日本に比べて種類が豊富なタイの「ミロ」。日本には無い無糖タイプや低糖タイプもあります。そんなタイのミロを全種類飲み比べてみました!
結論からいえば、3in1無糖タイプと粉末タイプのミロがちょうどよい甘さで美味しかったです。
3in1無糖タイプのミロは日本では売っていないので、お土産にもアリかも!?
日本でも2021年10月に甘さひかえめの製品「ネスレ ミロ オトナの甘さ 200g」が発売になりました!
タイでも人気のネスレの「ミロ」
日本でも良く知られているネスレのミロ。ココアのような味わいですが、大麦の発芽期の成長力を取り込んだ麦芽飲料で、カルシウム、鉄、6種類のビタミンが豊富に含まれた栄養機能食品です。
そんな健康にも良いミロですが、タイでは「マイロー」と呼ばれているんです。
よくよく調べてみるとタイ以外の国でも「マイロー」と呼ぶところが多いのだそう。「ミロ」と呼ぶ私たち日本人の方が少数派だったとは驚きです。
日本では子供が飲むイメージのミロですが、タイではもっと広い世代に親しまれている印象があります。カフェのドリンクメニューにもミロを使ったものがあったりしますし。
あらためてタイのスーパーでミロを売っている棚を見てみると、一口にミロと言ってもたくさんの種類があることに気が付きました。いったい何が違うのでしょう…?
気になったので飲み比べてみることにしました。
タイで販売されている4種類のミロを飲み比べ
さっそく最寄りのスーパーで4種類のミロを買ってきました。
左から、
- 3in1 無糖タイプ
- 3in1 砂糖を30%削減した低糖タイプ
- 3in1タイプ
- 粉末タイプ
4種類のうち左3つが3in1タイプです。
3in1とはタイのコーヒーなどでも良くあるタイプで、ミロ・牛乳・砂糖の3つが1つのスティック内に混ざって入っています。計量不要で、お湯で溶かすだけで飲めるのが特徴です。
説明書にはスティックの中身を150mlのお湯で溶かすとあります。
3in1タイプには、砂糖を30%削減した低糖タイプと、無糖タイプもあります。これらは日本では見ないですよね。
タイでは糖尿病の増加が問題になっていて、2017年には「砂糖税」が導入され、砂糖を多く含む飲料の物品税が段階的に引き上げられたのだそう。無糖・低糖タイプのミロは、そこに対応する形で発売されたみたい。無糖タイプは世界初なんだとか!
一方の粉末タイプは日本のミロと同じでミロの粉末のみが入っています。自分で計量が必要で、牛乳も後からいれます。
説明書には20gの粉末を120mlのお湯で溶かし、30mlの牛乳を入れるとあります。牛乳は入れずに20gの粉末に150mlのお湯でもOK。
今回は説明書どおりのやり方で4種類のミロを作って飲み比べてみました。なお、粉末タイプは牛乳入りで作りました。
タイの4種類のミロ飲み比べた結果
というわけで4種類のミロを飲み比べてみました。
バラバラの大きさのカップで作りましたが、お湯などの量はちゃんと計量して作りました。
甘い順に順位をつけると以下のような結果に。
1番甘かった3in1タイプはかなりの甘さ。私はたぶん飲みきれないくらい。
2番目に甘かったのは砂糖30%削減した3in1タイプ。砂糖控えめとはいえけっこう甘い。
3番目の粉末タイプが私的には一番ちょうど良い甘さ。
4番目の3in1無糖タイプはごくごく甘さ控えめ。でもまったく甘くないわけじゃなくて、ほんのりとした甘さを感じました。
私は粉末タイプか3in1無糖タイプが好みでした。家で飲むなら量が調節できる粉末タイプ。旅行や一時帰国などに持っていくなら3in1無糖タイプかな。
まとめ
以上、タイで売っている4種類のミロを飲み比べてみました。
特に無糖タイプのミロは美味しいし、珍しいと思うので、日本へのお土産にも良いかも。
さすがにこれ一つだと華やかさにかけるので、スティックタイプのタイティーやお菓子などとまとめて渡すと良さそうに感じました。
ミロを飲むのは久しぶりだったのですが、あらためてミロについて調べてみると女性に不足しがちな鉄やカルシウムが含まれているんですね。
特に甘さ控えめのタイプは美味しかったので、しばらく続けてみようと思います。
日本でも2021年10月に甘さひかえめの製品「ネスレ ミロ オトナの甘さ 200g」が発売になりました!
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※文中の日本円表記は1バーツ≒3.4円で計算(2021年7月現在)