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[移転]【ガガン(Gaggan)】バンコクのアジアNo.1レストランで食のエンターテインメントを体験してきた!

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【ガガン(Gaggan)】バンコクのアジアNo.1レストランで食のエンターテインメントを体験

2019年8月24日をもってバンコクの「ガガン」は閉店しました。

2020年6月追記:バンコク・スクンビットソイ31に、シェフの名前を冠したGaggan Anandがオープンしています。

バンコクの高級レストラン「ガガン」に行ってきました!

アジアのベストレストラン50で4年連続No.1、ミシュラン2つ星と輝かしい受賞歴を持つお店です。

もちろんその存在は知っていましたが、私にとっては雲の上の存在でした。

でもそんな私にもお誘いの声が…!友達が「予約がとれたから一緒に行かない?」と誘ってくれたんです。

価格を調べて正直ビビりましたが、世界トップクラスのレストランを体験する機会もそうそうないだろうし、一生に一度と思って行ってみることにしました。

実際に行ってみるとそこにはレストランという枠を超越したエンターテイメントの世界が広がっていました。聴覚と視覚をフル稼働させる演出にワクワクし、見た目を裏切る味や食感に驚かされる3時間。

ほんっとに楽しかったです。

予約をしてくれて、そして誘ってくれた友達には感謝の気持ちでいっぱいです。

アジアNo.1&ミシュラン2つ星レストラン、ガガン(Gaggan)

【ガガン(Gaggan)】バンコクのアジアNo.1レストランで食のエンターテインメントを体験

ガガンはバンコクにあるインド料理をベースにした高級レストランです。

レストラン名はオーナーシェフのガガン・アナンド氏の名前からとっています。ガガン・アナンド氏はインド出身。それでインド料理がベースになっているんですね。

ところで、なぜガガンはこれほどまで有名なのでしょうか?

その答えは、数々の受賞歴にあります。

ガガンが一躍有名になったのは「アジアのベストレストラン50」でNo.1に輝いたから。しかも2018年を含めて4年連続No.1の座を守っているというから驚きです。

また「ミシュランガイド バンコク 2018」でも星2つを獲得。世界的に評価の高いレストランなんです。

ちなみにガガン氏は2020年にはバンコクの店を閉め、福岡のフレンチの名店「ラ メゾン ドゥ ラ ナチュール ゴウ」福山剛氏と共同で、「ゴーガン」として新しいお店を福岡立ち上げる予定なんだそう。

バンコクの地でガガンの料理を楽しめるのもあと少しです。

ガガンの基本情報

ガガンに行くかどうか迷っている方のために、基本的な事柄をまとめておきますね。

インド料理をベースにした分子料理(分子ガストロノミー)の店

【ガガン(Gaggan)】バンコクのアジアNo.1レストランで食のエンターテインメントを体験

ガガンは、インド料理をベースにした分子ガストロミーの店です。

分子ガストロミーって初耳。なんじゃそら。

調べてみたところ、料理という従来は芸術的要素が強かったものに対して科学的側面からアプローチしたもの、ということみたい。

たしかに、食感・見た目・味ともにワッと驚く要素満載で、普通のレストランとはひと味もふた味も違いました。

ただ忘れちゃいけないのがインド料理をベースにしていること。

カレー味が多いのでインド料理が苦手な方は避けたほうがいいかも。ただコースの中にはインドだけでなくタイの要素や、和食の要素も入っていて私は十分に楽しめました。

もしカレーやインド料理が苦手なら、ガガンプロデュースの肉料理のお店「Meatlicious」や日本の豆腐屋さんとコラボした「三原豆腐店」の方がいいかも。

ガガンの予算は?

【ガガン(Gaggan)】バンコクのアジアNo.1レストランで食のエンターテインメントを体験

ガガンで提供される料理は、25品のコース料理一択です。

The Gaggan Experience  6,500 Baht++(約26,000円)

これに、お水のボトルが1本250バーツ++、そして白ワインのグラスが1杯560バーツ++。合計で一人あたり1人税サ込8,600バーツ(約29,240円)となりました。あー、改めて目にするとクラクラする…。

もっとお酒を飲む方は、10,000バーツ(約34,000)くらいを見込んでおいたほうがいいかもしれません。

以前はもっと安くて、3,500バーツ++だった時代もあるんだとか…。人気のためなのか、どんどん値上がりしているようです。

ガガンの予約時間と所要時間の目安は?

ガガンの料理の提供時間は2部制になっていて、

  • 1st round 17:30
  • 2nd round 21:30

このどちらかに割り振られることになるかと思います。

私達は17:30からの部だったのですが、レストランを出たのが20:40ごろ。ちょうど3時間ほどかかったことになります。

ガガンの予約方法・ルールなど

予約はWebサイトを通じてできます。

大人気のため予約が取りづらいことでも有名なガガン。サイトを見ると一ヶ月以上前には予約が必要と書かれています。

今回は友達が3ヶ月以上前には予約をしてくれていたみたい。

予約を確定させるためにはクレジットカードの登録が必要で、予約の直前3日間のキャンセルには高額なキャンセル料(たしか10,000バーツ)がチャージされるなど、ものものしい感じです。恐ろしい…。

庶民にとっては、いったん予約してしまったら「這ってでも行く!」という気概が必要です(笑)

ガガンのドレスコード

ドレスコードはスマートカジュアルです。

とはいってもレストラン自体はそこまでかしこまった雰囲気じゃないので、ガチガチにドレスアップする必要はないと思います。サンダルや半ズボン、ジーンズ、Tシャツを避ける程度で大丈夫だと思います。

ガガンの場所・お店の雰囲気

【ガガン(Gaggan)】バンコクのアジアNo.1レストランで食のエンターテインメントを体験

ガガンがあるのは、ランスワン通りです。

BTSチットロム駅から徒歩15分くらいかな。

当日はあいにくの雨だったので、タクシーに乗ってサクッと向かいました。

お店の雰囲気は、高額なレストランだからってかしこまった感じではなく、意外とカジュアルに感じました。

スタッフもフレンドリーで感じがよかったなー。いろいろと話しかけてくれて楽しかった。英語がもっと話せたらもっと楽しかったんだろうな。

席はテーブル席とカウンター席があって、私達はカウンター席に通されました。

【ガガン(Gaggan)】バンコクのアジアNo.1レストランで食のエンターテインメントを体験

当初はゆっくりプライベート感のあるテーブル席がよかったなと思ったけど、今振り返るとカウンター席で大正解。

シェフの調理の様子を間近で見て、直接料理を説明を聞けて、ガガンの食のエンターテインメントを最大限に堪能できる席でした。

ただ、最初にカウンターに座るお客さん全員の自己紹介(名前と出身地)が始まったときにはドギマギしたよ。英語苦手だから…。

あっ、でも日本人のソムリエさんがいらして、ワインを選んだりしてくれて助かりました。日本語でしゃべれてほっこりしました。

もしガガンに行く機会があるなら、カウンター席が絶対におすすめ!確約はできないけれど、予約時にリクエストしておけば考慮してくれるそうですよ。

正直な感想→ガガンはレストランというよりエンタメである

【ガガン(Gaggan)】バンコクのアジアNo.1レストランで食のエンターテインメントを体験

ガガンに行ってみた正直な感想は「楽しかった、面白かった!」です。一番に来る感想はけっして「感動するほど美味しかった!」ではないのです。もちろん美味しくもあったんですけどね。

予想外の見た目、予想外の味、食感、色。そして音楽と照明。すべての五感を使って25品を楽しみます。

料理以外にも工夫が凝らされていて、例えば上の絵文字はなんとメニューなんです。絵文字からどんな一皿が出てくるのかを推測するのも、ガガンでの楽しみの一つになっています。

食のエンターテインメントといえば伝わるでしょうか。カウンターに座る15人のためだけに演じてくれるシルク・ドゥ・ソレイユを見たような、そんな感じ。

そういうエンターテインメントに価値を見出す方にとっては大満足な経験になるだろうし、そうじゃない方にとっては不満が残るかもしれません。

そういう意味で、誰と行くかはすごく大事だと思います。

エンターテインメントの価値を共有できる人、そして一緒に楽しめる人と行くととても充実した時間になると思います。今回、気のおけない女友達と一緒に行けたのはとてもラッキーでした。ほんとに楽しかったから。

一緒に行ったぷくこさんのレポも必見。

タイ・バンコクにあるアジアNo1レストラン「Gaggan(ガガン)」の超豪華ディナーレポート!|BANGKOK GIRLS NOTE

そして、ガガンでの25品をエンターテインメントとしてとらえた場合、テーブル席よりも調理の様子を目の前で見れるカウンター席が圧倒的におすすめです。予約の際は、ぜひカウンター席をリクエストしてみてください。

ところで事前にガガンに行ったのレビューを拝見したところ、「量が足りない」とのコメントが散見されました。でも私の感想としては量はかなりあったと思うんですよね。25品のうち18品目くらいには満腹感を感じていました。

価格が上昇しているのは、提供する量を増やしたっていうのもあるのかな?一度しか行っていないので実際のところはわかりませんが…。

さて、次の項では当日提供された25品の写真と、私が覚えているものについては一言コメントを添えて紹介していきたいと思います。

ネタバレを見ずに当日の楽しみにしたいって方は見ないでくださいね。

ただ、ガガンでは4か月ごとにメニューを一新しているんだそうで、同じメニューのターン内に訪れるのでなけでば十分に新鮮な気持ちで楽しめるとは思いますよ。

ガガンで提供された料理25品を一挙紹介

それではガガンの25品を一挙紹介していきます。同じものがお皿に2つ載っているものは二人分ですのでご注意を。

1品目:日本産の桃のシャーベット。最高に美味しい。

【ガガン(Gaggan)】バンコクのアジアNo.1レストランで食のエンターテインメントを体験

2品目:ガガンの名物料理。膜の中にカレー風味のヨーグルトが入ってる。

【ガガン(Gaggan)】バンコクのアジアNo.1レストランで食のエンターテインメントを体験

3品目:お行儀悪くお皿を直接舐める!味はカレー味。音楽とともにノリノリでお皿をベロン。この一皿でお客さん同士の一体感が生まれた気がする。

【ガガン(Gaggan)】バンコクのアジアNo.1レストランで食のエンターテインメントを体験

4品目:チーズが乗ったタルト

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5品目:ナスのクッキー

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6品目:カレー味の米粉シフォン

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7品目

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8品目

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9品目:濃厚なきのこ味のボール

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10品目

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11品目

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12品目

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13品目:ウニとりんごのお寿司。うに、とろとろで美味しい。

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14品目:中トロのお寿司。でも土台は米じゃない。中トロがとろけるー!

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15品目:あっさりながらも濃厚な味と香りの出汁。日本人としてはたまらない。

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16品目:カレー味のエビ

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17品目:ココナッツミルクとあえたホタテ

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18品目:このあたりからお腹いっぱいに

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19品目:ラム肉のグリル

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20品目:魚のグリル。電気を消して炎のパフォーマンス有り。

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21品目:スターウォーズを意識した器に入った、カレー

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22品目:ここからデザート。

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23品目:キンキンに冷やされたお皿に乗って登場

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24品目:レインボーのソースと一緒に食べるチョコレート

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25品目:濃厚なピスタチオのアイスクリーム

【ガガン(Gaggan)】バンコクのアジアNo.1レストランで食のエンターテインメントを体験

以上が、ガガンで食べた25品です。

世界トップクラスのレストランの世界を体験できたのは、良い思い出になりました。 こんな贅沢も一生に一度だなぁ…。

とにかく楽しい3時間でしたので、カレーが苦手じゃなければ行ってみてもいいかもしれません。

以上、バンコクの高級レストラン「ガガン」についてのレポートでした。

ガガン(Gaggan)の店舗情報

※文中の日本円表記は1バーツ≒3.4円で計算(2018年9月現在) 

ABOUT ME
サク / Saku
タイ・バンコク在住(2014年~)。 夫婦ふたり暮らし。 バンコク在住者と旅行者に役立つブログを目指しています。 プロフィール

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