バンコクで手芸用品を買うなら、一番有名なのはヤワラート(中華街)からパフラットにかけてあるサンペンレーンという通りです。そして、もう一つ手芸用品の問屋が集まっているのが先日訪れたウォンウェンヤイ。私はそんなに手芸をやる方では無いので、あまり込み入ったことは分からないのですが、手芸好きの友達と何度か訪れた経験からこの2つを比較してみたいと思います。
ヤワラート(サンペンレーン)についての過去記事
ウォンウェンヤイについての過去記事
売っているもので比較
ざっくりと比較すると、「ウォンウェンヤイの品物のバリエーションは、バッグや靴、小物用品に偏っていて、サンペンレーンには何でもある。」って感じです。
特に布に関してはウォンウェンヤイにおいてあるのは、トートバッグやポーチに向きそうな厚手のコットンの布や、PVC加工した布がメイン。洋服に使えそうな薄手の布は少数派です。洋服用の布地が欲しいならサンペンレーンに行ったほうが良いと思います。
一方、バッグや小物を作る方ならウォンウェンヤイはたくさんパーツが売っているのでおすすめ。バッグの取手、チェーン、金具、がま口、などなど豊富。皮もあります。
バンコクで流行っているマクラメバッグの材料であるアクリルコードは、サンペンレーンにもウォンウェンヤイにも売っています。ただバンコクでポピュラーなスワンのものはサンペンレーンかアソークのお店でしか見かけたことがありません。ウォンウェンヤイにあるアクリルコードには特にメーカー名は記載されていません。
ウォンウェンヤイのアクリルコードは、糸自体に何色かミックスされた色合いのものや、色付きのラメが入ったものなど、スワンには無いタイプのものがあるのが特徴です。
アクセサリーを作るなら、やっぱりサンペンレーンの方が種類は豊富かな。でも、細めの革紐やフリンジ、大ぶりのペンダントヘッドなどはウォンウェンヤイにもあります。ビーズや天然石はあまり無いように感じました。
通りの雰囲気で比較
サンペンレーンは、大通りから一本奥に入った細い路地に問屋がひしめき合っています。細い路地な上に人も多いので、歩くだけで一苦労。一つ一つのお店の間口も狭いですよね。
一方ウォンウェンヤイは、車もとおる大きめの通りの両側に問屋が並んでいます。歩道もあって、サンペンレーンより歩きやすいです。人も少ないのでお店の人も選ぶのにじっくり付き合ってくれます。
お買い物のしやすさはウォンウェンヤイの方に軍配が上がります。
アクセスの良さで比較
サンペンレーンはMRTフアランポーン駅から徒歩15~20分ってところ。一方ウォンウェンヤイはBTSウォンウェンヤイ駅から徒歩10分ほどで問屋街の通りに着きます。駅からのアクセスの良さで言えば、ウォンウェンヤイの方が近いですね。
というわけで、サンペンレーンとウォンウェンヤイの手芸用品の問屋街について、売っているもの・雰囲気・アクセスの3つの観点から比較してみました。これからバンコクで手芸用品を買いに行く方の参考になれば嬉しいです(^^)