ブログを書いていると、写真を撮影する機会がたくさんあります。
- ブログで紹介したい物を撮影する
- ブログで紹介したい観光地(お寺)を撮影する
- ブログで紹介したいレストランの店内やご飯を撮影する
- 旅先の美しい風景を撮影する
こんなことを繰り返していると、どうせブログで紹介するなら、その物や場所の良さが、きちんと読者に伝わるような写真を掲載したいと思うようになりました。
すると当然、良いカメラが欲しくなるんですよね。
今はスマホでも高性能カメラを積んだものがたくさんありますが、やっぱり画質の良いカメラで撮った写真は、ボケ感とか、光の感じとかが違うなって思います。
「画質の良いカメラ」という基準で選ぶと、おのずと選択肢は以下の三種類になってきます。
- 高級コンデジ
- 一眼レフ
- ミラーレス一眼
でも、この3つのカテゴリだけでも、たくさんの機種があり、値段もピンキリ。どの機種にするか悩みました。
きっとこれからカメラの購入を考えているブロガーの方もめちゃくちゃ迷うと思います。
私が悩みに悩んで選んだのは、ミラーレス一眼のSONY α6300。これがめちゃくちゃ使い勝手がよくって、すごく気に入っています。
この記事では、
- 私がブログ用カメラとしてSONY α6300を選んだ理由
- SONY α6300を気に入っている理由
について、シェアしたいと思います。
ブログを書いている方のカメラ選びの際のヒントになれば、嬉しいです。
ただ残念ながらα6300は現在は生産完了しています。現在手に入るのは中古品がメインになるのではないかと思います。
私がこれから次のブログ用カメラを選ぶならα6300の後継機のα6400にするかな。動物の瞳に自動でピントを合わせる機能が付いているなど、機能面でも充実。
さらにInstagramに適した1:1のアスペクト比での撮影も可能に。
3:2で表示されたが目を見ながら、Instagramへの投稿したときの見え方(1:1)を考えながらを撮るのって難しかったから、最初からInstagramへ投稿するのと同じ正方形の写真を撮れるのは嬉しい。
これからソニー製カメラを通販で購入するなら、公式サイトのソニーストアで。
ブログ用のカメラの購入を検討している人に、参考にしてもらえたら嬉しい!
ブログを書いている私が、カメラを買い替えたいと思った理由
私自身のカメラ遍歴を紹介すると、こんな感じです。
①高級コンデジ:RICOH GR Digital Ⅳ(中古)
&
②一眼レフ:Nikon D3200(中古)
↓
③ミラーレス一眼:SONY α6300(新品)
これまで私は、高級コンデジRICOH GR Digital Ⅳと一眼レフNikon D3200を併用していました。
一眼レフNikon D3200は、ボケ感など、やはり一眼にしか撮れない写真が撮れるので気に入っていましたが、以下の不満がありました。
- とにかく重くかさばるので、旅行に持っていくのがしんどい
- 標準レンズが18mm~で建物を撮るときに広角側が足りない
- WiFiでスマホ転送できない
高級コンデジRICOH GR Digital Ⅳは、小さくて軽いので、日常使いと旅用に使っていました。
ちょっとフィルムっぽい感じの独特の色味が気に入っていましたが、以下の不満がありました。
- 暗い場所に弱い
- ボケ感は一眼レフに劣る
- WiFiでスマホ転送できない
そのため、これらを一気に解消してくれる新しいカメラSONY α6300を買うことにしたんです。
ブログ用カメラにミラーレス一眼SONYα6300を選んだ9つの理由
そういうわけで、ミラーレス一眼SONYα6300を買いました。
これ一台で先ほど挙げた不満点が全部解消されて、すごく気に入って使っています。
もちろん、良いカメラはほかにもたくさんあって、買う前はすごく悩みました。結局、なぜSONYα6300を選んだのか。
その理由は9つあります。
①予算7万円で買える
カメラを買う上で、予算設定は大事です。
もちろん高額になればなるほど高性能のカメラになるわけで、そりゃ私だってそんなカメラが欲しい。
でもさすがに夫に十数万円のカメラが欲しいとは言えなくて。自分自身の価値観に照らしても、ブログやインスタグラムにアップする写真ために十数万円は高すぎると感じました。
でも、どうせ買うならちゃんとしたカメラがいい。
色々選択肢を比較してみて、これくらいあれば希望以上の性能を満たしたカメラが買えそうだな、と思ったラインが7万円でした。
予算は7万円!
②APS-Cセンサーのミラーレス一眼である
カメラの画質・性能は基本的にはセンサーサイズの大きさで決まります。
画質的には、センサーサイズは大きければ大きい方がいい。
でも、予算的にフルサイズは無理なので、APS-Cセンサーのカメラから選ぶことにしました。
APS-Cセンサーのカメラと一口に言っても、
- 一眼レフ
- ミラーレス一眼
- (一部の)高級コンデジ
の選択肢がありますが、単焦点レンズ・マクロレンズ・超広角レンズなどの交換レンズを使いたい気持ちがあったので、レンズ交換ができない高級コンデジは選択肢から外れました。
そうなると、残りの選択肢はAPS-Cセンサーの一眼レフかミラーレス一眼かになるわけですが、持ち運びの観点から、一眼レフよりもカメラ自体の大きさが小さいミラーレス一眼を主体に選ぶことにしました。
また、ミラーレス一眼は、ファインダーをのぞきながら露出補正(明るさ)やWB(色味)を調整できる点が魅力に感じました。一眼レフだと、シャッターを切った後に液晶画面を見て一々確認しないといけなかったんですよね。
これらの理由から、APS-Cセンサーのミラーレス一眼のカテゴリの中から選ぶことに決めました。
③小さくて軽い
先程も触れましたが、小さく軽くて、日常的に持ち歩けるカメラであることがカメラ選びの第一の条件です。
でも「小さくて軽い」カメラは、他の機能を犠牲にしている場合も多々有り…。機能のバランスを考えた上で、私が日常的に持ち歩ける大きさのカメラが、SONY α6300でした。
重さを比較するとこんな感じです。
Nikon D3200 | 本体約505 g+標準レンズ約265g=約770g |
---|---|
RICOH GR Digital Ⅳ | 約219g(本体・レンズ込み) |
SONY α6300 | 本体約404g+パワーズームレンズ約116g=約520g |
SONY α6300は、もちろん高級コンデジのGRの軽さにはかなわないけれど、一眼レフのNikon D3200に比べたらずいぶん軽いことがわかります。
また、数字で表せる重さ以上に、バッグの中でかさばらないのも大きいですね。電源OFF時はレンズが小さく収納されて、凹凸が少なくなります。
私にとっては、かなり携帯性の良いカメラでした。
ただし、カメラの大きさ・重さの許容範囲は、人によってマチマチです。実機を触ってみて、もっと小さい方が良いって方は、マイクロフォーサーズのミラーレス一眼や、高級コンデジも検討したほうが良いと思います。
でも高級コンデジも、良いやつはミラーレス一眼以上にいいお値段したりするんだよなぁ…。
一眼レフを使ってた私にとっては、SONYα6300は十分小さく軽い!
④ファインダーがある
小さくて軽いミラーレス一眼カメラのなかには、ファインダーが省略されているものがあります。ファインダーじゃなくて、背面の液晶の画面を見ながら撮影するタイプです。
特に初心者向けの「入門機」と呼ばれている機種に多いですね。
もし基本的に日本で使うなら、あまり問題ないと思いますが、私がいるのはサンサンと日差し降り注ぐバンコク!強い日差しで液晶がよく見えないことも。
お寺など、晴天時の屋外での撮影を想定すると、ファインダーは必須条件でした。
日差しの強いタイで使うならファインダー必須!
⑤標準レンズが16mmと広角
カメラに最初から付いている標準レンズの画角も、私にとってのカメラ選びのポイントでした。
Nikon D3200の不満点の一つが、標準レンズが18mm~と広角側が足りなかったことでした。
- お寺の全体像を撮る時
- カフェなどの室内写真を撮る時
など、もうちょっと広く撮れたらなぁと思うことがしばしば。ブログで紹介するなら、とりあえず全体像はおさえておきたいじゃないですか!
それを最も顕著に感じたのはパヤタイパレスに行ったとき。
部屋の中の写真、ほんとはもっと広く撮りたかった。
それで最初は、超広角レンズを買い足そうか検討したんです。でもNikon D3200に適応する超広角レンズはお値段が高くて…。それならいっそのこと、本体ごと買い替えちゃおうって思ったのが、今回新しくカメラを買ったきっかけでした。
SONY α6300の標準レンズは16mm~。これを使い始めてから、「もうちょっと…!」って思っていた不満が解消されて、スッキリしました。
たかが2mm、されど2mm。
ちなみに、SONY α6300には、付属するレンズによって2種類のキットがあります。
- 本体に標準レンズのみがついたパワーズームレンズキット
- 本体に高倍率ズームがついた高倍率ズームレンズキット
私はさきほどの理由から、望遠より広角側が広いレンズを優先したかったので、パワーズームレンズキットを購入しました。
子供など人を撮る機会が多いなら、望遠がきく高倍率ズームレンズキットの方がいいかも。
ブログ用なら広く撮れた方が便利!
⑥液晶が動く(チルト液晶)
先程の画角の話に通じるところもあるのですが、液晶が動いてくれると便利です。
例えば私は、こんなアングルで撮影することがあります。
- お寺などをローアングルで迫力ある感じで撮る
- ご飯を真上からの構図(真俯瞰)で撮る
SONY α6300は、液晶が上下に動くチルト液晶を採用しているので、この場合でも無理な姿勢にならずに撮影できます。
ただしSONY α6300のチルト液晶は、縦向きでの撮影や、自撮りには対応できません。自撮りをする方はバリアングル式の液晶を選んだ方が良いかも。
じゃあなぜバリアングルを選ばないの?と思うかもしれないけど、上下の動きだけで十分なら、チルト液晶の方が簡単に動かしやすいんですよね。自撮りしない私は、チルト液晶の方が良いと思いました。
自撮りしないなら、チルト液晶が使いやすい
⑦オートフォーカスが速い・正確
オートフォーカス(AF)が速くて正確で、サクサク撮れます。とっても快適!
また、マニュアルフォーカス(MF)にすると、ファインダー内にフォーカス部分を拡大して表示されて、ピントがあっているかどうか正確に分かるのがよい!
Nikon D3200時代は、オートフォーカス(AF)でうまくいかないときにマニュアルフォーカス(MF)を使っていたけれど、後から確認するとどこにもピントがあっていない失敗写真が量産されていて地味にストレスでした。
今でもピント合わせるのは苦手だけれど、それでもかなりストレスが減りました。
AF性能が良いとストレスなく撮れる♪
⑧WiFiでスマホ転送できる
最近のカメラにはだいたいこの機能が付いています。
撮影した帰りの移動時なんかに、スマホに転送してサクッとSNSに上げられるのは、やはり便利。
スマホ転送機能はやっぱり便利
⑨バッテリーの持ちも十分
一眼レフからミラーレス一眼に替えて、一番心配していたのがバッテリーの持ちです。基本的に一眼レフよりもミラーレスの方が電気を使うので…。
でも心配したほどすぐにバッテリーがなくなることもなく、使用する前日にちゃんと充電すれば問題なく使えています。
予備のバッテリーを購入することも考えていましたが、今のところなくても大丈夫です。
バッテリー容量も私にとっては十分
以上の条件を満たしたSONY α6300。今のところ、大満足です。
その他のブログ用カメラの購入候補に上がった機種
以上の理由から、私はSONY α6300を選んだわけですが、その際に比較検討した機種もあわせて紹介しておきます。
SONY α6000
SONY α6300の兄弟機種です。
SONYのミラーレス一眼(APS-C)で、現行販売されているファインダー付きの機種は以下の4機種です。
α6000 | 2014年3月発売。軽い。 |
---|---|
α6300 | 2016年3月に発売。コスパ◎ |
α6500 | 2016年12月発売。ボディ内手部で補正有り。シリーズ内上位モデル。 |
α6400 | 2019年2月発売。最新機種。AF性能が良い。 |
当初は私の予算の関係から、α6000を購入しようかと考えていました。
しかし2019年2月に最新機種であるα6400が発売されたことから、α6300の価格がかなり値下がりして予算圏内に!どうせ買うなら少しでも新しい機種が良いだろうと思い、α6300を選んだ次第です。
カメラの発売年について
SONY α6300は2016年に発売されたカメラです。
2019年の時点で2016年に発売されたカメラを買うってどうなんだろう、最新機種の方がいいんじゃないか?という思いも正直ありました
良いか悪いかで言えば、2019年に発売されたSONY α6400の方が良いに決まっています!
性能を比較すると、α6300とα6400で大きく違うのは、瞳AFなどAF性能と、ISO感度かなと。
- 人物や動く被写体を撮る方
- 夜景を撮ることが多い方
にとっては大きな変化だと思います。
ただ、ご飯やお寺、風景、街撮りが主な私にとっては、α6300の安さを優先していいかなと思いました。
SONY α6300が7万円以内で買えるのに対して、SONY α6400は10万円超え。この差は大きい。
一方、これまで使っていたNikon D3200(発売年2012年5月)は、特にISO感度に不満がありました。安さを優先するあまり、あまり古いカメラを選ぶも考えものだなっていう印象です。
Canon EOS Kiss M
スペック的にも、予算的にも、α6300と似ている機種です。
ただ、Canonはミラーレス機に参入してまだ日が浅いということもあり、交換レンズの選択肢が少ないらしい。後々のことを考えると交換レンズの選択肢は多い方がよいだろうと思い、SONYを選びました。
あと、周りにSONY使いが多くて、自分の心がSONYに傾いていたってのも大きいかなぁ。そういう論理的に説明できない「気分」も、買い物では大事ですよね。
バリアングル液晶なので、自撮りする方にはこっちの方がよいかも!
FUJIFILM X-T100/X-T20
「FUJIFILMのカメラは色がいい」とよくいわれます。たしかに、FUJIFILMユーザーさんの写真を見てみると、「こんな写真を撮ってみたいなぁ」と憧れます。
ただ、私には予算がある。
7万円の予算内で買えそうな機種はX-T100だったので実機を触ってみましたが、なんだか動きが全体的にもっさりしているんですよね。サクサク動くSONYと比べてしまうと、それはもう顕著にもっさりしていて。
お店の方もFUJIFILMを買うなら、上位機種のX-T20がいいよって勧めてくださったけれど、ちょっと予算オーバーなんだな。
それでもFUJIFILMを使ってみたい気持ちも残しつつ、「日本のヤマダ電機でSONYと比較して決めよう!」とおもっていたのですが、一時帰国した地元のヤマダ電機にはFUJIFILMのカメラが置いていなかった…。そんなことってありますか!?
迷うこともできずに、SONY α6300を買うことになりました。
SONY α6300で実際にどんな写真が撮れるの?
さて、そんなこんなで購入したSONY α6300。
これを使って実際にどんな写真を撮影しているのか、作例を紹介しますね。
こんな写真が撮れます!(私の写真の腕が下手なのは見逃してほしい。)
買い足したレンズ
私が最初にα6300を購入した際には、パワーズームレンズキットを購入。最初に付属してきた標準レンズはSELP1650(E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS)でした。
これだけでも十分といえば十分なのですが、夜景を撮るときや、もっとボケ感が欲しいと思うこともあり。そこで買い足したのが明るい単焦点レンズです。
35㎜という画角は万能ですし小さくてコンパクトなのが良い。料理を撮るときや物撮りなど、主にこれを使っています。
次に買い足したのが、夜景や景色を撮る際に使っている広角レンズです。こっちもスカッとっした感じで写るので気に入っています。
標準レンズに比べるとかなり重くてコンパクト性は失われてしまうのですが、それでも頑張って持っていきたくなるレンズです。
現在はもうあまり標準レンズは使わず、この2本と使って撮影することが多いですね。
まとめ:ブロガーがカメラを買うならSONY α6300はおすすめ
以上、私がブログ用のカメラとして
- SONY α6300を買うまでに頭の中で考えたこと
- SONY α6300を実際に使ってみた使用感
をあわせて、まとめてみました。
結局、SONY α6300を買って大満足しています。
SONY α6300の好きなところは色々あるけれど、やっぱり軽くて小さいのが最強。ほぼ毎日連れて歩いています。
とても気に入っているカメラですが、2021年時点では生産終了しています。これから購入するのであれば、α6400もぜひ候補に入れてみてください。
これからソニー製カメラを通販で購入するなら、公式サイトのソニーストアで。
【おまけ】カメラを買うならタイと日本どっちが安い?
タイ在住の方へ。私が比較した所、SONY α6300を買うならタイより日本で買った方が安かったです。
ヤマダ電機の免税と非居住者向け割引を使ったらかなり安く買えました。ヤマダ電機の割引については、以下の記事を参照のこと。
カメラ買うならお手入れグッズも一緒に!