2016年10月13日、タイのプミポン国王が崩御されました。ご冥福をお祈りするとともに、タイ国民の皆様に心からのお悔みを申し上げます。
私がタイに住まわせてもらっているのは約2年半と短い期間ですが、それでも実際にタイに住んでみて、タイ国民にとって国王陛下がどれだけ大きな存在であったかというのは肌で感じていました。国王様のお誕生日には多くの人々が国王様のシンボルカラーである黄色のシャツを着て、国中を挙げてお祝いしているのを見たときは、かなり驚いたものです。そんな国王様を亡くしたタイ国民の悲しみはいかほどか、外国人である私にははかり知れません。
私は日本へ一時帰国中のため現在のタイの状況を実際に目にしていないのですが、伝え聞くところによると目立った混乱は無いようで少しほっとしています。70年もの長きにわたって在位されたプミポン国王が崩御された後どうなるのか、予測できずにかなり不安に感じていたので…。これからもタイ国内の動向について情報をしっかり集めておく必要はあるかと思っています。こんな時はデマも多々流れるんですよね。情報の取捨選択は難しいですね。
それから、これは国王様崩御とは関係ないのですが、10月11日付で日本国大使館から爆発事案について注意喚起が行われています。以下、メール本文から引用します。
10月10日から10月11日にかけて、各種メディアは、タイ警察高官が10月下旬にバンコクおよび近郊で爆弾事案が発生する可能性があると述べた旨を報じています。
詳細は報道により異なっており、10月25日から30日の間、首都(バンコク)および隣接県での発生について言及するものと、10月20日から25日の間、サムットプラカーン県での発生について言及するものがあります。
在留邦人および旅行者の皆様におかれましては、テレビやラジオのニュース、インターネット等を通じて最新情報の入手に努められると同時に、安全確保に十分注意を払って下さい。(問い合わせ先)
○在タイ日本国大使館領事部
電話:(66-2)207-8500,696-3000
FAX :(66-2)207-8511
こちらについても、要注意ですね。
こういった状況ですので、この時期にタイ旅行を計画中の方は細心の注意を払う必要があるかと思われます。また、国王陛下御逝去に伴う喪服期間となっていますので以下のタイ国政府観光庁のページを読んだうえで旅行の準備をされてください。
さて、いろいろあってちょっと長めの放置をしていた当ブログですが、明日からはまた通常どおり(といっても私も気分次第ですが)ブログを更新していきたいと思います。