タイ旅行でタイバーツに両替するには、日本円を持ってきて両替屋で両替するのがレートが良くて一番おすすめの方法です。
でも、クレジットカードでのキャッシングがどうしても必要な場面も出てくることもあると思います。
そんな時のために、タイのATMでクレジットカードを使った海外キャッシングをする方法をシェアしたいと思います。私は緑色のカシコン銀行のATMを使って試してみました。
最低限の手数料でスムーズにキャッシングをするためのコツがいくつかあるので、参考にしてもらえたらと思います。
◆タイのATMでクレジットカードを使った海外キャッシングをする方法
- ATMと書いてる機械を選ぶ(銀行に備え付けのATMが安心)
- クレジットカードを入れてからATMを操作する
- Without currency conversionを選ぶ
- 手数料THB 220 (約860円)の表示が出るがクレジットカードのキャッシングなら加算されない
- すぐに繰り上げ返済すると手数料・利息を節約できる
タイのATMでクレジットカードを使った海外キャッシングをする方法
ATMと書いてる機械を選ぶ(銀行に備え付けのATMが安心)
タイのATMを使う際には銀行に備え付けのATMを使うのが安心です。銀行内であれば屋外に比べて人通りが少なく、ATMにトラブルがあった際もスタッフの方に助けを求めることができるからです。
銀行内にはATMっぽい機械がいくつか並んでいますが、まれに通帳記入のみ、振込のみの機能しかない特殊な機械もあります。しっかり「ATM」と書かれている機械を選んでください。
今回私は緑色のカシコン銀行のATMを利用しました。
クレジットカードを入れてからATMを操作する
ATMを選んだら、機械を操作する前にクレジットカードをいれます。
そうすると暗証番号(PIN)入力画面になるので、4桁の暗証番号(PIN)を入力してください。
カシコン銀行のATMの場合はChange Languageで日本語表示を選ぶことができます。
「引出」を選び金額を入力する
「引出」を選び、引き出したい金額を入力します。
「Without currency conversion」を選ぶ
こんな感じの画面になるので、「Without currency conversion」を選びます。「With currency conversion」の方を選ぶと、現地銀行が指定した悪いレートで両替されてしまうらしい…。
私はうっかり者なのでWith currency conversionの方を選んでしまったけど、その場合はそもそも引き出し自体ができませんでした。
「Without currency conversion」の方を選べば引き出しできます。
手数料THB 220 (約860円)の表示が出るがクレジットカードなら加算されない
画面上に手数料THB 220 (約860円)の表示が出たり明細に記載されたりしますが、これはデビットカードを使った場合の手数料です。クレジットカードの場合は加算されないので気にしなくてOKです。
お金とクレジットカードを忘れずにとろう
お金とクレジットカードを忘れずにとりましょう。タイのATMはお金が先に出てくるので、クレジットカードを取り忘れがちなので注意!
以上が、タイのATMでクレジットカードを使ってキャッシングをする手順になります。
実際の支払い金額はどうなる?
ANAカード(JCB)の場合
カシコン銀行のATMでANA JCBカードを使ってTHB 2,000 (約7,800円)をキャッシングしました。JCBカードから通知のあった支払い金額は以下のとおりです。
支払予定額 8,075円
- 現地通貨 THB 2,000
- 両替レート 3.9510円/ THB
- 手数料 155円
- 実質年率 18.00%
- 利用日3/2, 支払日4/10の場合
3/13に繰り上げ返済をした場合の支払額 7,948円
キャッシングする場合利息が年率18%かかるので、繰り上げ返済をすることにしました。
JCBカードの場合はMy JCBから繰り上げ返済を予約し、指定口座に振り込むことで利息を減らすことができます。
振込手数料はこちら負担になるので、利息と振込手数料の兼ね合いでどちらが良いかは決まってきます。私の場合は楽天銀行で他行振込手数料無料分が残っていたので繰り上げ返済することにしました。
3/2にキャッシングをし、通常どおり4/10の引き落としにした場合は8,075円の支払いになるところ、3/13に振り込むと7,948円の支払いですみました。
金額が大きくなると利息も大きくなると思うので、繰り上げ返済するのが良さそうです。
楽天カード(VISA)の場合
カシコン銀行のATMで楽天カード(VISA)を使ってTHB 2,000 (約7,800円)をキャッシングしました。楽天カードから通知のあった支払い金額は以下のとおりです。
支払予定額 8,033円
- 現地通貨 THB 2,000
- 両替レート 3.932円/ THB
- 手数料 170円
- ATM手数料 110円
- 実質年率 18.00%(おそらく?)
- 利用日3/14, 支払日4/27の場合
3/15に繰り上げ返済をした場合の支払額 7,976円
こちらも繰り上げ返済を行いました。楽天カードAIチャットサービスから申し込み、楽天銀行から振込を行いました。振込手数料はこちら負担です。私の場合は同じ楽天内ということもあり振込手数料無料でした。
繰り上げ返済することで167円節約できたので、ちょっと手間だけどやっておいた方が良いですね。借入額が大きいほど繰り上げ返済した方が良いと思います。
年に1回以上海外旅行に行くなら楽天プレミアムカードがおすすめです。
- 海外旅行自動付帯(一部利用が条件)
- 世界中の空港ラウンジが無料で利用できるプライオリティパス付帯
- 空港手荷物宅配
- 海外トラベルデスク(海外レストラン・スパなどの予約など)
などの特典満載で年会費11,000円。年会費が少し高額に感じるかもしれませんが年1回以上海外に行くならすぐに元がとれると思います。
ちなみに年会費永年無料の普通の楽天カードも海外旅行保険(※出国前に航空券購入等が条件)が付いています。価値観に応じてお好みで。
まとめ
以上タイのATMでクレジットカードを使って海外キャッシングをする方法についてまとめました。
あくまで「キャッシング」ということで抵抗があったのですが、繰り上げ返済すれば手数料・金利を抑えられますし、意外と便利という印象を持ちました。
繰り上げ返済に関しても電話ではなくネットで完結するところも良かった。日本に戻るのを待たずに繰り上げ返済できます。
ただ両替レートはやはりスーパーリッチなどのレートの良い両替屋で現金から替えた方が良かったです。(同じ日でスーパーリッチは3.8684円/THB のところ楽天カードは3.932円/THB。数字が小さい方がレートが良い)。
なのでクレジットカードでのキャッシングは、どうしても手持ちの現金が足りなくなった時にするのが良いと思います。
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※文中の日本円表記は1バーツ≒3.9円で計算(2023年3月現在)
こんにちは
来月バンコクに行きます。
WISEデビッドカード引き落としで200バーツの手数料がかかる事を知りがっくりしています。
空港での現金両替の後はクレカのキャッシング利用を考えていますが、記事内の楽天とANAのキャッシング比較は楽天の方にANAにはない手数料110円が計上されています。
これは楽天カードだけなんでしょうか?
それともVISAとJCBの差ですか?
キャッシングも回数増えると手数料も馬鹿にならなくなるので気になってお尋ねしました。
記事、とても参考になります。
ありがとうございます。
ごめんなさい、私も何の手数料なのか分からなかったんです。ただ実際にやってみたら加算されたというところで…。もしかしたらVISAとJCBの差なのかな、と思っております。JCBは手数料無料という情報をみかけたことがあるので。