チャーン島はタイの東部、カンボジアに接するトラート県に浮かぶリゾートアイランドです。
今回バンコクからバスとフェリーを使ってチャーン島に行ってみたので、そのときのことについて記録しておきます。
この旅のタイムスケジュールはこちら。
バンコクからチャーン島への行き方
バンコクからは、以下の3通りの方法でアクセス可能です。
バス&フェリーを使ってアクセスする方法
今回利用した方法です。エカマイのバスターミナルからバスに乗り、トラートの港まで。そこからフェリーに乗り換えてチャーン島へ向かいます。もっとも経済的な方法です。
詳細については後ほどレポートします。
飛行機&フェリーでアクセスする方法
トラート空港まで飛行機で飛んで、そこから車&フェリーでチャーン島へ。早く楽にチャーン島へアクセスできる方法です。飛行機代金と送迎代がかかるので、お財布と相談が必要。
車のままカーフェリーに乗ってアクセスする方法
バンコクから車でチャーン島に行く方法です。チャーン島行きの船はカーフェリーなので、そのまま車で島へ渡ることができます。
車が無い方も、GET YOUR GUIDEというサイトから日本語でバンコクからの送迎車を予約することが可能。4人なら5,000バーツ。長時間車に乗ることにはなりますが、バスよりも楽ですし、大人数なら経済的です。
バンコクからバス&フェリーでアクセスした体験談
ここからは、バンコクからバス&フェリーでチャーン島にアクセスする場合について、私の体験談を記しておきます。
チャーン島に行くフェリーが出る港はセンターポイント港とアーオタマチャート港の2つがあります。
バンコクからのアクセスは、アーオタマチャート港行きのバスに乗ったり、トラートバスターミナルで降りてトゥクトゥクで港へ向かう方法など色々な方法が考えられますが、今回は私達が利用した、エカマイバスターミナル(Bangkok Bus Terminal (Eastern))発センターポイント港行きのバスについてのみ紹介します。
バスのチケットの購入
バスのチケットはエカマイにあるバスターミナル(Bangkok Bus Terminal (Eastern))で購入できます。購入する窓口は、バスターミナルの一番外側にあるこの窓口です。
以前サメット島に行った際、当日購入しようしたら満席で次の便に回されてしまった反省を活かして、事前に窓口で購入しておきました。
こんなチケットです。
バスチケットはネットで購入することもできるようです。
クレジットカード決済はVISAとMASTERが使えるほか、セブンイレブン、カシコン銀行での支払いが可能です。
私はこのサービスは使ったことが無いので、ちゃんと使えるのかどうかは謎ですが…。
料金は、片道239バーツ、往復452バーツ。
チャーン島行きの便は一日二便でバスターミナルを7:45に出発する便と、9:45に出発する便があります。
帰りは1日1便で、14時にセンターポイント港を出発になります。
予約する際に、空きがあれば一番先頭の座席を予約することをおすすめします。足元が広くて快適そうでした!
エカマイバスターミナル
地図はこちら。
エカマイバスターミナルから6時間のバスの旅
当日は出発の7:45に合わせてエカマイバスターミナルへ。
奥のバスがたくさん停まっているところから出発するかと思ったのですが、係員の方に聞いてみるとバスターミナルの正面で待つように言われました。
すると、ピンク色のバスが到着。
これに乗り込み、チケットに書いてある座席番号の席に座ります。
バスのシートは可もなく不可もなく。このシートなら6時間の長旅に耐えられそうです。
乗り込むとすぐに飲料水とお菓子、インスタントコーヒーのセットが配られました。
インスタントコーヒーをもらってもどうしようもない…と思いましたが、どうやらバス後方にお湯が入ったポットがセットされていたみたい。
バスは予定時刻から10分ほど遅れて出発しました。
途中にガソリンスタンドで休憩をはさみ、チャンタブリーのバスターミナルに停まった後、センターポイントピアに13時30分ごろ到着しました。
車掌さんが「コチャーン、コチャーン(チャーン島という意味)」と何度も連呼するのでここで降りるんだな、と分かります。
ボロっちいフェリーで40分かけてチャーン島へ
バスを降りたら係員に誘導されて、カウンターへ。
ここで往復のフェリーチケットを購入します。往復150バーツ/人です。
私はバスチケットにフェリーも含まれているのかと勘違いしていましたが、別だったみたいです。そんなに安いわけないよね^^;
というわけで、バスが往復452バーツ+フェリー往復150バーツ、合計602バーツ(約1,990円)でバンコクからチャーン島にアクセスできるんですね。
その後はチケット売り場の周辺でのんびり。スナックや飲み物が販売されていて、タイ料理の食堂もあります。
フェリー内ではアルコールは売っていないので、ビール片手に船旅を楽しみたい方はこちらで調達しておきましょう♪
14時ちょっと前にチケット売り場のお姉さんの先導で、フェリー乗り場に向かうトロッコに乗り込み出発です。
チャーン島行きのフェリーは一時間に一本出ています。
私たちは14時出港のフェリーに乗るようです。フェリーはけっこうボロくてびっくり。ちょっと不安になってしまいます。
センターポイントピア(トラート)
地図はこちら。
そして、このフェリーはカーフェリーになっています!車をお持ちの方はバンコクから車でチャーン島に行けるんですね。
今回びっくりしたのは、フェリーの中でバンコクナンバーのタクシーを見かけたこと。チャーターして来たのかな…後部座席に白人のおじさんが1人で乗っていました。
チャーン島までタクシーチャーターできるんだ、いくらするんだろう、ドライバーさんは夜はどこに泊まるんだろう…などなどとても気になりました。
客席はフェリーの2階にあります。
真ん中に救命胴衣が用意されていますが誰も身につけていません。救命胴衣を使う事態にならないことを祈るばかりです。
そして、お菓子などを販売しているちょっとした売店もあります。
チャーン島は港からもう見えているのですが、このフェリーが遅くって。チャーン島まで40分かけてゆっくりゆっくりと進んでいきました。
進むにつれて海の色がちょっとずつ変わってきて…チャーン島に到着です。
2020年にチャーン島へ行ったときの船の様子を動画にまとめました。このときはそんなにボロい船ではなくて、安心して乗っていられました。
ソンテウでホワイトサンドビーチのホテルまで
チャーン島の港にはびっくりするほど何もありません…。ちょっとしたお土産物やさんとどローカルのタイ料理食堂があるくらい。
センターポイントピア(チャーン島)
地図はこちら。
さっそくホテルに向かいます。船から降りたところには、たくさんのバンが停まっていました。これは各ホテルからのお迎えかな?
我々は特にお迎えを頼んでいなかったのでソンテウに乗りました。
と、ここで一つ失敗をしてしまいました。チャーン島には実は2つフェリーの港があるんです。ここでどちらの港に着いたのかを地図で確認&フェリーの時刻表の確認をしておきましょう!
私達はこれをすっかり忘れていたので、後ほど再度確認しに来ました。
上の時刻表は後で確認しに来たときに撮影したもの。
これを見て帰りは12:30のフェリーに乗ろうと計画していたのですが、実際は12:00ちょうどに出港してギリギリでした。
私達が間違っていたのか、フェリーが遅れていたのか…。どちらか分かりません。
さて、ソンテウです。
フェリーの中では意外にアジア系の観光客が多いと感じていたのですが、ソンテウに乗り込んだアジア系は私達だけであとは西洋系の方ばっかり。アジア系の方はみんなお迎え頼んでいたのかな…。
それに一緒にソンテウに乗った方々は島に着いてからホテルを探す人が多いみたいでした。旅のスタイルの違いですな。そんな余裕のある旅をいつかしてみたいものです。
ソンテウは宿泊するチャーンブリリゾートの前まで連れていってくれました。リゾート名ですぐに場所がわかったみたい。
別の乗客に1人100バーツとか言っていたので二人分200バーツを差し出したのですが、意外にお釣りがもらえて1人70バーツ、140バーツですみました。
でも、帰りにリゾートから港までソンテウに乗ったときには1人50バーツ合計100バーツだったので、うっかりボラれてしまったのかもしれません…^^;
ホテルについたのがちょうど15時ごろ。朝7:45にエカマイバスステーションを出てからホテルまで7時間もかかりました。うーん、遠いぞチャーン島!
島に飛行場が無いことが、チャーン島を隠れたリゾートに留まらせている気がします。しかし、行ってみると分かるのですが、チャーン島に飛行場を作れるような平地は無いですね。ものすごくアップダウンが激しい島でした。
以上、チャーン島への交通手段について紹介しました。次回は、チャーン島のホテルを紹介したいと思います♪
※日本円表記は1バーツ≒3.3円で計算(2017年1月現在)
***チャーン島旅行記***
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