バンコクにはじめて旅行に来たなら外せない三大寺院(ワットプラケオ、ワットポー、ワットアルン)観光。
そのうちワットアルンは暁の寺とも呼ばれ、三島由紀夫の小説の舞台にもなったお寺です。
ワットアルンへの行き方
ワットアルンは、チャオプラヤー川の向こう側、トンブリー地区にあります。
地図はこちら。
ワットアルンへの行き方については以下の3種類が考えられます。
ワットポーから船でアクセスする
MRTサナームチャイ駅で降りてワットポーを見学後、ターティアン船着場から渡し船に乗ってワット・アルンに行くことができます。
ワットポー前にあるターティアン船着き場に着いたら、ワットアルンに渡る渡し船に乗ります。
代金は、1人4バーツ(約13円)です。
ワットアルンはすぐ対岸に見えています。あっという間に到着しました。
- MRTサナームチャイ駅(地図)下車、ワットポー見学後ターティアン船着き場から渡し船を利用
- ターティアン船着き場からの渡し船の料金:4バーツ(約15円)
BTSサパンタクシン駅から船に乗る
BTSサパンタクシン駅最寄りのサトーン船着場から発着しているチャオプラヤー川を走るボートでもワットアルンにアクセスすることができます。
チャオプラヤエクスプレスボート(オレンジライン)
節約派におすすめなのはチャオプラヤーエクスプレスボートのオレンジラインです。直接ワット・アルンの船着き場まで行くことができます。
車を使わないので渋滞知らずのルートです。ただし船では水しぶきがかかったりするので、気になる方にはおすすめしません。
- BTSサパーンタクシン駅そばサトーンピア発(地図)
- オレンジの旗のボートに乗船
- 料金:16バーツ(約60円)
- 運行時間:6:00-19:00
チャオプラヤツーリストボート(hop on hop off)
水しぶきが気になる方は、ちょっと料金は高くなりますがチャオプラヤーツーリストボートを利用した方が混雑も避けられて快適です。
特に二階席はオープンエアなので最高の景色。船の旅を満喫できます。
チャオプラヤツーリストボート(hop-on-hop-off ボート)の1日乗船券を買う場合はKlookを通じて購入すると通常価格THB150(¥ 582)のところTHB125(¥ 485)で購入することができます。当日購入もOK。
- BTSサパーンタクシン駅そばサトーンピア発(地図)
- 料金:一回券30バーツ(約110円)
MRTイサラパープ駅からアクセスする
もしくはMRTサナームチャイ駅の次のMRTイサラパープ駅から徒歩でもアクセス可能です。ワットアルンだけ見学予定で、船が苦手な方におすすめの方法です。
ワットアルンの拝観料はTHB 100(約380円)
ワットアルンの拝観料はTHB 100(約380円)です。以前は本堂だけ見学する場合は拝観料は不要でしたが、今は船着場のすぐそばで一律で徴収するようになっていました。
お寺ですからミニスカートやショートパンツなどはNG。露出の多い服装をしている場合には布を借りて腰に巻きます。
ワットアルンのシンボル。白く輝く大仏塔へ
まずはワットアルンのシンボルである白く輝く大仏塔を拝みに行きましょう。
2017年の修復直後の大仏塔は「美白」な感じ。
2022年に再訪すると、5年の歳月を経て少しくすんだ色になっていました。ちょっと貫禄が出た感じ。
大仏塔を支えているヤック像たちもこのとおり。
ちなみに仏塔の急な階段を登って景色を眺めるのがワットアルンの醍醐味の一つですが、階段の上の方は閉鎖されて途中までしか登れないようになっています。途中まででも十分高いけど。
美しい壁画のある本堂も見逃せない
ここまでで暑さでへとへとですが、せっかくワットアルンに来たなら本堂も見逃せません。
まずは二体のヤック(鬼)像に守られた門のある広場へ。
この広場ではタイらしい衣装を借りて写真撮影をしてもらえるようです。1人200バーツとのことでした。
さて、ヤック像の守る門の中へと入ってみましょう。
門の中には回廊があり、たくさんの仏像が並んでいます。
その前に並んだ石像たちはどことなくユーモラス。
そして中心には、大きな本堂がありました。
とても立派な建物です!
靴を脱いで、中に入ってみます。
一面の壁画の中に、金色の仏像がありました。
壁画が緻密で美しい…。
お坊さんもいらっしゃいました。
ワットアルンからの帰り方。船着場の間違いに注意!
十分にワットアルンを満喫したので、帰ることにします。
来るときには気づきませんでしたが、よく見るとワットアルン前には船着場がたくさんあります。
大仏塔前のピア1は、サトーンピア方面に行く船が泊ります。
本堂前のピア2はプラアティット方面(ワットプラケオやカオサン方面)へ行く船の船着場。
そしてFERRY CROSSINGがターティアン船着場(ワットポー)に向かう渡し舟の船着場です。
次の目的地に応じた正しい船着場から船に乗りましょう!
ワットアルン見学後に寄りたいレストラン
ワットアルン周辺にはご飯どころは少ないので、ワットポーや王宮(ワットプラケオ)のある対岸に戻ってランチがおすすめです。
ターティアン近くのスパンニガーイーティングルームはワットアルンの姿を眺めながらランチが可能。
また、リーズナブルな方が良ければ海軍レストラン「Khun Kung Kitchen」もおすすめです。ワットアルンからこのレストランを目指すなら、ワットプラケオ方面(ターチャーン行き)の船に乗るのが良いでしょう。
ワット・アルンのスポット情報
拝観時間 | 8:00-18:00 |
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拝観料 | 外国人 THB 100(約380円) |
住所 | 34 Arunamarin Rd., Wat Arun, BangkokYai, Bangkok 10600 |
アクセス | ①サトーンピア(BTSサパーンタクシン駅そば)から船[船の種類によって16-30バーツ] ②ターティアン船着場(ワットポーそば)より渡し船(4バーツ:約15円) ③MRTイサラパープ駅から徒歩11分 |
地図 | Google mapで開く |
※文中の日本円表記は1バーツ≒3.8円で計算(2022年8月現在)