私がラオスのことが好きな理由。一つは食べ物が何でも美味しいところ、もう一つは素晴らしい織物があることです。ラオスの織物は北タイの織物に似ているけれど、それよりちょっと控えめな印象があって、それがまた良いのです。
それでビエンチャンではラオスシルクの工房にぜひ行ってみたいと思っていたのですが、ビエンチャンの街中にあるLao Textiles by Carol Cassidyで見学できること知り、行ってみました。
実際に見学してみて、あらためて手織りのラオスシルクの価値に気づくことができました。おすすめです。
Lao Textiles by Carol Cassidy の場所
Lao Textiles by Carol Cassidy があるのは、ビエンチャンの街中。街の中心にあるナンプー広場からも徒歩3分ほどと近いです。
地図はこちら。
実は、ラオスの織物を見にラオステキスタイルミュージアムに行く予定にしていたのですが、こちらは街中からちょっと距離があるんですよね。一方、Lao Textiles by Carol Cassidy はビエンチャンの中心部にあって気軽に足を運べるので、まずはコッチに行ってみることにしました。
Lao Textiles by Carol Cassidy の雰囲気
Lao Textiles by Carol Cassidy はコロニアル調の歴史ありそうな建物です。フランスの植民地時代からの建物なんだとか。
この施設はアメリカ人のCarol Cassidyさんによって1990年に設立されました。彼女が採用した40人のラオスの職人によって手織りされた、ラオスシルク100%の壁掛け、スカーフ、ショール、などが展示・販売されています。
館内に足を踏み入れると、ラオスシルクの織物が所狭しと飾ってありました。販売もされていて、どれも高価だけれど、ほれぼれするほど美しい。
私、ラオスの織物好きなんですよね。いつか、購入して家に飾りたい。
残念ながら館内は写真禁止でした。外なら写真を撮っていいよってことだったので、お庭の方を行ってみました。
ラオスシルクの織物を制作する様子を見学。気が遠くなりそうな細かい作業に感動!
お庭にはシルクの糸が干されていました。陽の光を浴びて上品な光沢を放っています。美しい。
お庭の奥は作業場になっていて、数十人の方が作業をされていました。写真を撮るときには声をかけてくださいという看板がありましたが、声をかけると皆さん快くOKしてくれました。
これはシルクの糸を紡いでいるところ。糸車をリズムよくカラカラと回していきます。
奥の方には機織り機が何台も並んでいて、それぞれ集中して仕事に取り組んでいらっしゃいました。
模様を確認しながら、様々な糸を織り込んでいく様子を見ていると気が遠くなりそう。すごく根気のいる作業です。
こうやって作られたラオスの織物だから、あれだけ美しく、そして高価なんだと納得しました。制作の様子を見てみると、その価値がよくわかります。
まとめ:ビエンチャン観光中にふらっと寄れる立地が魅力。ラオスシルク織物の制作見学
というわけで、ビエンチャン中心部にあるLao Textiles by Carol Cassidy で、ラオスシルクの織物の制作過程を見学させてもらいました。手織りであの複雑な模様を作り上げるのは、すごく根気のいる作業だということがわかりました。
ラオステキスタイルミュージアムよりもアクセスがよいので、ビエンチャンであまり滞在時間がとれないけれど、ラオスの織物について知りたい方はこちらを覗いてみるといいんじゃないかと思います。
Lao Textiles by Carol Cassidy の店舗情報
営業時間 | 月-金: 8:00-12:00, 14:00-17:00 土: 8:00-12:00 日曜定休 |
---|---|
TEL | (856) 21- 212 123 |
Carol Cassidy, CEO: ccassidy@laotextiles.com Dawit Seyoum, CFO: dseyoum@laotextiles.com |
|
公式URL | Web Facebook Instagram |
アクセス | ナンプー広場から徒歩3分 |
地図 | Google Mapで開く |
※文中の日本円表記は1,000Kip≒12円で計算(2020年3月現在)