私がタイ・バンコクにやってきたのは2014年4月16日でした。あれからもう3年も経ったのだなー。年度の始まりである4月は、やはり日本から新たにバンコクに引っ越してくる人が多い季節ですよね。
私もそうだけれど、日本での仕事を辞めて旦那さんに付いてタイにやってくる方も多いハズ。タイにやってきたはいいけれど、言葉はわからないし、暑いし、仕事で忙しかった日本での生活とのギャップに戸惑っている人もいらっしゃるのでは?
振り返ってみると私自身もそうでした。せっかくの機会なので、2014年4月のブログ記事を見ながら、その頃のことを振り返ってみたいと思います。基本的には失敗談集になります。
2020年10月追記:Yahoo!ブログ閉鎖にともない、当時のブログ記事がなくなってしまいました。そのためYahoo!ブログへのリンクは削除しました。
ブログを始めたきっかけ
その前に、私がブログを書き始めたきっかけからお話したいと思います。
私が夫との結婚を機に退職することを決めた時に、当時同じ職場で働いていた方から勧められたからです。
「タイでの様子が知りたいからブログやってよ。ほら、僕Facebookとかよくわからないし、ブログなら気軽に見れるからさ。」
そんな風に勧めてくださいました。
もともと日記とかは好きだったし、外国で暮らすなんて誰にでもできる経験じゃないから記録として残したら面白いかも!と思って日記感覚で始めたのが前のYahooブログ時代の「サクのバンコク生活日記」です。
ブログを開設したのは2014年1月。それから渡航までは、結婚や海外渡航に関する諸手続きのことや予防接種のことを書いています。
軽い気持ちで始めたブログでしたが、振り返ってみてやっててよかったと思います。暇で仕方が無い時期にやることがあって良かったし、ブログを通して色んなコメントやアドバイスをいただいて自分の知らない世界を垣間見ることができたり。そして今では自分のライフワークのようにもなっています。こんな風にこれまでの自分を振り返ることもできますしね。
ブログを勧めてくれた方には本当に感謝しています。ありがとうございます。
1日目・トムヤムクンスパゲッティが辛くて涙目に
日本で結婚式を挙げた後に大阪でVISAをとって、そこからマカオ経由でバンコク入りしたんだったかな。深夜に到着して、夫が1人暮らしをするアパートへ。
次の日も夫は仕事で出かけて行ったので、到着一日目を1人で過ごしました。お昼は近くにあったブラックキャニオンコーヒーへ。何を血迷ったのかトムヤムクンスパゲッティを注文して辛くて涙目になったことは今でも良く覚えています。
1週間目・暑さと慣れない土地でぐったり
タイに来て最初の一週間は、暑季の暑さと慣れない土地での生活でかなりぐったりしていて、昼寝ばかりしていた覚えがあります。
そんな中でも、二人暮らしをするコンドミニアムへの引っ越しをしたりしました。荷物は少なかったので引っ越し業者は使わずに、休日にアパートの送迎用トラックを借りて大物を運び、小物類はスーツケースでぼちぼちと運ぶんでいきました。
言葉が分からないのがよほどストレスだったのか、せめて英語で書いてほしいとワガママを言っているブログが残っていました。
4月下旬・初めて1人でタクシーに乗る
小物類を前のアパートから今の家に移すために、初めてタクシーに1人で乗車!うまくいったのがよほど嬉しかったのかブログに残しています。
5月・デモ&クーデター
私がタイへやってきたのは、ちょうど赤服と黄服に分かれてデモが行われている時期でした。危ないからアソークあたりにはあまり近づかないように、とか言われていたんだっけ。デモのことや軍事クーデターが起きた時の驚きなんかも記録に残しています。
この頃はタイ語学校の初心者クラスに通いはじめた時期で、お友達もできてタイでの暮らしが楽しくなってきたころです。
タイ語学校に行くことで、同じ時期にタイにやってきた友達がたくさんできました。タイのいろんなことに対して同じように驚き、同じように感動し、それを共有できる友達がいてくれたことは本当にありがたかった。
タイに新しくやってきて友達が欲しい方は、ぜひ早めにタイ語の初心者クラスのグループレッスンに通われることをおすすめします。
6月・初めての食中毒
記録を見返すと、この頃にはすでにバスに乗ってみたりしていたみたいです。自分でもちょっとアグレッシブすぎるんじゃないかと思います。案の定違う路線のバスに乗って失敗してるし。
そして、初めての食中毒。タイ語学校の食堂の水が原因だと思われます。夜中にえらいことになってトイレから動けなくなり、発熱。ちょうど夜間外出禁止令が出ていた時期だったのですが、そんな場合じゃないと夫がタクシーを呼んでくれてサミティベート病院の緊急外来へ。そのまま一泊入院するハメになったのでした。
夫の仕事が忙しい時期だったのにえらい迷惑をかけてしまいました。今でも申し訳ない気持ちでいっぱいです。
8月・タクシーの中に携帯を置き忘れる
タクシーの中に携帯を置き忘れる事件!もちろん戻ってきませんでした。夫が私のために用意してくれたiPhone5とは5ヶ月でお別れすることに…夫はかなり怒ってたな。気の緩みですねー。
そして盗難届を出しにプラカノン警察署に行くことになるのですが、それもトラブルの連続でした。この頃の自分は気が緩みすぎだと思います。慣れてきたら以前にも増して気を引き締めるべし!…と今思っても後の祭り。
バンコクにやってきてからの半年間はこんな風にして過ぎていったのでした。バンコクに来たばかりの方は私の失敗談を参考にしてもらって、くれぐれもタクシーの中に携帯を置き忘れるようなヘマはしないでいただきたいと思います。今でも悔しいです!