タイ旅行を控えて、旅行の持ち物に迷っていませんか?海外旅行だと国内旅行とは持ち物もちょっと変わってきますよね。
特に迷うのが、変換プラグと変圧器を持っていくかどうかじゃないでしょうか。
結論から言うと、タイへの旅行であれば、ほとんどの場合変換プラグと変圧器は必要ありません。
私は現在タイに住んでいますが、それでも今のところ変換プラグや変圧器を使う場面には遭遇していません。一応…と思って持ってきた変圧器は売ってしまいました。私の場合は日本からほとんど家電を持ってこなかったせいもあるのですが。
ただし旅行に必要な持ち物は人それぞれなので、事前に持っていく予定の電子機器の対応電圧をチェックして変圧器を買うかどうか判断すればよいと思います。
また変圧器は不要ですが、ヘアドライヤーやヘアアイロンは海外の電圧に対応したものを選んで持っていく必要があります。
以下、その理由についてくわしく見ていきましょう。
タイのコンセントの形状と、タイで変換プラグが不要な理由
海外のコンセントは日本と異なる形状をしているものがあります。
形状によっては日本の電化製品のプラグが入らないことあり、そのときに必要になるのが変換プラグです。
タイの一般的なコンセントは以下のような形状をしています。
日本のものとは形が異なりますが、矢印の部分に差し込むことで日本の電源プラグも差し込むことができます。
ただし、日本と違ってサクっとさせないコンセントも多いので、なかなか入らない場合は角度を変えるなどして頑張ってみてください。
またホテルやカフェなどでは日本と同じ形状のコンセントもあります。
このような状況のため、タイ旅行では変換プラグは不要です。
ただし頻繁に海外旅行に行く方なら、世界対応の変換プラグを一つ持って荷物に入れておけば安心ですね。
タイ旅行で変圧器が不要な理由
変圧器とは、電圧を変換する装置です。
日本の電圧は100V(ボルト)なのに対し、タイでは220Vの電圧が一般的です。電圧が異なるため、日本の100ボルトの電圧だけに対応した電化製品をそのままタイで使うと故障してしまいます。
それを防ぐために使うのが変圧器です。
ただ、旅行に持っていく電化製品の多くは100Vから240Vに対応しているものが多いので、変圧器はほぼ必要ないんです。
それでは一つずつ確認していきましょう。
スマートフォン・携帯電話
まずは現代人には必須の携帯電話。スマホであればほぼ間違いなく大丈夫です。
気になる方はお手持ちのACアダプターの対応電圧を見てみましょう。100~240Vと書いてあればOKです。
カメラ
カメラもほぼ海外対応しています。気になる方は充電器の対応電圧を確認して100~240Vと書いてあればOKです。
電気シェーバー
男性の必需品電気シェーバー。
最近の買ったものであればほとんど海外対応していると思いますが、念の為アダプターの対応電圧を確認してみてください。
ドライヤー&ヘアアイロン
ドライヤーやヘアアイロンに関しては、海外対応していないものもあります。まずはお手持ちのドライヤーの対応電圧を確認してみましょう。
上の写真はタイで購入したものですが、日本のドライヤーもどこかに対応電圧が表示されていると思います。
220Vに対応していなかった場合は、変圧器を持っていけばいいかというと、実はそう簡単にはいかないんです。
ドライヤーなどの熱を発生させる機器は消費電力が大きく、変圧器も大きくて高価なものが必要になります。
大きな変圧器を購入して持ち運ぶのは現実的じゃないので、海外対応のドライヤーやヘアアイロンを買うのが現実的です。
また3つ星以上のホテルならば部屋に備え付けのドライヤーがあると思うので、こだわりがなければ持っていかなくても大丈夫だと思います。
ノートパソコン
ノートパソコンを持っていきたいという人も、中にはいるかもしれません。
ノートパソコンの場合もACアダプターが電圧に対応しているかを確認します。100~240Vと書いてあればOK。
ACアダプターが対応していても、ACアダプターからプラグをつなぐ電源コードが電圧対応していない場合があるのでそこもチェック。
上の写真は125V~となっているので対応しています。
もし対応していなかったら変圧器を買うか、コードを海外対応のものに買い替えると良いでしょう。
以上のようにいくつか例外はありますが、旅行にもっていく電化製品は変圧器が不要なものがほとんどです。
まずは旅行に持っていく予定の電化製品の対応電圧をチェックして、それから変圧器の購入を検討すればよいと思います。
まとめ:タイ旅行ならほとんどの場合は変換プラグと変圧器は必要なし!でも対応電圧チェックはしてね。
海外旅行といえば必須と思える変換プラグと変圧器ですが、タイ旅行に関しては基本的に必要ありません。
とはいっても旅行の持ち物は人それぞれ。ご自身の持っていく電化製品の対応電圧はしっかり事前にチェックしておきましょう。