五つ星ホテルザ・スコータイ バンコク内にあるLa Scala(ラ・スカラ)といえば、ミシュランガイドにも掲載されているバンコクでも指折りの有名イタリアンレストランです。
ディナータイムのセットメニューは5コースTHB 3,880++ (約17,810円)~という高級店ですが、ランチタイムであれば3コースのセットメニューがTHB 1,450++ (約6,660円)と、比較的手の届きやすい価格でいただけます。
以前はランチセットは平日のみでしたが、最近になって土曜日も提供可能に。これは嬉しい!
ランチセットは、見た目・味ともに素晴らしかった。特別な日のランチにおすすめです。
◆La Scala(ラ・スカラ)のランチセット
場所
ザ・スコータイ バンコクは、バンコクのサトーン通り沿いにあります。MRTルンピニ駅から徒歩9分ほどの場所に位置しています。
サトーン通りからホテルの敷地に入ると、右手に蓮の池を眺めながら並木道を歩いていきます。
こちらが、ザ・スコータイ バンコクのメインの建物です。バンコクを代表する五つ星ホテルの一つで、低層のクラシカルな雰囲気が魅力。
ホテルの中を歩くと、遺跡の街スコータイを彷彿とさせるような装飾を目にします。
今回訪問するイタリアンレストランLa Scala(ラ・スカラ)があるのは、メインの建物の左手にあるこちらの棟です。
建物の入り口から入るとすぐ、La Scalaの入り口になっています。
雰囲気
入り口にはレストラン名とともに受賞歴を示すのプレートが掲げられていました。
La Scala(ラ・スカラ)は2023年のミシュランガイドにミシュラン・プレート(星獲得まではいかなかったものの、ミシュランがいい評価を与えているお店)として掲載されています。
La Scala(ラ・スカラ)の歴代シェフの顔写真もありました。
現在のシェフは北イタリア出身、星付きレストランでのシェフ経験を持つEugenio Cannoni氏です。彼の個人Instagramにたくさん料理の写真がアップされているので、メニューの文字だけでどんな料理かイメージできない方は見てみるといいかも。
店内はシックで高級感あふれる内装です。
壁一面にたくさんのワインが並べられています。
オープンキッチン方式を採用しており、シェフが調理する様を見ることができました。下の写真奥では、ホームメイドのパンを準備しています。
四人掛けのテーブル席。
さらに、プールサイドの屋外席もあります。
ジャケット着用を想定しているからなのか、レストランの屋内席はキンキンに冷えていたので、冷房が苦手な方は予約時に屋外席を指定するのをおすすめします。
土曜日もOK!La Scala(ラ・スカラ)のランチセットメニュー
こちらがLa Scala(ラ・スカラ)のランチセットメニューTHB 1,450++ (約6,660円)です。
◆ランチセットメニューTHB 1,450++ (約6,660円)
- アミューズブーシュ
- 前菜
- メイン
- デザート
- プティフール
- コーヒーorお茶
ランチセットは3種類用意されていますが、メニューの入れ替えも可能です。
たとえば、上から2番目のセットを選んだけれど、前菜(オイスター)が苦手な場合は3番目の前菜(ハマチ)と交換することができます。
今回私たちは、私が1番目のセット、夫が3番目のセットを選びました。
ドリンク
ランチセットには食事中のドリンクは含まれていません。
高級店なのでお水も高級。750mlのミネラルウォーターがTHB 350++ (約1,610円)ほど。ワインはグラスがTHB 410++ (約1,880円)~。ボトルがTHB 1,550++ (約7,110円)~です。
パン
はじめに提供されたのは、3種類のパンとグリッシーニです。すべて自家製でほかほかの状態で提供されました。
どれも美味しかったけれど、特に焼きたてのブリオッシュは格別。バターはエクストラバージンオイルが練り込まれた特別なものです。
アミューズブーシュ(amuse bouche)
お次はすべてのセットに共通のアミューズブーシュ(amuse bouche)。一口サイズの前菜です。
下の写真のピーナッツに見えるのは、チキンレバーパテ。濃厚ながら臭みがなくて美味しい。
トマトのように見えるものは、中になめらかなツナのペーストが入っていました。これもイタリアンらしい味付けで美味。
そしてこちらはロブスターとマヨネーズのサンド。サクッと軽い食感でロブスターの旨味が引き立ちます。
前菜
私がいただいた前菜Piedmontese Cardoon, Fontina Fondue, trufe milk。
シェフの出身地であるピエモンテ州の代表的な野菜であるカルド(アーティチョーク)を使いったメニューです。
カルドのシャクシャクした食感が良く、さらにトリュフやチーズの香りがして本当に美味しかった。トリュフやチーズを使ったメニューは濃厚すぎることがたまにありますが、こちらはちょうど良かった。
今回いただいた中で私が一番好きなメニューです。
夫の前菜のHamachi, grapefruit, pink pepper。ハマチにグレープフルーツを合わせたメニュー。
ハマチの新鮮さが伝わります。
メイン
私のメインはPumpkin ravioli, lamb ragu, goat cheese。様々なカボチャの食感が楽しめるラビオリです。
パリパリのシート状、ラビオリの中のペースト、お花の形のちょっと酸味のあるもの…とかぼちゃの多彩な表情を楽しめるメニューでした。上に載せられたラムも良い感じ。ラビオリを食べた後、かすかにフォアグラっぽい後味を感じました。
夫のメインDuck breast, cabbages and Bagna Cauda。ダックのローストです。
ダックはしっかりした弾力で食べ応えがあります。上にのった野菜はパリパリ!ソースはテーブル上でかけてくれました。
デザート
デザートです。
私が頼んだのはRicotta cheese, raspberry, chili。ひんやり冷たいラズベリーとリコッタチーズのデザートで、口直しにぴったり。
夫のデザートはHazelnut, black cardamom, Cynar。こちらがシグネチャーデザートなんだそう。
簡単にいってしまえばティラミスのような味なのですが、コーヒー、ヘーゼルナッツ、クリームとそれぞれの素材の味が立っていてとても美味しかった。
お茶・コーヒー・プティフール
食後にお茶かコーヒーを勧められます。せっかくなのでスコータイバンコクを象徴するSAROのロータスティー(蓮の花茶)をいただくことにしました。
私はザスコータイティー、夫はレモングラスティーを選択。やさしい味のノンカフェインティーです。冷房のきいたレストランにいて冷えたから、温かいお茶がしみました。
さらには、プティフール(ひと口サイズの小さなお菓子)も。
チョコ味のシューと、ラズベリー味のムースでお腹も心もいっぱいです。
まとめ
以上、ザ・スコータイ バンコク内にある高級イタリアンレストランLa Scala(ラ・スカラ)のランチセットについてレビューしました。
街のイタリアンに比べたらもちろん高価ではあるけれど、それも納得の味と美しさの料理の数々でした。
またフレンドリーかつ行き届いたサービスが素晴らしく、高級レストランにちょっと緊張していた私も楽しめました。
量についてですが、どちらかといえば小食の私たち夫婦がちょうど良く感じるくらいだったので、もしかしたら少なく感じる方もいるかもしれません。
あと冷房がかなり効いているので、上着をお持ちになることをおすすめします。
ザ・スコータイ バンコクといえば日付限定で開催されるチョコレートブッフェが有名ですが、甘いのがそんなに得意でない方や、量よりも美味しいものを少しだけ食べたい方には、La Scala(ラ・スカラ)のランチセットをおすすめしたい。
平日だけでなく土曜日も提供されているのも嬉しいところ。特別な日のランチにおすすめです。
La Scala(ラ・スカラ)The Sukhothai Bangkok(ザ・スコータイ バンコク)内の店舗情報
営業時間 | ランチ : 12:00 PM – 3:00 PM (ラストオーダー 2:00 PM) ディナー : 6:00 PM – 11:00 PM (ラストオーダー 10:00 PM) 日曜・月曜定休日 |
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住所(英) | 13, 3 S Sathon Rd, Khwaeng Thung Maha Mek, Khet Sathon, Bangkok 10120 |
住所(タイ) | 13, 3 ถ. สาทรใต้ แขวงทุ่งมหาเมฆ เขตสาทร กรุงเทพมหานคร 10120 |
公式URL | Web Facebook Instagram |
アクセス | MRTルンピニ駅から徒歩9分 |
駐車場 | 有り |
地図 | Google Mapで開く |
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※文中の日本円表記は1バーツ≒3.9円で計算(2023年2月現在)