バンコクのお寺「ワットパクナム」は、チャオプラヤー川の向こう側のトンブリ地区にある、美しい天井画で有名なお寺です。
その美しさからInstagramなどのSNSを通じて話題になり、最近ではバンコク観光の定番スポットになっています。2021年には大きな大仏が完成し、さらに見どころが増えました。
この投稿では、ワットパクナムの行き方と見どころを紹介します。
場所・行き方
ワットパクナムの正式名称は、ワットパクナム・パーシージャルーンといいます。
地図はこちら。
ワットパクナムへの私のおすすめの行き方は
- 駅から徒歩
- タクシー(グラブ)
の2種類です。
MRTバーンパイ駅から徒歩
最寄り駅のMRTバーンパイ駅から徒歩11分ほどです。
MRTバーンパイ駅からワットパクナムまでsiam manaoさんが歩いてみられたとのことで、とても参考になります。
タクシー配車アプリ「グラブ」を使う
BTSシーロム線のタラートプルー駅もしくはBTSウッタカート駅からタクシーでもアクセス可能です。
個人的には流しのタクシーよりも配車アプリGrabを使うのがおすすめ。Grabならアプリ内で目的地を設定できるので、運転手さんとのコミュニケーションが不要でとても便利です。
タクシーに行き先を伝えるときには、ワットパクナム・パーシージャルーンと正式名称を伝えた方が通じやすいそう。
その他の方法(ソンテウ・船)
その他の方法としては、
- BTSタラートプルー駅からソンテウ
- BTSバンワー駅近くから船
で行くこともできるそうです。私は利用したことがありませんが、興味がある方はぜひ調べてみてください。
ワットパクナムの入り口はこんな感じ。この場所でタクシーを下ろされます。
入り口に行き方を書いた看板がありました。駐車場もあります。
ワットパクナム内の施設
入り口を中へ進むと、まずはコロナ対策のおためのスクリーニングポイントがあります。ここで検温と手のアルコール消毒を行います。
本堂
さらに先に進むと本堂があります。
まずは本堂でお参りしましょう。
お布施(20バーツ)と交換でお参りセットのろうそく、線香、お花をもらってお参りします。
2021年訪問時には、コロナ対策のためなのか線香セットはパッキングされており、火をつけずにそのままお供えする方式に変わっていました。
通常時であれば、線香に付いている金箔を仏像と象に貼り付けます。仏像はよくあるけれど、ゾウさんって珍しくないですか?
通常時のお参り方法
- 20バーツのお布施を右手にある箱に入れ、線香セットと花をもらう
- 線香セット内のろうそくと線香に火をつけて、所定の場所にろうそくを立てる
- 正座になり、お花と線香を持ったままお祈り
- 線香を立て、所定の場所にお花を供える
- 金箔を仏像などに張り付ける(自分の体で良くしたい場所があればそこへ)
亀の池
お参りをした場所から右手に進むと空芯菜をむしゃむしゃと食べている亀たちを発見。
でかっ!!
しかも数が多い。みんなで仲良く空芯菜をモリモリと食べておりました。
美しい壁画のあるお堂
亀のいる池の前には美しい壁画のあるお堂があります。閉まっていることも多いのですが、2021年訪問時はドアが開いていたので中に入ってみました。
この壁画はなかなか見ごたえがあります。
大仏
2021年には、長らく建設中であった大仏が完成しました。この大仏は本当に大きくて遠くからでも目立ちます。
この写真なら大きさが伝わるでしょうか?
この日は暑かったので、大仏の前でしばし休憩。吹き抜ける風が心地よい。
美しい天井画のある仏塔
さて、最後は美しい天井画のある仏塔にのぼります。
靴を脱いで階段を登っていきます。
ここでもしっかりマスクをしましょう。
初回訪問時は、少し日本語を話す警備員さんが日本語パンフレットをくれて案内してくれました。
パンフレットによると、この仏塔は前タイ国王陛下と王妃殿下の72歳誕生日のお祝いとして住職によって建設されたものなんだそうです。起工式が2004年で落成式が2012年だそうですから比較的新しいんですね。
まずは2階の式典が執り行われる部屋を見学。
3階はお寺に寄贈された品々が飾られている展示室です。
日本の成田にも別院がある日本にもゆかりのあるお寺だからか、日本から贈られた品もありました。
4階にはガラスケースに納められた金の仏像がありました(写真なし)。
そして、5階に登ると、そこには息を飲むほど美しい天井画が!
こんなアングルも試してみたりして。
この感動は言葉で表わせないので、ぜひ実際に見に行ってください。
ワットパクナムでの参拝のマナーについて
数年前までは知る人ぞ知るスポットだったワットパクナムですが、ガイドブックにも取り上げられて日本人の参拝客がたいへん多くなっています。
そんななか、ワットパクナムを訪れる一部の日本人観光客のマナーの悪さが話題になっています。
ワットパクナムは単なるインスタ映えスポットではなくお寺です。天井の美しい仏塔は瞑想の場所でもあります。以下のマナーを守って、参拝しましょう。
- 大きな声でしゃべらない、騒がない
- 不適切なポーズ(足を高く上げるなど)をとらない
- 足の裏を仏塔に向けない
- 肌を露出した服装をしない(ノースリーブ、短パン、ミニスカートNG)
先日訪れた際には仏塔の最上部に警備員さんが配置され、大きな声を出す人や足を高く上げて写真撮影を試みるグループに声をかけて制止していました。
神聖な場所だということを忘れずに、敬意をもって参拝したいですね。
帰り方
MRTが延伸して、徒歩でMRTバーンパイ駅まで戻ることができるようになったので、あまり帰りの足も気にしなくてよくなりました。
ただ、疲れてタクシーやトゥクトゥクに乗りたい場合もあまり心配しなくて大丈夫です。私はワットパクナムに5回ほど訪れていますが、いつもあまり待たずにすぐにタクシーやトゥクトゥクを拾うことができています。
また、お寺の入り口のところにいる警備員さんが、こんな日本語の案内版を持っています。すごく親切!声をかければ帰り方を教えてくれると思います。
このあたりは古い町並みが広がっていて雰囲気も良いので、ワットパクナムの買えり道でトゥクトゥク乗車体験しちゃうのも良いかと思います。
もちろん配車アプリGrabを使うのもおすすめです。
周辺のランチスポット
ワットパクナム参拝の後のランチは、タクシーでトンブリ地区のお気に入りのレストラン、The never ending summerに行くことが多いです。私のお気に入りのレストランです。
ワットパクナムの施設情報
営業時間 | 8:00〜18:00 |
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拝観料 | 無料 |
TEL | (+66) 2 467 0811 |
住所(英) | 300 ถนน Ratchamongkhon Prasat Alley, Pak Khlong Phasi Charoen, Phasi Charoen, Bangkok 10160 |
住所(タイ) | 300 ถนน ซอย รัชมงคลประสาธน์ แขวง ปากคลองภาษีเจริญ เขตภาษีเจริญ กรุงเทพมหานคร 10160 |
公式URL | |
アクセス | MRTバーンパイ駅から徒歩10分ほど、BTSタラートプルー駅もしくはウッタカート駅からタクシーで約10分 |
地図 | Google Mapで開く |