<景品表示法に基づく表記> この投稿はお店から招待いただいて執筆したPR投稿です。
コモ メトロポリタン バンコク内のナーム (nahm)といえば、ミシュラン一つ星のタイ料理レストランです。
ミシュランガイドバンコクが初めて発行されてから7年連続で星を獲得しており、アジアベストレストラン50の常連でもあります。
そんな世界的に高く評価されているナームでランチをいただいてきました。
タイ人女性シェフ・ピム氏が手掛ける料理は、伝統的なタイ料理をベースにし、食材の良さが際立つ調理法と上品で洗練された味付けで、本当においしかった。
辛さも控えめで、辛すぎるのが苦手な私でも食べやすい味でした。
料理がサーブされるたびに、食材の産地まで紹介してくださり、タイ産の上質な食材にこだわっていることが感じられました。
タイ料理に興味のあるすべての方におすすめしたい高級タイ料理レストランです。
ナーム の予約方法
ナーム は、レストラン予約サイトChopeから簡単にネット予約できます。
ナーム の場所・行き方
ナーム があるのは、サトーン通りの高級ホテルコモ メトロポリタン バンコクの1階。
MRTルンピニ駅から徒歩10分です。
地図はこちら。
このあたりは高級ホテルが立ち並ぶ通りになっています。MRTルンピニ駅から歩く場合は、バンヤンツリーバンコクを過ぎた先にあるCOMOの看板の通りに入り奥へと進みます。
すると右手にコモ メトロポリタン バンコクが。
ホテル内1階にナームはあります。
ナーム の雰囲気
ナームはタイらしさとモダンさが同居したスタイリッシュな雰囲気です。
金色の壁に蓮のモチーフがあったり、柱がアユタヤやスコータイの遺跡を思い起こすようなデザインだったりしつつ。
それでいて洗練された雰囲気で落ち着きます。
なお、プールに面したテラス席もありました。
ナーム のメニュー
ナームにはセットメニューとアラカルトメニューがあります。
ディナータイムのセットメニューはシグネチャーであるheritage コース。
ランチタイムはessence コース とkanom jin セット(麺料理カノムジーンがメインのセット)も注文できます。
ナームのメニュー
- heritage コース THB 3,400++/人
- essence コース THB 2,800++/人(ランチのみ)
- kanom jin セット THB 1,200++/人(ランチのみ)
- アラカルト
*メニューの詳細は公式サイトで確認できます
ランチ essenceコース(THB 2,800++)の内容
今回友達のSyokoさんと一緒にランチタイムに伺い essenceコース(THB 2,800++/人)をいただきました。以下の画像は2人分になります。
量的にも多すぎずにちょうどよかったです。
ドリンク(コースに含まれません)
席についてすぐお水をオーダー。
スティルウォーターを希望したら、タイローカルのミネラルウォーター(1ボトル THB 250++)を用意してくださいました。
タイ西部のカンチャナブリ県の滝で有名なサイヨーク地区のミネラルウォーターです。
タイにも日本みたいにご当地ミネラルウォーターがあるのですね!初めて知りました。
さらにおすすめのモクテル(ノンアルコールカクテル)も併せてオーダー。
モクテルは味の想像するのが難しかったりしがちですが、ここではメニューの上から酸っぱめ→甘めとなるように並べられていてわかりやすかった。
スターター
一口サイズのスターターはドライココナッツを使った一品。噛んだ瞬間にココナッツの甘味と香ばしさが広がります。
カナッペ
カナッペの1品目はパリパリのクラッカーにカニのサラダをのっけたもの。
さらにもう1品はタイの伝統的な前菜であるミアンカムをアレンジした料理。
アユタヤ県産のエビとハーブ、ココナッツなどのフルーツを葉っぱで包んで一口でいただきます。
ミアンカムは唐辛子の辛味を感じることも多いですが、こちらは辛さ控えめで食べやすく上品な味でした。
タイらしい香辛料やハーブが使われていますが、それら一つ一つが主張しすぎず一つの味にまとまっています。
エントリー
続いては、発酵した麺にフルーツやハーブをたっぷりのっけた一品。
グリーンマンゴー、パイナップル、スターフルーツ、ローズアップルなどタイらしいフルーツのほか、にんにく、唐辛子、エシャロット、ターメリックがのっています。
特徴的だったのが、手前に乗っていた緑の葉っぱ。これはバイチャムアンというそうで、葉っぱなのに酸っぱい味なのです!
普段なかなか出会えない食材を試せるのも、高級店の醍醐味。
ソースはココナッツ風味で、全部を混ぜていただきます。
こちらも濃すぎない上品な味付け。唐辛子の辛味はほのかにピリッと感じる程度です。
メインコース
メインはごはんと一緒に3品同時に提供されました。
鴨のスープは、日本の蕎麦屋さんの鴨汁にも通じるような甘じょっぱい味付けです。辛さは一切なし。
中には香ばしい鴨肉が入っています。やわらかいけど、噛むとうまみがしっかり感じられておいしい。
ほかにココナッツの果肉やスイートバジル、サゴヤシのタピオカが入っていました。ココナッツの果肉はスープに入るとタケノコのような食感。
タイ南部のターメリックカレーの具はクラビ県産のカニです。トッピングされているのは、バイチャプルーというミアンカムにも使われる葉っぱ。
カレーはもちろん辛いけど辛すぎず、コクもあっておいしかった。やっぱタイ料理といえばカレーを食べたいですよね。期待に違わずメニューに織り込まれていてうれしい。
そして私が感動したのがこの野菜炒め。
パックグートという山菜を炒めたシンプルな料理なのですが、野菜のシャキシャキ感を残した絶妙な炒め加減と味付けに感動しました。本当においしい!
一緒に出されたごはんは2種類。
ジャスミンライスはお米の粒が立っていて見るからにおいしそう。実際食べてみても、自然な甘味を感じておいしかった。
日本のお米もピンキリであるように、タイ米にもいろいろあるんだな~と実感。
そしてもう一つはパトゥムテープという名前のお米。こちらは玄米っぽい香ばしさとプチプチっとした歯ざわり。すごくよい香りです!
どちらも最高においしかったです。
デザート
メインのデザートの前に提供されたのは、スイカとショウガのソルベ。
爽やかで口の中がさっぱりしました。スイカとショウガって合うんだな。
デザートは3種類の中から1皿選べます。今回は2皿を2人でシェアしていただきました。
1皿目はココナッツがテーマ。
ココナッツシャーベットや、カノムサイサイというデザートなど、様々な形でココナッツを味わえます。
もう一皿のテーマはバイトゥーイ(パンダンリーフ)。
バイトゥーイとはタイの伝統的なお菓子の色・香りづけに使われる緑色の葉っぱのハーブです。
タイの伝統菓子は甘すぎるものもありますが、ナームのデザートはすべて甘すぎない上品な味付けですごくおいしかった。
種類も多くて、まるでアフタヌーンティーをいただいたような満足感でした。
最後に出てきたこちらは、タイの伝統菓子カノムブアンのような見た目ですが、食べてみると柑橘系の味で驚き!
食後のドリンク(コースには含まれません)
デザートと一緒に食後のドリンクを。
お茶はチェンマイのティーブランドARAKSAのもの。
コーヒーはナーン県産。
それぞれプチデザートもついてきました。
飲み物にいたるまで、タイ産にこだわって良いものが選ばれていました。
まとめ
タイのミシュラン星付きレストランの草分け的存在のナーム (nahm) 。
伝統的なタイ料理を基本としつつ、上品な味付けで本当においしかった。食材の良さが際立つ調理法と味付けだと思います。辛さも控えめで、辛すぎるのが苦手な私でも食べやすかったです。
だからといってありきたりではなく、食材のチョイスに工夫があって、ほどよくアレンジが加えられていて楽しめました。
アレンジされすぎていないから、初めて高級タイ料理に行く際にぴったりだと思います。
料理をサーブする際にはかならず産地も教えてくれて、タイ産食材へのこだわりが感じられました。
ランチタイムのkanom jin セットならTHB 1,200++/人と、比較的気軽に楽しめる価格です。
バンコクでミシュラン星付きタイ料理レストランを試してみたい方、ぜひナームに行ってみてください。
ナーム (nahm) の店舗情報
営業時間 | 水曜日~日曜日 ランチ:午後12時~午後2時 ディナー:午後6時~午後10時 |
メニュー | ・heritage コース THB 3,400++/人 ・essence コース THB 2,800++/人(ランチのみ) ・kanom jin セット THB 1,200++/人(ランチのみ) ・アラカルトあり |
予約方法 | Chopeから要予約 |
公式URL | Web |
アクセス | MRTルンピニ駅から徒歩10分 |
地図 | Googel Maps |