どうしても行きたかった展示会“Accidentally Professional”が3月31日までなので、駆け込みで行ってきました。SNSでひと目見てファンになった、バイタクの運転手兼フォトグラファーのPichai Kaewvichit さんの作品を間近で見ることができて感動!会場がドゥシット地区で遠いからどうしよっかなって思ってたんだけど、行って良かったー!
今週末お時間がある方に、ぜひぜひおすすめしたい展示会です。ギャラリーの1階にあるカフェもすごく素敵なのでおすすめです。
3人のアーティストの作品を展示する”Accidentally Professional”
この展示会では3人のアーティストの作品(写真・イラスト・カリグラフィー)が展示されています。
“Accidentally Professional”のタイトルのとおり、普段は別のお仕事をされているけれど、アーティストの顔を持つ3名が集まったっていう感じなんだと思う。
バイタクの運転手兼フォトグラファーのPichai Kaewvichit さん
この展示会で私が見たかったのは、普段はバイタクの運転手だというPichai Kaewvichit さんの作品です。
これはギャラリーの階段の壁に貼ってあった、ポストカード。絵のような写真のような独特の世界観。バンコクの街をこんな切り取り方ができるなんて知らなかった!
ギャラリー内の様子です。
平日の午前中に行ったら、独り占め状態でゆっくり見れました。観覧料は無料。
特に上の写真の真ん中の水色の写真が好き。
Pichai Kaewvichitさんの作品は、彼のインスタグラムでも見れます。見てみると「あっ、これあそこだ!こんな風に切り取るんだ」って分かるところもあって、面白いです。
明日30日(土)10時半からは、3人のアーティストが実際に会場に来てトークイベントが行われるそう。
ところで、展示会の会場になっている、”Silpa Bhirasri’s House”は、タイの近代美術の父と呼ばれているイタリア生まれの彫刻家シン・ピーラシーが住んでいた建物です。
メモリアルブリッジのラーマ1世像や、ウォンウェンヤイのタクシン王像、民主記念党などを手がけた人らしい。タイ最高峰の美術大学であるシラパコーン大学の創設者でもあります。
ちなみに、シン・ピーラシーさんの家の2階が部分が今回の展示会が行われているギャラリーなのですが、1階は”Craftsman x Baan Ajarn Farang”というカフェになっています。このカフェもすっごく良いので展示会の前後にぜひ。
ピザもケーキもコーヒーも美味しかったです。ご飯系もあるのでランチタイムに行ってもOKです。
カフェについてはまた改めてブログで紹介したいと思います。
この日のカフェのお客さんは、一眼レフを抱えて1人で来ている男性が数人だけだったのが印象的でした。やっぱ上で写真展やってたからかな…。
Silpa Bhirasri’s House の場所・行き方
最後にSilpa Bhirasri’s Houseへの場所と行き方を。
場所はドゥシット地区のラチャウティー通りです。地図はこちら。
BTSビクトリーモニュメントからタクシー、またはバスに乗ります。
私はバスで行ったのですが、乗り間違えるのが嫌だったのでラチャウティー通りの「Queen Sirikit National Institute of Child Health」っていう病院の前のバス停まで歩いて行ってから、エアコンバスに乗りました。バスの車掌さんにはラチャウティーソイ19に行きたいと伝えて、ちょうどSilpa Bhirasri’s Houseの近くのバス停で降りることができました。
バスはたくさんでているみたいですが、行きは539番、帰りは28番に乗ってみて、ちゃんとたどりつきましたよ。
電車の駅からちょっと遠いですけど、興味がある方はぜひ行ってみてください。
- 会期:2019年3月31日(日)まで
- 時間:7:00-19:00
- 場所:Silpa Bhirasri’s House Google Mapで開く
- 入場料:無料