2020年1月1日からタイの大手スーパーマーケットやコンビニではプラスチック製レジ袋が廃止されます。まだまだ先だと思っていたけれど、あっという間にこの日が近づいて来ました。
これからタイ・バンコクにいらっしゃる方はマイバッグが必須です!
タイにおけるレジ袋配布廃止の対象店舗
このレジ袋配布廃止の対象店のうち、おもなものを抜粋してみました。
- セントラルグループ
- ロビンソン
- 伊勢丹
- ザ・モールグループ(パラゴン、エンポリアム、エムクォーティエ)
- サイアム高島屋
- Tops Market
- グルメマーケット
- BigC
- テスコロータス
- Makro
- マックスバリュー
- フードランド
- ヴィラマーケット
- フジスーパー
- セブンイレブン
- ファミリーマート
- ローソン
- SPAR
- Watsons
- Boots
- マツキヨ
こうして見てみると、個人商店以外のほぼ全ての店でレジ袋がもらえなくなると考えてよいでしょう。
2020年1月以降、タイのスーパーにマイバッグを持っていかなかったらどうなるの?
気をつけていても、うっかりマイバッグを忘れてしまうこともありますよね。それに旅行者だと、レジ袋がもらえないことを知らず、持っていない場合もあると思います。そういった場合の対応はどうなるのでしょう?
バンコクのスーパーマーケットでは、以前から日付や曜日を決めてレジ袋を配布しない日がありました。そんなとき、私がよく利用しているTops Marketでは、プラスチックのレジ袋をもらえない代わりに古いダンボールを配布したり、プラスチックではない袋が比較的安くで販売されていたりしました。
また、繰り返し使えるマイバッグもスーパーマーケットで販売されているので、購入してもいいかも。
1月に入ってからのバンコクのスーパーマーケットTopsでは、宣言どおりレジ袋の配布はなくなりました。毎回マイバッグを持って行っているので、本当に困ったときにどんな対応をされるのか分からないのですが、レジ近くに繰り返し使える簡易バッグが6バーツ(約20円)~という価格で販売されていました。困ったときにはこちらを購入することになるのでは、と予想しています。
2020年1月に入ってからうっかり袋を忘れてセブンイレブンに行ってしまったのですが、「袋はいりますか?」と聞かれ、「いる」と答えると今までどおりレジ袋にいれてくれました。セブンイレブンでは厳格な運用は行われていないようです。
ノープラスチック運動!その他のタイの脱プラスチックの動きについて
タイでは、レジ袋配布廃止以外にも脱プラスチックの動きが活発になってきています。
たとえば、ドリンクのストローも、紙や、竹や金属などの繰り返し使える素材のストローを使う店が増えてきました。
タイに旅行に来たら、こういった点にも着目してみると面白いかもしれません。
私が数年前にタイに来たときには、むしろガンガンプラスチックの袋を使う国という印象がありました。スーパーマーケットで「レジ袋2つぶんくらい」の買い物をしたときも、レジ係の人に「レジ袋5つくらい」に分けていれられてしまって困惑した覚えがあります。変われば変わるものですね。
脱プラスチックの流れ自体は素晴らしいことだと思うので、この機会に私もできる限りで脱プラスチックに取り組みたいとおもいます!
※文中の日本円表記は1バーツ≒3.6円で計算(2019年12月現在)