タイ東北部・イサーン地方にある、タイ人の若者を中心に人気の街チェンカーンに2泊3日で行ってきました。
- ノスタルジックな雰囲気のウォーキングストリートを散策したり
- 川沿いのカフェからメコン川を眺めたり
- 早朝は雲海を見に行ったり
- 托鉢を見学したり
して、とにかくのんびり過ごしました。
今まで私が旅した場所の中では、川沿いでノスタルジックな雰囲気な街並みがラオスのルアンパバーンに似ていると思いました。チェンカーンよりルアンパバーンの方が洗練されているけれど。
とにかく癒やしを求めている方にぴったりな旅先でした。そんなチェンカーンについて紹介していきます!
チェンカーンの場所・行き方:タイ東北部イサーンのラオス国境の街
チェンカーンがあるのは、タイの東北部イサーン地方。ルーイ県のラオス国境沿いにある小さな街です。地図はこちら。
バンコクからチェンカーンに行くには4つの方法があります。
- ルーイ空港までの飛行機(1時間)とバン(1時間)のジョイントチケットを利用する(エアアジア、ノックエアで購入可能)
- ルーイ空港まで飛行機で行き、レンタカーを借りる
- ルーイ空港まで飛行機で行き、ソンテウかバスに乗る
- バンコクから夜行バス(8時間)で行く
私達は①番のジョイントチケットを利用しました。効率的にチェンカーンにたどり着けて楽だったけれど、早朝のバイクは寒かったし、チェンカーン内でもけっこう移動したので、やっぱりレンタカーを借りればよかったなと思っています。タイでの運転に慣れているならレンタカーがおすすめです!
チェンカーンの4つの見どころ
ノスタルジックなウォーキングストリートでお祭り気分
チェンカーンの街で特筆すべきは、街の中心部にあるウォーキングストリートです。タイ語でタノンコンドゥーン。
ウォーキングストリートの両脇には木造のレトロな建物が立ち並び、ノスタルジックな雰囲気がただよっています。昼間は人通りも少なく静かな通りですが、夜になると雰囲気が一変。通りの両脇には屋台が立ち並び、多くの観光客が集まってきてお祭りのような雰囲気になります。
ごはん屋さんもいっぱい。
屋台で気になるものを買って、食べ歩きをするのが楽しい通りです。
ルーイ県名物、ピーターコン祭りのお面をかぶった人もいました。
メコン川の景色に癒やされる
チェンカーンの昼間は、正直あんまりやることがありません。気になるお寺などを覗いたあとは、メコン川沿いのカフェでのーんびり。ゆったりとした川の流れに癒やされます。
このプリンが美味しかった。
メコン川の夕焼け。刻々と色がかわっていく空をのんびり眺めました。
早朝の托鉢体験
チェンカーンの見どころは早朝に有り!朝6時ごろから7時半ごろまで、ウォーキングストリートにお坊さんが托鉢にやってきます。観光客も通りで売っている托鉢セットを購入して托鉢体験をすることが可能です。
乾季はプートックに雲海を見に行こう
乾季(11月~2月)のチェンカーンの見どころは、プートックという山から見る雲海です。
私がプートックを訪れた日は残念ながら雲海は出なかったのですが、日の出を拝んで気分爽快な朝になりました。
でも、雲海も見てみたかったな。
宿の方によると、今年は12月中旬くらいの時期に雲海が見られたそうです。私が訪れた2020年1月初旬は雲海が出るには寒さが足りなかったのだそう。
でも早朝にバイクで行ったこともあって、十分に寒く感じましたけどね。バイクの後ろに乗りながら震えてましたもん。これ以上寒かったら凍えていました。
雲海を見に行く予定なら、コートやダウンがあった方がいいと思います。
チェンカーン旅行のおすすめの時期
チェンカーンに行くなら、雲海が見える乾季(11月~2月)がおすすめと聞いていましたが、雲海にこだわらなければ他の時期でもいいかもしれません。
ただ、1月でも日中は日差しがきつく、暑く感じました。暑季(3月~5月)はものすごく暑くなる気がするので避けたほうが良さそう。
チェンカーン旅行はどんな人におすすめ?
チェンカーンはノスタルジックな雰囲気が素敵で、バンコクよりもゆっくりと時間が流れているように感じました。ですから、癒やしを求めている人には最適です。
また、チェンカーンの見どころは早朝か夕方以降に集中しているため、昼間はけっこう暇になります。昼間は宿に籠もってだらだらしたり、カフェでのんびりしたりといった感じになるので、パソコン仕事をしながら移動するようなノマドワーカーに向いているように思いました。観光しながらも仕事がはかどりそう。
チェンカーンで出会った人たちは皆さん親切な方ばかりでしたが、英語を話す人は少ない印象を受けました。基本的にタイ語でのコミニュケーションになるので、タイ語がある程度話せる人の方が向いているように思います。
チェンカーンで泊まってよかった&泊まってみたいホテル
U Chiangkhan Hotel
チェンカーンで私達が泊まったホテルは、U Chiangkhan Hotelです。ウォーキングストリートではなく大通り沿いにありますが、ウォーキングストリートにも歩いてすぐの立地で便利がよかったです。
そしてなにより新しいホテルだからお部屋がとてもきれい。私たちが泊まったデラックスルームは30㎡あり、チェンカーンの宿にしては広くて快適に過ごせました。
宿の人達もアットホームな対応で、滞在中いろいろと気にかけてくれました。
詳しいレビューはこちらから。
Chic Chiangkhan Hotel
ウォーキングストリートを歩いていて、「ここ泊まってみたいな」と思った宿が2件ありました。そのうちの一つがChic Chiangkhan Hotelです。外から見ても宿のつくりがしっかりしてそうだったし、家具なども良いものを使っているように見えました。
メコン川沿いの宿だから、ぜったいにリバービューの部屋を予約したい。
ただしagodaの口コミを見ると、部屋のクォリティに対して宿泊代金が高すぎるという評価もあるようです。
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With A View Hotel @ Chiangkhan
こちらもウォーキングストリートにあるメコン川沿いのホテル。1階はおしゃれなカフェになっています。agodaでみると口コミも良さそうですが、部屋が小さいという意見もありました。
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Chiangkhan River Mountain Resort
広めの部屋でしっかりしたホテルがお好みであれば、Chiangkhan River Mountain Resortが良さそうでした。ただしウォーキングストリートから距離があるので、送迎を頼む必要がありそうです。
Chiangkhan River Mountain Resortを予約する
まとめ:チェンカーンは癒やしを求めている人におすすめの旅先
以上、タイ・イサーン地方の小さな街チェンカーン旅行の概要をまとめました。のんびりした空気がながれているリラックスムード満点の場所でした。
プーケットやチェンマイなど、タイのメジャーな地方都市は行き尽くしちゃったっていう方はぜひ行ってみては?雲海か托鉢のどちらかを諦めれば、一泊二日でも十分に楽しめます。バンコクから週末土日旅行でサクッと行くのもおすすめです。
※文中の日本円表記は1バーツ≒3.6円で計算(2019年12月現在)