タイが舞台の映画レビュー。二本目はチェンマイの実在するゲストハウスが舞台の映画「プール」です。賛否両論ありそうな作品で、ユーザーレビューを見てみたら案の定酷評ばかりが並んでいましたが、私は好きでしたよ。
この映画は、離れて暮らす母が働くチェンマイのゲストハウスを日本で暮らす娘が訪ねてきて、そこで暮らす人々と過ごす六日間を描いた作品です。
ドキドキとかワクワクとかは無いんだけど、チェンマイのゆったりした空気感が画面から伝わってくる映画でした。一つ一つのシーンがゆっくりで、間が長くとってあって、「あ、これがチェンマイの空気感なんだな」って感じます。舞台になったのは hoshihana village というゲストハウス。私もこの場所に行って、暮らすように滞在してみたいって思いました。
そして、映画を見終わった後に感じたことは、おそらく2013年の私だったらこの作品を良いとは思わなかっただろうってこと。たくさんの「こうあるべき」で自分自身を知らず知らずに縛っていた20133年の私には分からなかったと思う。でも、結婚してタイで暮らし初めて、今までとは違った世界があることを知った今の私にはすとんと腑に落ちました。良いか悪いかは別にして、ここ数年で自分の価値観がずいぶんと変わったことを教えてくれる映画でした。
なんか自分語りになってしまいましたね。
タイが好きな方はぜひ見てみてください。きっと癒やされると思います。
私もこの映画好きです。雰囲気を楽しむ映画でもあるんですが、小林聡美の行動とかいろいろと考えさせられることがあるんですよね。
あと作中に出てくる揚げバナナが美味しそうで、すごく食べたくなりました^^
しまさん
そうなんですよ。小林聡美の行動が、多分3年前の私なら受け入れられなかっただろうな、と感じて。今なら選択肢の一つだと思えます。揚げバナナ、美味しそうでしたね!!揚げたてを食べたい♪