バンコクから車で3時間、ラヨーン県にあるラヨーンマリオットリゾート&スパに泊まってきました。ロビーからも、部屋からも、プールからも海が見える、オーシャンビューが素晴らしいホテルです。
朝食ブッフェやレストランの料理も美味しくて大満足。さすがマリオットホテルグループ!キッズクラブなど、キッズ向け施設が充実しているので、家族で滞在するのにおすすめです。
また、美しい海で人気のサメット島へのアクセスもよく、サメット島へ行くために滞在するホテルとしても使えます。サメット島内の同ランクのホテルに泊まるよりも、リーズナブルに滞在できます。
- サメット島のホテルはどこも高い⇒陸側に泊まった方がコスパ良し!
- ラヨーン マリオット リゾート アンド スパの場所・アクセス
- ラヨーン・マリオットからサメット島へのアクセス&パッケージツアー
- オーシャンビューが最高!ラヨーン マリオットのお部屋
- ラヨーン マリオットの2つのプール&ビーチ
- ラヨーン マリオットの充実のキッズ向け施設
- 大人はスパとフィットネスでリフレッシュ
- 和洋中印とそろって大満足!ラヨーンマリオットの朝食ブッフェ
- インターナショナル料理にシーフード、バラエティ豊かなホテル内レストラン
- 乾季(11月から3月)はインド人のウェディング団体客が多め。でも気になる程じゃない
- 総評:サメット島を眺めるコスパ◎の5つ星ホテル・ラヨーンマリオットはオーシャンビューが素晴らしい!
サメット島のホテルはどこも高い⇒陸側に泊まった方がコスパ良し!
バンコクから陸路&船で行けることから人気の美しい島、サメット島。
バンコクから日帰りできないことはないけれど、サメット島に向かうバンペー港まで車で3時間+船と遠いため、基本的には島近隣で宿泊するのがおすすめです。
ただ、サメット島内のホテルって高く感じるんですよね。夫も同じ意見だし、ネット上でも同様の意見をみかけるので、やっぱりそうなんだと思う。
そこで目を向けたいのが、サメット島に近い陸側ラヨーンのホテル。こっちの方が断然ホテルとしてのコスパは良いです!
実際、今回宿泊したラヨーン・マリオットと、サメット島内のラグジュアリーホテルとの価格を比べてみました。
ホテル名 | 価格 THB(円) |
サメット島 パラディー リゾート&スパ | 15,484THB (55,742円) |
サメット島 アオ プラオ リゾート | 9,941THB (35,787円) |
サメット島 ル ビーマン コテージ&スパ | 8,717THB (31,381円) |
ラヨーン マリオット リゾート&スパ(デラックスオーシャンビュー) | 4,960THB (17,856円) |
※agodaにて12月7日(土)から1泊の予定で調査
比べてみるとその差は歴然!ラヨーン マリオット リゾート&スパのコスパがずば抜けているのが分かるかと思います。
また、実際に宿泊してみて、心からおすすめしたい素敵なホテルだと思いました。今回私たちはサメット島には行かなかったけど、それでも十分に心が満たされました。サメット島行くのやめて、ホテル内でお籠りもアリです。
1泊2日ならむしろホテルに籠もるのがいいかも。サメット島まで行くなら、2泊3日で中日に行くのが良さそうです。
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ラヨーン マリオット リゾート アンド スパの場所・アクセス
ラヨーン マリオット リゾート アンド スパがあるのは、タイのラヨーン県。サメット島行きのフェリーが出ているバンペー港よりも、さらに車で20分ほど先に行ったところです。地図はこちら。
ラヨーン マリオット リゾート アンド スパの周辺には、いくつかの別のホテルやコンドミニアムがあるだけで、とても静かな場所です。ですから、食事などはすべてホテル内で済ませるホテル内完結型になります。
ラヨーン マリオット リゾート アンド スパは素晴らしいホテルなのですが、バンコクから遠く、車がないとアクセスが不便な点がネックです。
それでも、
- 空港からの送迎サービスを利用
- 運転手付きレンタカーを借りる
- タクシーをチャーターする
- 長距離バスとホテルの無料シャトルサービスを組み合わせる
- 送迎と宿泊がセットになった旅行会社のパッケージを予約する
など、いくつか方法があります。具体的には、以下の記事で解説します。
ラヨーン・マリオットからサメット島へのアクセス&パッケージツアー
次に、気になるラヨーンマリオットからサメット島へのアクセスについてです。
ホテルからサメット島へのアクセス
ホテルからサメット島へのフェリーが出ているバンペー港まで、無料のシャトルサービス(10:00と16:00)が利用できます(要予約)。ホテルからバンペー港までは、車で20~30分ほどです。
サメット島で1日遊んでホテルに帰ってくる、ちょうどよいスケジュール感。
サメット島やその他離島へのパッケージツアー
パッケージツアーを予約すれば、ホテルから直接サメット島へスピードボートで渡ることができます。なんと15分ほどで着くそうですよ。
サメット島へのパッケージツアー | 料金 |
Koh Samed & Koh Kudee Oneday Trip ※スピードボート、ランチ、シュノーケリングセット、国立公園入島料、保険を含む |
2人の場合:THB3,300/人 4人の場合:THB2,400/人 6人の場合:THB1,800/人 8-10人の場合:THB1,600/人 |
このほか近隣の島へのシュノーケリングツアーや、フルーツ農園へのツアー、シラチャータイガーズーへのツアーなど、多数あります。詳しくはホテル予約時に問い合わせてみてください。
オーシャンビューが最高!ラヨーン マリオットのお部屋
さてさて、たいへん前置きが長くなりましたが、ここからラヨーン マリオットの紹介に入りたいと思います。
ホテルに着いて最初に目にするのが、レセプションのある2階ロビーです。ここからのオーシャンビューが素晴らしくて。
このロビー、昼間だけでなく、日が沈んだ後も格別に美しかったです。
チェックインを済ませたら、バタフライピーの青いウェルカムドリンクをいただきます。
私達が泊まる部屋は8階のデラックスオーシャンビューのお部屋(40㎡)です。
ベッドはキングサイズ。希望すればツインもあるそうです。
部屋からのオーシャンビューが本当に素晴らしく、部屋に入るなり歓声をあげてしまいました。
ベランダから見下ろすと、ラヨーンマリオットとその隣のレジデンスの敷地、そして海が一望できます。
ガラス張りの窓際にあるカウチソファーが素晴らしかった。ここでいくらでも海を眺めてられそう。
ラヨーンマリオットに泊まるなら、ちょっと奮発してでも絶対にオーシャンビューの部屋がおすすめです!
なお、ベランダはちょっと狭め。ここでは水着を干したりするくらいですね。
部屋の入口側がバスルームになっています。
バスタブと、シャワールームと、トイレという作りです。シャワーの水圧・水温とも申し分ありません。
バスタブは、扉を全開にすれば、部屋と一体化可能。部屋の奥まったところにあるから外から見えることもないので、お風呂に浸かりながらオーシャンビューを眺める贅沢ができます。
夫はこのバスタブが気に入って、1泊2日の滞在中に2回も浸かっていました。
アメニティは、マリオットといえば…のTHANN。
私、THANNの香りが大好き。リラックス感の中にほどよくスパイシーさも混じる都会的な香りで、癒やし効果とリフレッシュ効果を兼ね備えています。
マリオットですから、不足しているものは何もありません。ドライヤーも、歯ブラシも、アイロンも、大きな傘も、何でも有りました。
冷蔵庫の中には、ビールがたっぷり。
ルームサービスは、6:30から23:00まで頼めます。ピザやサンドイッチ、サラダのほか、ガパオなどのタイ料理、キッズメニューまでありました。
ちなみに、電源タップはいろんな国の形状に対応していました。
ラヨーン マリオットの2つのプール&ビーチ
ラヨーン マリオットには大人用のプールが2つ、キッズプールが1つ、そしてホテル目の前にビーチがあります。
ビーチ沿いのインフィニティプール
私が気に入ったのは、ビーチ沿いにあるこのインフィニティプール。海の水平線とプールの水面が溶け込むようなデザインが美しい。プールに入っていながら、海に入っているような気分になります。
インフィニティプール越しの朝の海。きれい。
プールに入らなくても、プール沿いのチェアに寝転んで景色を眺めているだけでも、癒やされました。
スライダーもあるメインプール
もう一つは、インフィニティプールよりも大きいメインプールです。
このプールのまわりには、ヤシの木などが良い具合に植えてあって、南国リゾート感満点です。たくさんチェアーがあって、また人もそこまで多くないので、のんびり過ごすことができます。
メインプールも一番海側はインフィニティプールのようなデザインになっていました。
プールの深さは浅いところと深いところがあって、大人も子供も楽しめるようなつくりになっています。
そして、このプールにはウォータースライダーが2つあります。
このスライダーですが、別の方のレビューでも書かれていますがちょっと危険かも。怪我した人はいないみたいでしたが、短い方のスライダーを滑り降りてくるときに鈍いゴンって音がしていました。軽く体を壁にぶつけているような…?
私は利用していないのでなんともいえませんが、もしスライダーを利用するなら長い方を使うのが良さそうです。
プールの端っこのほうにはサメや魚が泳ぐ水槽が設置してあります。潜れば魚と一緒に泳ぐ気分を味わえます。
プールサイドにはプールバーがあって、アルコールや軽食をいただけます。
私達も最終日にピザを食べてみました。ピザなどのフード1品とドリンク1つ(ビールやカクテルもOK)のコンボセットTHB390++。シーフードのラヨーンピザ、とても美味しかったです。
昼間のプールもいいけれど、夕暮れ時もまた、美しくて。プールに浸かりながら海に沈む夕日を眺めることができます。
そこからのマジックアワー。
キッズプール
キッズ専用プールは、インフィニティプールの近く、キッズクラブ脇に設置されていました。ベビーなど、小さいお子さんはこちらが良さそう。
キッズプール越しのインフィニティプール&水平線の眺めが最高。
長く美しいビーチ
そして、ホテルの目の前には、長く伸びた美しいビーチが広がっていました。場所柄、ホテルの宿泊客と隣のレジデンスの人くらいしか来ないので、とても静かで落ち着いたビーチです。
残念ながら私の滞在時には、レッドフラッグで遊泳禁止だったので見るだけ。
ブランコなどもありました。
ラヨーン マリオットの充実のキッズ向け施設
ラヨーンマリオットは、ファミリー向けホテルということで、キッズ向け施設が充実していました。
キッズクラブ
キッズクラブ内には子供のための遊び場が大充実!
おもちゃで遊ぶほかに、個室で映画を見たり、ゲームをしたり、といった遊び方が可能。2階にはコスチュームもありました。着替えて写真を撮るのも楽しそうです。
このキッズクラブにはスタッフさんが常駐しているので、4歳以上のお子様なら預けて、大人はスパなんかに行ってもOK。3歳以下のお子さんは、大人が一緒にいてくださいということでした。
キッズクラブでは、子供向けのエクササイズやアート、クッキングクラスなどが多数開催されています。
家族でラヨーンマリオットに滞在したら、きっと楽しいはず。
ラビットハウス
キッズクラブの近くには、ラビットハウスがあって、うさぎや鳥(インコやオウム)と触れ合うことができます。生まれたばかりのウサギもいて、かわいかったです。
このほか、ミニゴルフ場や、ところどころに設置された屋外遊具など、子供が楽しめる施設が充実していました。
大人はスパとフィットネスでリフレッシュ
ラヨーンマリオットには、子供だけでなく、大人も楽しめる施設&アクティビティもあります。
クアンスパ(Quan Spa)
マリオットグループのスパであるクアンスパ。シグネチャーのOcean Breezeっていう、タイとバリニーズ、ハワイアンマッサージの手技を組み合わせたオイルマッサージを受けてみましたが、とても気持ちよかったです。セラピストさん、すごく上手でした。
その時々でスペシャルパッケージが用意されていて、私達が訪問したときは、フェイシャル30分+オイルマッサージ60分でTHB2,000++。ホテルスパとしては、割とお手頃なように感じました。
フィットネス
スパの隣はフィットネスルームになっていて、こちらは24時間利用可能です。シャワールームには、サウナも完備。
また、毎日朝と午後には、日替わりでヨガやタイボクシング(ムエタイ)のアクティビティが行われます。ホテルで過ごすだけでも飽きることはなさそうです。
自転車貸出
フィットネスクラブ内では、自転車の貸出を行っています(THB250++/3時間)。自転車で近隣に出かけるアクティビティもありました。
和洋中印とそろって大満足!ラヨーンマリオットの朝食ブッフェ
ホテルでの楽しみの一つ、朝食ブッフェ。2階ロビー脇のC-Salt Cafe’が会場で、朝6:30から11:00まで行われています。
ものすごい数の料理が並べられていて圧巻!
味噌汁やそばなどの和食、ベーシックなベーコン、ポテトなどのウェスタン料理、もちろんタイ料理も。驚いたのは、中華料理やインド料理もあったこと!
紹介しきれいないほどの種類がありました。これなら例えば1週間滞在したとしても飽きなさそうです。
この日は涼しかったので、海が見えるテラス席でいただきました。
うーん、気持ちがいい!
どれも美味しかったけれど、たくさん種類のあるフレッシュジュースが気に入りました。
タイの麺料理のスタンドもあって、作ってもらいました。
5つ星ホテルのクイティアオは、屋台より肉やルークチンの質が良いように思いました(あたりまえか笑)。
インターナショナル料理にシーフード、バラエティ豊かなホテル内レストラン
ラヨーンマリオットの近隣には、食事するところがありません。ですから、ラヨーンマリオット内のレストランでランチやディナーを済ませることになります。
ホテル内のレストランのうち、インターナショナル料理のC-Salt Cafe’とシーフードのFISH BARについて紹介します。
インターナショナル料理のC-Salt Cafe’
C-Salt Cafe’は朝食ブッフェが行われるレストランで、昼と夜はインターナショナル料理を提供しています。
私達は、今回こちらで夕食をとりました。まずは、ノンアルコールのモクテルで乾杯!
このレストランは、タイ料理を中心にしつつ、西洋料理もあります。今回私達が食べたのはこの6品。
どれも美味しかったけど、クリアタイプのトムヤムクンが印象に残っています。それからマッサマンカレー。けっこうピリ辛だったけど、これが美味しくって。しっかりしたお肉で、美味でした。
さすが、マリオットホテル内のレストラン。何を食べても間違いない味。価格はTHB250++から500++くらいです。
シーフードのFISH BAR
もう一つのFISH BARは、インフィニティプールの近くのビーチフロントにあります。
こちらは好きなシーフードを好きな方法で調理してくれるタイプのシーフードレストランです。
ソファー席から海が見えて雰囲気バツグン。雰囲気重視なら、FISH BARの方がおすすめです。
乾季(11月から3月)はインド人のウェディング団体客が多め。でも気になる程じゃない
ラヨーンマリオットでは、11月から3月の乾季の時期になると、インド人による結婚式が多数開かれるんだそう。私達が訪れた日も、ちょうどインド人による結婚式が行われている日でした。
予約した際に「インド人による結婚式があるので、朝から晩までうるさいかもしれません。またいくつかのホテル内レストランが貸し切りになります。」というような注意書きが添付されてきたので、どんな感じになるか実は戦々恐々としていました。
でも実際のところ、ホテルの敷地が広いので騒音は気になるほどではありませんでした。たしかに滞在した晩にFISH BARが貸し切りでシーフードを食べられなかったのは少し残念ではありましたが。
それよりも、200人を超える団体でタイのラヨーンにまでやってきて、数日間にわたって結婚式を行うというインド人の風習に興味津々。ホテルの方に聞いたところによると、インド国内で行うより、タイの方が安くで結婚式ができるんですって。インド人シェフやボリウッドスターも連れてきてパーティーを行うという話には驚いたなぁ…。
個人的にはインド人団体の結婚式にかち合っても、そこまで気になることはありませんでしたが、心配な方は予約前にホテルに日程を確認した方がいいかもしれません。
総評:サメット島を眺めるコスパ◎の5つ星ホテル・ラヨーンマリオットはオーシャンビューが素晴らしい!
以上、ラヨーンマリオットについて紹介しました。サメット島内の同ランクのホテルよりも、ずっとリーズナブルに泊まれることが魅力です!
また、ホテルの部屋やプールからのオーシャンビューが素晴らしく、またホテルの食事も美味しいので、サメット島には行かずにラヨーンマリオットに籠もって滞在するだけでも、十分に満足できます。
実際私達は1泊2日でずっとホテル内にいましたが、大満足でした。1泊2日海を見て過ごすだけで、こんなにリフレッシュできるものなんですね。
最近海が足りてないと思う方、ぜひラヨーンマリオットへ、リフレッシュしにでかけてみてはいかがでしょうか。
\ホテルの料金を確認/
※文中の日本円表記は1バーツ≒3.6円で計算(2019年12月現在)