日本への一時帰国時にPeach(ピーチ)のバンコク⇔沖縄便をよく利用しています。
飛行時間が4時間半ほどと短く、トランジットの時間を使って沖縄で遊べるし、何より直前に予約しても運賃が安いんですよね。
そういうわけで、Peach(ピーチ)を何度か利用しているのですが、一つ欠点があるとすればバンコクへの到着が00:35と深夜になってしまうこと。
夫と二人なら普通のタクシーを利用するところですが、私一人だと深夜にタクシーに乗るのは不安です。バンコクのタクシーでの犯罪の話もよく聞きますからね。
そこで1人で深夜にスワンナプーム空港からバンコク市内に移動するときには、ハイヤーサービスの【AOTリムジン】を利用することにしています。
もちろん利用料金は普通のタクシーに比べると高額になりますが、安心安全が一番ですから。
今回はこのAOTリムジンについて紹介します。
スワンナプーム空港からバンコク市内への移動方法比較
AOTリムジンについて触れる前に、まずはスワンナプーム空港からバンコク市内へ移動方法にはどんな選択肢があるのかを確認してみましょう。主なものを抜粋すると次のとおりです。
エアポートレイルリンク
スワンナプーム空港とBTSパヤタイ駅を結ぶ電車。
女性1人でも安心して利用できて、また格安の交通機関です。BTSやMRT(地下鉄)にも接続しているので、ホテルが駅チカであれば便利。
料金は15~45バーツ(約50~150円)
ただし、始発が5:30、終電が24:00ごろなので深夜到着時には利用できません。
一般タクシー
24時間利用可能。料金の目安は250~300バーツ程度。これにプラスして空港利用料の50バーツと、高速道路を利用した場合は高速代金を支払います。高速代金は経路によるけど50~75バーツくらいな気がします(うろ覚え…)。ほかのサイトを見ても75バーツって書いている人が多いですね。
高速代金も加味すると、合計で400~450バーツ(1,360~1,530円)くらいを見ておけばよいと思います。
便利で比較的安価な交通手段ですが、外国人観光客に対するボッタクリは日常茶飯事。それだけならまだしも、性犯罪、強盗などの話も聞くので、特に深夜に女性1人では利用を避けたいところです。
GRAB(グラブ)
タクシー配車アプリです。選択すれば通常のタクシー(グラブタクシー)だけでなく民間人の車(グラブカー)も呼ぶことができます。
アプリ上で金額が決まるのでボッタクリの心配がない点、アプリ上で行き先を指定できるので、運転手に行き先を伝えなくても大丈夫な点がとても便利です。
またアプリ上に乗車記録が残るので、車内での犯罪も比較的起きにくいと思います。
そういう意味でGRAB(グラブ)に乗ってもいいような気もするのですが、なんとなくまだスワンナプーム空港では利用はしたことがありません。
料金はグラブタクシーとグラブカーどちらを選ぶかによって異なるのですが、グラブカーの場合は350~400バーツほど。高速道路を利用した場合は、これに追加で高速代金を支払います。
そういえば、空港利用料の50バーツはどうなるのかな…?以前ドンムアン空港で利用した際には徴収されなかった気がするからいらないのかも。
グラブについて詳しくはこちらの記事をどうぞ。
電気自動車タクシー(EVタクシーVIP)
タクシー以上リムジン未満の金額で利用できる、電気自動車タクシー(EVタクシーVIP)が新登場していて、深夜便で到着した場合の選択肢の一つとなっています。
私は先日利用してみたのですが、運転手さんの質が良くなくて、あまりおすすめできないなと思いました。
具体的にいうと、
- Google Mapによる道案内を上手く利用できておらず、結局私がナビする羽目に
- クレジットカード決済可能なはずだけれど、決済機器の利用に慣れていない
- 降りるときにチップ、チップと言ってくる
という点が残念でした。
また、
- メーター制なので乗る時に料金が確定していない
のも、私にとってはマイナスポイント。
たまたまハズレの運転手さんにあたってしまったのでしょうが、これなら普通のタクシーと変わらない気がしました。
AOTリムジン
今回紹介するAOTリムジンです。24時間利用可能。
料金はスクンビットエリアまで1,050バーツ~(3,570円~)と他の交通機関に比べてかなり割高になりますが、安心安全の面では一番だと思います。そのため、1人で深夜着の場合はAOTリムジンを利用することにしています。
KKdayの送迎サービス
最近、旅行アプリKKdayでスワンナプーム国際空港送迎サービスがあることを知りました。事前予約が必要ですが、日本語で予約できるから楽ちん。そして、3人まで乗車可能のセダンタイプで 2,708円とAOTリムジンより格安です。
さらに、US$10以上で$2オフの初回クーポンもあります。
次回一人で深夜着のことがあれば、こちらを使ってみようと思っています。
AOTリムジンの利用方法
ここからは、AOTリムジンの利用方法について簡単に説明したいと思います。
AOTリムジンの申し込み場所
AOTリムジンを利用するには、特に事前予約は必要ありません。
空港に着いたらそのまま申し込みカウンターで、申し込みます。カウンターは複数箇所にあります。
最初に目にするのは、バゲージクレームの壁際です。
カウンターはありましたが、今回は誰もいなかったのでここはスルーしました。
次に目にするのは、税関を出て到着ロビーに出てきたところです。
今回はこちらで受付してもらいました。
カウンターの場所については、KIXのページが詳しく書いてあったので、こちらもご参照ください。KIX-ITMカード会員は10%引きになるそうです。
AOTリムジンの料金
カウンターで行き先を告げて、車種を選びます。
料金表はこちらのとおりです。
何も言わないとカムリをすすめられるので、「一番安いのを」と言って料金表を見せてもらいましょう。
行き先がわかりやすいように、ホテルの名前と住所を控えておくとスムーズですね。ホテルのホームページにタクシーに見せるための簡単な地図を用意しているところも多いので、それをダウンロードしておくと安心です。
今回は一番安いスクンビットまで1,050バーツ(約3,570円)のISUZUのSUVにしました。支払いは現金またはクレジットカードが選べます。
支払うと紙をくれるので、受け取ります。
AOTリムジンに乗車
支払いが終わったら案内の人に連れられて乗車場所へ向いました。他の方のレビューを読むと、このとき荷物を運んでもらうとチップを要求されるそうです。でも私は荷物を運んでもらったこともないし、チップを要求されたこともありません。なんでだろ。
案内の人はいるときもあればいないときもあります。いないときは、「○番出口に行って」と言われるので、その指示に従ってください。
待機場所にもAOTのカウンターがあって係員さんがいます。係員さんに受け取った紙を見せて手続きをします。
その場で少し待つと、車がやってくるので、荷物を載せてもらって乗車しましょう。
あとは乗っていれば、30分ほどでホテル(私の場合はコンドミニアム)に着きます。高速代金も料金に含まれているので、料金所のたびにゴソゴソとお金を出すことが無いから快適です。
まとめ:スワンナプーム空港のAOTリムジンなら女性1人の深夜移動も安心
以上、スワンナプーム空港のAOTリムジンを紹介しました。
一般のタクシーに比べると二倍以上のお値段にはなりますが、深夜1人移動の安心料と思って支払っています。
特に事前予約もいらないし、乗ってしまえば安心して乗っていられるので、女子旅にはおすすめです!
深夜のスワンナプーム国際空港の様子については、こちらもご覧ください。両替所、SIM販売、飲食店なども開いていました。
その他のスワンナプーム国際空港情報については、こちらも御覧ください。