呼ぶ人が多い気がする。

 

使いやすいタイ語

短くて覚えやすく、よく使うタイ語は日本語に混ぜて使っちゃうこともあります。特に「イ」で終わる単語は日本語の形容詞っぽくて多様しがち。

サバイ

タイ語で心地よいという意味。

アロイ

タイ語で美味しいという意味。

以上、タイ・バンコクに住んでいる日本人がうっかり誰でも知っていると思って使いがちな用語について解説してみました。こうやってリストアップしてみると、思ったよりタイならではの用語ってありますね。思いつきでサクッとブログ更新するつもりが、意外と時間がかかってしまったよ。

このブログ内でもけっこう使っちゃってる用語もありますね。でも最低でも「ソイ」は使わないと、バンコクのことを語れない気がする!

こうやってまとめたのを機会に、今後も専門用語を使わないように気を配りつつ、ブログを更新していきたいと思います。

ABOUT ME
サク / Saku
タイ・バンコク在住(2014年~)。 夫婦ふたり暮らし。 バンコク在住者と旅行者に役立つブログを目指しています。 プロフィール

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