タイ在住のみなさん、携帯キャリアはどこを使っていますか?タイの携帯キャリアの大手三社、AIS、TRUE、dtac、このうちのどれかを使っている方が多いと思います。
私も以前はTRUEを使っていたのですが、1年ほど前にラインモバイル(現FINN Mobile)に乗り換えてみました。乗り換える時はちょこっとだけ大変だったのですが、使いはじめるととにかく快適で、そして安い!
それで気にいって使っていたのですが、最近になってラインモバイルからFINN Mobileに名前が変わりました。どうなるかな…とちょっと不安はありましたが、ラインモバイルだったころと特段変わったことは無いように思います。
通信費をとにかく安く抑えたい人におすすめです!
タイのFINN Mobile(元ラインモバイル)とは?
FINN Mobileとは、日本でも最近話題の「格安SIM」の会社です。dtacの回線を借りて運用しているんだそう。
AIS、TRUE、dtacは実店舗がありますが、FINN Mobileにはありません。すべてのサービスがネット上で完結します。
相談できる店舗が無い点だけがちょっと不安だったのですが、今のところ何のトラブルもなく使えています。このことはデメリットって思っていたけど、英語でチャットできるので、実店舗で相談するよりもむしろハードルが低いかもしれません。
FINN Mobile(元ラインモバイル)のメリット
1年間使ってみて感じた、FINN Mobile(元ラインモバイル)の長所を挙げていきます。
安い(5GB、150分の無料通話パッケージが179B+)
まずは、とにかく安い!
私が今使っているパッケージ(S)は、データ5GB、150分の無料通話がついて179B+です。実際はこれにVATが加算されて191.53Bの支払いになります。
私もすべての携帯キャリアのパッケージを調べたわけじゃないけれど、以前使っていたTRUEよりは確実に安くなりました。
あとTRUEはとにかくパッケージの種類が多く、パンフレットもタイ語で書いてあるものがほとんどなので、パッケージを選ぶのが大変でした。その点ラインモバイルはパッケージの種類が少なく、内容を分かりやすく表示されているのが良いと思います。
2019年11月時点でのパッケージは以下の表のとおりです。S,M,L、XXL、Unlimitedは割引プロモーション中です。
内容 | 金額(VAT別) | |
XS | 1.5GB, 無料通話100分 | 299B |
S | 5GB、無料通話150分 | |
M | 10GB、無料通話200分 | |
L | 20GB、無料通話300分 | |
XL | 30GB、無料通話400分 | 899B |
XXL | 40GB、無料通話600分 | |
Unlimited(使い放題) |
しかもSMSとLINEは無料で利用できるからスゴイ!
2022年3月追記:ちなみに1年経過後はに割引がなくなるわけではなく、毎年新しい割引プランが提示されます。
我が家で現在加入しているのはFINN LITEというプランで、通話無し5GBで189バーツ(税込206.77バーツ)/月です。
アプリ内で支払いができる
ラインモバイルの支払いは、アプリ内で行います。アプリは完全に英語対応しています。
FINN MOBILE
Total Access Communication Public Co Ltd無料posted withアプリーチ
支払い方法は以下の3つです。
- クレジットカード(VISA,Master,JCB)
- ラビットラインペイ
- モバイルバンキング(K-BankかSCB)
わざわざコンビニや店舗にいかなくてもスマホ一つで支払い完了です。
データの使用量をアプリで確認できる
私が契約しているプランのインターネットのデータ量は5GBです。私はTwitterやInstagramのヘビーユーザーでしょっちゅう見たりアップしていますが、今のところ足りなくなったことはありません。動画をあまり見ないからかな?
月末になってくるとどれくらいデータが残っているのか気になりますが、それもアプリを開くだけでひと目で分かります。
以下の画像はLINE MOBILE時代のものですが、FINN MOBILEになってもほぼ同じだったので、そのまま掲載しますね。
もしかしたら足りなくなりそうって時は、「Data Control」というサービスでスマホを使わない時はFREEの方にバーをスライドさせればデータを節約できます。
昨日帰ってきた夫が、「FINN Mobile(元ラインモバイル)のデータコントロールをFREE(256Kbps)にした状態でSpotify(無料音楽ストリーミングサービス)を使えば、データも使わずに無料で聞けることに気づいた!」と教えてくれたので、追記しておきます。
支払い上限のリミッターがある
「Data Control」と同じ画面に、「Out-of Plan Charge Control」というバーがあります。
これはプラン適用外の利用をした場合のリミッターです。これをONにしておくことで、うっかり多額な金額を請求されることはありません。
注意書きを見ると、海外でのデータローミングにはこのリミッターは適用されないのかな?それこそ適用してほしいけど。
広告のSMSや電話が来ない
予想していなかったけど、地味に嬉しいのが広告のSMSや電話がほぼ来ないことです。TRUEのころは営業のタイ語電話やSMSがしょっちゅう送られてきていましたが、ラインモバイルにしてからそれがなくなりました。
友達紹介システムがある
友達を紹介すると、紹介した人もされた人も毎月10Bずつ割引される友達紹介サービスがあります。
FINN Mobile(元ラインモバイル)のデメリット
これまで使ってみて正直デメリットは感じていません。通話もネットも問題なく使えています。
dtacの回線を借りているので、タイでも田舎の方に行くと、もしかすると電波が悪いこともあるかもしれませんが、私がバンコクで利用している分には何の問題もありません。
実店舗が無いことがデメリットのような気もしていましたが、全てアプリと、チャット(英語)で解決できるのでむしろタイ語が不自由な私達外国人にとってはメリットかもしれません。
FINN Mobile(元ラインモバイル)への移行方法
私はTRUEからの乗り換えだったので、これまでの番号をそのまま引き継ぐMNPを行いました。
詳しいやり方は1年も前のことなので忘れてしまいましたが、FINN Mobile(元ラインモバイル)公式サイト(Transfer Number)にやり方が書いてあるのでこのとおりにやれば大丈夫です。
2018年の記憶をたどると、ラインモバイルの乗り換えというより、TRUEの解約がうまくできなくて手こずった覚えがあります。窓口で解約をお願いして承諾されたものの、その後さらにTRUEから電話をとらないと解約できなかったような…。
私は解約できたと思いこんでいて、いざラインモバイルを使おうと思うとエラーが出ることを2回ほど繰り返しました。ラインモバイルにチャットで原因を聞いてTRUEに通いを繰り返し、まぁいろいろありましたが、私でもなんとか移行できました。
まとめ:タイのFINN Mobile(元ラインモバイル)は安くて便利!タイに来たばかりの人にもおすすめ
以上、私が利用しているタイの携帯キャリア「FINN Mobile(元ラインモバイル)」について紹介しました。FINN Mobile(元ラインモバイル)を使っている人はまだまだ少数派かもしれませんが、安くて、すべてがアプリで完結してとても便利です。
他のキャリアから番号を引き継いで乗り換えるのはちょっと大変ですが、新規申し込みならもっと楽です。
公式サイト上でパッケージを選び、New Number を選んで、パスポート情報と支払い情報(クレジットカード)を入力したら、1-3日でSIMが届くのを待つだけ。タイに来たばかりでタイ語が全然分からない人にとっては、TRUEなどのカウンターで申し込むよりもむしろハードルが低いかもしれません。
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