先日、BTSサパンタクシン駅から国鉄フアランポーン駅にかけて、ジャルンクルン通りの街歩きをしてきました。
約3キロに渡る街歩きは、けっこうハードで。中央郵便局ビルに入っているTCDCのカフェで休憩したものの、運河にかかる橋を越えるころにはヘトヘトに。
休憩場所にと目をつけていたカフェレストランが実は夜しかやってなくて、ちょっと戻って別のカフェに入るか、チラチラと目に入るタイ式マッサージ店に入るか思案しながら足を進めていたところ、
ふと出会ったのがこちらの中国式マッサージ。
私、痛い足裏マッサージ、嫌いじゃないんですよね。トンローの激痛足つぼにも行きましたし。
しかも、ここは中国式なのに、普通のタイマッサージと変わらない250バーツだって??トンローのは確か400バーツだったから、それと比べるとかなりお得じゃないか。ここで出会ったのも縁と思い、フットマッサージを受けてみることにしました。
ものっすごいローカル感あふれるお店です。
「フットマッサージ1時間」と告げると、ハーフパンツを渡されて、カーテンの奥で着替えるように言われました。
男性の施術師さんに、「僕がする?それとも女性のほうがいい?」って聞かれて女性でお願いしたんだけど、後から様子を見ていると声をかけてくれた男性が店主だったのかな。勘ですけどね。
まずは漢方っぽい茶色の足湯。写真撮ったけど、自分の脚がむくんで靴下の跡がくっきりついてて恥ずかしいので省略します。
そして、簡素な椅子に腰掛けておばちゃんによる施術開始です。
あぁ痛気持ちいい~と思っていたら、あるポイントでは悶絶する痛さに。これぞ中国式。
おばちゃんは私の様子を見ながら、痛がるポイントで
「肩と目だね。こっちは耳。目も耳も使いすぎ」
「最近眠れてないね」
「胃が弱いでしょ。ご飯をよく噛まずに流し込むのが良くないんだよ」
と次々に私の健康状態を指摘していきます。どれも心当たりありまくり。エスパーなんでしょうか?
おばちゃんスゴイ!!と思いつつ施術を受けていたら、
カサカサカサ…どこからともなく特大のゴキブリが登場しました。うぇぇ~。おばちゃん達もさすがに苦笑い。どうするのかなーと思ったら、
「パーイ(行け~)」
と一言ゴキブリに声をかけて終了でした(笑)さすが、ゆるい。まぁタイの人は殺生を嫌うと言いますしね。
それからゴキブリの動向を気にしつつ施術を受けていましたが、幸いにも私の方に向かってくることはありませんでした。良かった。
こんな風にゴキブリも登場する店ですが、腕は凄かった。常連さんっぽい人が来たりしてたし、多分人気のお店なんだろうな。
思わぬところで中国式マッサージ体験、面白かったです。マッサージの後はすっかり回復して、しっかり3キロ歩ききったのでした。またジャルンクルン通りを散策する機会があれば行ってみたいです。
地図はこちら。
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