バンコクのガイドブックには必ず掲載されている超有名タイ料理レストラン「ベンジャロン(Benjarong)」に行ってきました。
ベンジャロンはデュシタニバンコクホテル内にあったレストランですが、現在はホテルの再開発に伴い、古い邸宅を改装した「バーンデュシタニ」に場所を移して営業しています。
ベンジャロンで提供されているのはタイの宮廷料理。どれも上品なお味で、辛さも控えめで、日本人の口にも合う味付けだと感じました。
特にシグネチャーだという、72時間煮込んだ大きな牛肉を使ったグリーンカレーが絶品!ぜひ試してみてもらいたい一品です。
現在はランチセットは提供しておらずアラカルトのみ。一皿の量が多目なので、4人くらいのグループで行くほうが楽しめそうです。
バーンデュシタニ(Baan Dusit Thani)とは
バンコクを代表するホテルの1つデュシタニバンコクは現在は再開発のために一時閉館中。
2023年に予定されている再オープンまでの間、デュシタニバンコクホテル内にあったレストランたちは場所を移して営業しています。それがBTSサラデーン駅近くのバーンデュシタニ(Baan Dusit Thani)です。
バーンデュシタニでは、以下の3つのレストランが営業中です。
- タイ料理レストラン「Benjarong」
- ベトナム料理レストラン「Thien Duong」
- カフェ&バー「Dusit Gourmet & Garden Bar」
今回はこのうちのベンジャロン(Benjarong)におじゃましました。
場所
ベンジャロン(Benjarong)が入っているバーンデュシタニ(Baan Dusit Thani)は、BTSサラデーン駅またはMRTシーロム駅から徒歩5分ほどの場所にあります。
地図はこちら。
私はBTSサラデーン駅から歩いて行きました。
4番出口の階段を降りて、Uターン。
右折してサラデーン通りに入ります。
しばらく歩くと右手にバーンデュシタニの入り口が見えてきます。
雰囲気
バーンデュシタニの敷地内に一歩足を踏み入れると、そこには別世界が広がっていました。
広いお庭のなかに大きな邸宅が建っています。見た目のとおり歴史は古く、第二次世界大戦以前に建てられたものなんだそう。
敷地の右手奥には古い倉庫を改装したベトナム料理レストラン「Thien Duong」。
左手には、昼間はベーカリー&カフェ、夜はバーになる「Dusit Gourmet & Garden Bar」。
プールバーもあります。
そして中央のメインの邸宅が、タイ料理レストラン「ベンジャロン(Benjarong)」です。
扉を開けてもらうと、まずは美しくデコレーションされたお花がお出迎え。
ほんのりコロニアルな雰囲気のある、レトロなお部屋です。
テーブルコーディネートも本当に素敵。
それぞれのエリアによってデコレーションが少しずつ違っています。窓からはほどよく日がさして、雰囲気抜群です。
BTSサラデーン駅からわずか徒歩5分の場所に、こんな素敵な邸宅があったなんて驚きました。
メニュー
それではベンジャロンのメニューを紹介していきます。訪問時はアラカルトのみの提供でした。また観光客が来れるようになったら、ランチセットを再開しようと考えているそうです。
ご覧のとおりメニューは英語・タイ語併記となっています。ここのメニュー表示はVAT(税金)とサービスチャージ込の価格なんですね。この分かりやすい価格表示はとてもありがたいです。
ドリンクは、スタッフさんのおすすめをオーダー。
左がバタフライピーとはちみつのドリンク、右がタイティー。どちらも甘すぎず美味しい。
続いてコンプリメンタリーのスイカをいただきました。ほんのり塩気のきいたすいかが食欲をそそります。
前菜は、マグロとレモングラスのサラダに、カリカリのワンタンをあわせたもの。上にのっている緑のつぶつぶにはソースが入っています。
レモングラスの香りが良くて、とても美味しかったです。唐辛子がたくさん入っていたけれど、そんなに辛さは感じませんでした。
お次は川エビのグリル・タマリンドソース。
えび味噌たっぷりで濃厚な旨味を堪能しました。タマリンドソースはエビの素材の味を邪魔しない絶妙な濃厚さで美味しかったです。下に敷き詰められた緑色のものはお米なので食べられます。
そして、ベンジャロンのシグネチャーディッシュであるグリーンカレー。
72時間煮込んだオーストラリア産ショートリブは、スプーンで軽く切れるくらいのほろほろ加減で絶品!グリーンカレーソースは辛さ控えめなので、辛いのが苦手な方にもおすすめできます。
お肉の存在感があるので、グリーンカレーを食べているというよりは、牛肉煮込みにグリーンカレーソースをかけて食べている気分。とても大きなお肉で4人位で分けて丁度良い感じがしました。
あわせるご飯は、ジャスミンライス、GABAライス、ライスベリーの3種。ご飯の盛り付けも最高に美しい。
食後のデザートは、3月15日から提供予定の新メニュー。ブアローイベンジャロンです。
ブアローイは、ココナッツミルクの甘いスープに白玉団子を浮かべた温かいデザート。私も大好きなタイデザートです。
ベンジャロンはサンスクリット語で「五彩」という意味があり、このブアローイにも5色のお団子が入っていました。
こちらもほどよい甘みと塩気でとても美味しかった。
お料理全体を通して上品で濃いすぎない味付けで、すごく好みに合いました。
まとめ
以上、バーンデュシタニ内タイ料理レストラン「ベンジャロン(Benjarong)」についてレビューしました。
辛すぎたり濃すぎたりせず、日本人の舌に合う味だと思います。レストランの雰囲気も素敵なので、特別な日や、大切なお客様のおもてなしにも最適です。
今回伺ったのは平日昼間でしたが、それでもたくさんのお客さんでにぎわっていたのが印象的でした。ぜひ予約をしておでかけください。
バーンデュシタニ内ベンジャロン(Benjarong)の店舗情報
営業時間 | 11:30-14:40 18:00-22:00 |
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TEL | + 66 (0) 2200 9009 |
info@baandusitthani.com | |
住所(英) | 116 Saladaeng Rd, Khwaeng Silom, Khet Bang Rak, Bangkok 10500 |
住所(タイ) | 116 ถนน ศาลาแดง แขวง สีลม เขตบางรัก กรุงเทพมหานคร 10500 |
公式URL | Web Facebook Instagram |
アクセス | BTSサラデーン駅から徒歩5分 MRTシーロム駅から徒歩5分 |
地図 | Google Mapで開く |
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※文中の日本円表記は1バーツ≒3.5円で計算(2021年3月現在)