バンコクのお隣ノンタブリー県にあるお菓子と焼き物の島「クレット島」に友達と一緒に行ってきました。
市場での買い物と、美味しいカオソーイとコーヒー、それからクラフトビールも!
タイの市場の雑多に品物が並ぶ楽しさと、島ならではのノスタルジー感、それからおしゃれなカフェもあったりして、ちょうどいいくらいに古さと新しさがミックスされている感じがたまりません。
みなさんも、今度の週末はクレット島へ遊びにいってみませんか?
クレット島とは
クレット島はお菓子と焼き物の島として知られています。素朴な雰囲気の焼き物と、タイの伝統的なお菓子が名物。
クレット島の市場では、ほかにもたくさんのものが売られていて、週末になると多くのタイ人でにぎわいます。週末に家族でお出かけする定番スポットみたいな感じなのかな。
クレット島のお店は週末のみ開くところが多く、ショッピングやカフェが目当てなら、土日に行くのがおすすめです。
クレット島の場所・行き方
「クレット島」と呼ばれていますが、「島」という単語から連想するような海にある島ではありません。
地図はこちら。
地図を見てもらうと分かると思いますが、チャオプラヤー川の中州が島のようになっていて、ここがクレット島と呼ばれているんです。
このクレット島があるのは、バンコクのお隣のノンタブリー県。
バンコクからだと、タクシーで近くの「ワットサナムヌア」というお寺まで行き、そこから渡し船に乗る方法が一般的です。
タクシーでワットサナムヌアへ
まず目指すのは、クレット島への渡し船が出ている「ワットサナムヌア」というお寺です。
地図はこちら。
私達はBTSプロンポン駅からタクシーで行くつもりでしたが、なかなかメーターで行ってくれるタクシーがつかまらず…。
タクシーにはクレット島のタイ語名「ゴクレット(เกาะเกร็ด)」と言えば通じるには通じました。この地図を見せれば、すぐわかってくれそう。
グラブタクシーを呼ぶ?などと相談していたら、一緒に行くお友達がファミリーカーを呼んでくれて、それに乗せてもらっていきました。ありがたや。
9時半くらいにはプロンポン駅を出発したと思うけど、渋滞にハマってお寺に着いたのは11時近くでした。
ワットサナムヌアから渡し船でクレット島へ
人の流れにそってお寺の奥へと進むと、クレット島の渡し船乗り場があります。週末なら、たくさんいるタイ人観光客の後ろについていけば迷うことはないかと。
そのまま船に乗り込みます。
渡し船の代金はたったの2バーツ(約7円)。
だけど出発地であるお寺側では徴収されません。クレット島側に料金徴収所があり、船を降りるときに支払います。
船の中の様子です。
多くの人が立ち乗り。捕まるところが少なくてちょっと不安だったけれど、船は揺れなかったし、乗っている時間もとても短かったので大丈夫でした。
渡し船のルートですが、おおよそ下の地図のピンクの矢印の経路になります。
クレット島の北東の端っこあたりに着きます。
クレット島の巡り方
クレット島を散策するにはいくつかの選択肢があります。
自転車
一つは自転車です。クレット島の渡し船が着いたあたりに自転車を貸すお店がいくつかあります。
クレット島は意外と大きいので、島全体をぐるっと巡るなら徒歩では厳しい。自転車などの乗り物を使った方が良いみたい。
ただし一緒に行ってくれたMさんによると、自転車でクレット島を巡っていて犬に噛まれた友達がいるんだそう!タイで犬に噛まれると狂犬病の心配もしないといけないから大変。
そういう話聞いちゃうと、自転車に乗って遠くまで行くのは怖いなぁ。
バイタク
バイクタクシーで巡ることもできるようですが、私は乗り場を見かけませんでした。
徒歩
結局私達がとった方法は「徒歩」です。クレット島の市場で買い物をしたり、カフェでのんびりするのが目的なら徒歩で十分だと思います。
クレット島散策を楽しもう!
さてさて、それでは今回のクレット島散策の様子について紹介していきます。
買い物&お菓子の食べ歩きなら島の北側ゾーンへ
まず向かったのは、クレット島の北側ゾーン。下の地図のピンクの○がついているあたりです。
この辺りは「OTOP Village」という名前の市場のようになっています。
「OTOP」とは、タイの一村一品運動のことで、それぞれの土地の伝統工芸品や名産品などがOTOPとして認定されています。
私もOTOPについてよくわかっているわけじゃないけど、日本で言うところの「道の駅」的な存在だと思っています。
まずは、暑さを和らげるために冷たいパッションフルーツのジュースを購入。30バーツ(約105円)。
「お菓子の島」と云われるだけあって、タイの伝統的なお菓子を売っているお店がたくさんあります。
タイのお菓子ってカラフルでかわいい。
お菓子作り真っ最中のお店もありました。これはお菓子を卵にくぐらせて、熱いシロップの中で煮ていました。こうやって作るのか…!
試食を勧めてくれるお店も多くて、楽しい。
洋菓子も売っていました。友達が美味しいと言っていたのでついつい購入。6コで50バーツ(約175円)だったかな。帰って食べたけど、たしかに美味しかった。
クレット島名物の素焼きもいっぱい。
キャラクターものも。
かわいいチムチュムの鍋。
カラフルなピントー。
ついつい欲しくなってしまう、クロック。
木製のカッティングボード。
これは…お守り?青くないけどラピュタの飛行石を思い出してしまった。
ほかにも駄菓子の店があったり。
おもちゃの蛇は、鳩よけ用に買いました。20バーツ(約70円)。でも後から聞いた話だとおもちゃの蛇くらいじゃ鳩にはきかないらしいです。一応設置してみたけど。
看板のお店。オーダーして10分で作ってくれるらしいです。
最後に時間が無いのについつい買ってしまったガネーシャ様(120バーツ:約420円)。ガネーシャ好きの母にお土産。
クレット島でのランチは名物カオソーイ
お昼は友達が教えてくれたカオソーイの店で食べることにしました。グルメサイト「激旨タイ食堂」で紹介されていたらしい。
ちょうどクレット島の北側エリア、OTOP Village内にあります。市場通りから右手に入ったところです。
2020年1月現在、またまた看板が変わっていたとTwitterで教えていただきました。ありがとうございます。
最新版です。今日、ラマ4橋側、から渡って行ってきました。パトゥムタニのムバーンに2年在住して自転車でこの辺はウロウロしてました。いいとこですねクレット島。 pic.twitter.com/6Vp4CdLjL8
— となりのチャーチルおじさん (@MAWxgVdAaSBCed4) January 25, 2020
川沿いのお座敷がリラックスムード満点。
噂のカオソーイ(50バーツ:約175円)。うまいっ!
とうもろこしのソムタム(70バーツ:約245円)はみんなでシェア。とうもろこしのソムタムって甘みがあって美味しいんですよねー。
大人な雰囲気を楽しむならクレット島の東側ゾーンへ
北側ゾーンだけでも大満喫してしまいタイムリミットが近づいてきてしまいました。でも、最後にどうしても行きたかったカフェ&ビールバーのある島の東側ゾーンに大慌てで行ってきました。
下の地図のピンク色でかこったゾーンです。
ちょっとだけ…のつもりだったのに来てみてびっくり。市場風の北側ゾーンに対して、東側ゾーンは「大人」な雰囲気。ちょっとおしゃれなゲストハウスとかカフェが点々とあって、人も少なくて散策しやすい。
「市場散策も楽しいけれど、大人の女子旅なら絶対にコッチだったね」と話しながら、大急ぎで散策しました。
クレット島名物の焼き物を使ったウォールアート。クレット島を形作っていたらしいけど、そのことに気づかずに寄って撮影してしまった。笑
焙煎体験ができる珈琲店 クアムー Coffee & Gallery
どうしても行きたかったのはココ、コーヒーの焙煎体験ができるコーヒー店。
焙煎して挽いてドリップまで体験できるDIYセットは1セット200バーツ(約700円)。体験するには30分くらいは見ておいたほうがよいそうです。
今回は時間がなかったのでコーヒーを飲んだだけ。暑かったからアイスアメリカーノを。炭焼って感じの香ばしさの残る、とっても美味しいコーヒーでした。
そしてここのお店で売っている洋服がかわいくって、それぞれ購入。私も200バーツ(約700円)のTシャツを買っちゃった。お値段がお手頃なので、ついつい財布の紐が緩んでしまうのです。
- TEL:(+66) 86 609 5566
- 公式URL:Facebook
- 地図:Google mapで開く
クラフトビール Chit Beer
もう一つクレット島で行ってみたかったクラフトビールのお店「Chit Beer」。ちょうどカフェ「クアムー」の目の前にあります。
前回訪れたときには禁酒日でお休みだったのですが、再訪したときにはオープンしていました!
クラフトビールが100バーツ~とリーズナブルです。ビールはすべてクレット島のブリュワリーで作っているらしいですよー!!
私はラガーが好きだからラガービール(3番)を思わずオーダーしちゃったけれど、後から来たお客さんを見てると味見させてくれてるみたいでした。味見しながら選ぶと失敗がないかもですね。
下の写真の黒い方が私がオーダーしたラガービールです。このラガービール美味しかった!
隣の黄色い方は友達がオーダーしたビールだけど、こっちもフルーティーで飲みやすい味でした。他の人達がオーダーしたビールも少しずつ味見させてもらったけど、どれも特徴ある味で美味しかったです。
ビール好きなら、おすすめです!
ちなみに、席はこんな感じ。チャオプラヤー川を眺めながらビールを楽しめます。
- 12:30~21:00 土日のみ営業
- TEL:(+66) 89 799 1123
- 公式URL:Facebook
- 地図:Google mapで開く
まとめ
クレット島はローカルな市場だけでなく、おしゃれなカフェもあり、女性好みの要素満点の島です。何度でも行きたくなっちゃう。
今回一緒に行ってくれたMさん、Tさんのクレット島散策ブログもぜひ参考にしてみてくだい。