2021年10月、タイの運転免許を更新してきました!なんとか無事に更新できてよかった。
コロナの影響で、
- 陸運局が閉まったり開いたり
- 予約が必要だったり
- Eラーニングが登場していたり
と、以前と状況が違っていました。そこで、私が更新した際(2021年10月現在)の情報をまとめてレポートしたいと思います。
今後タイの運転免許を更新される方はクルマ相談窓口の佐藤さんのブログも併せてチェックされることをおすすめします。
私は次の更新まで運転免許のことは忘れてしまうと思いますが、佐藤さんは最新情報に更新してくれそう。Twitterで発信されている情報もすごく参考にさせてもらいました。ありがとうございました。
新型コロナの感染状況によっては陸運局がクローズしていることもあります。事前にお確かめください。2021年10月の投稿日現在はオープンしています。
バンジャーク陸運局で2022年1月時点で更新予約した場合、5月ごろの日程になるそう。またモチット陸運局でも事前予約が必要になっているそうです。
タイの運転免許更新ができる期間
タイの運転免許証は新規取得時は2年有効、その後は5年ごとの更新になります。5年有効の運転免許の更新期間は有効期限の3ヶ月前〜有効期限後1年以内です。
日本と同じく期限が誕生日に設定されるので覚えやすくていいですね!
それなのに私はうっかりしていて、コロナで引きこもっている間に免許の期限が切れてしまいました。…ってどちらにせよ陸運局は閉まっていたらしいので、覚えていたとして更新はできなかったのですが。
電子マネーTrue Moneyの継続使用のためにタイの運転免許証の情報をアップデートしようとしたところ期限が切れていることが判明。
ちょうどその頃(2021年9月)それまでコロナ感染拡大のためにストップしていた運転免許更新の受付がスタートしたというニュースが入ってきたので、さっそく行動開始しました。
運転免許の更新ができる陸運局(モーチットの第一陸運局/バンジャークの第三陸運局)
まずはどこの陸運局で更新をするのかを検討しました。
バンコクで日本人が運転免許更新する場所として一般的なのは、以下の2か所です。
一方バンジャークの第三陸運局では事前予約が必要です。2022年1月に予約した方は5月の日程になったそう。
ただしモーチットの第一陸運局では予約不要・飛び込みで更新OK(ただし外国人は1日に40名までと制限があるので朝イチで行くこと!)。
また以前はモーチットの第一陸運局は予約不要でしたが、現在は要予約になっているそうです。
私の場合は家がモーチットから遠いのと、これまで免許の新規取得・更新をバンジャークの第三陸運局で行っていて慣れていることからバンジャーク陸運局を選択しました。
必要な書類
タイの運転免許の更新にあたって必要な書類は以下のとおりです。
◆タイの運転免許の更新時に必要な書類
- タイの運転免許証[原本]
- パスポート[原本]
- パスポートのコピー(顔写真ページ、VISAページ、最終タイ入国スタンプ&T.M.6ページ)※VISA満了日まで残り90日以上あること
- 在タイ日本大使館発行の在住証明書(英文)[原本]※発行日から1年間有効
- 健康診断書[原本]※発行日から1か月有効
- Eラーニング修了のスクリーンショット
- 更新手数料 505バーツ
タイの運転免許更新の手順
バンジャークの第三陸運局でのタイの運転免許更新の手順は以下のとおりです。
◆タイの運転免許更新の手順
①バンジャークの第三陸運局で更新の予約をする
まずはバンジャークの第三陸運局で更新のための予約をします。
タイ人の場合はアプリで予約ができるみたいで私もダウンロードしてみたのですが、外国人向けのパスポート入力画面に入ることができずに諦めました。
しょうがないので、バンジャークの第三陸運局に行って直接予約することに。
場所はBTSバンジャーク駅のすぐそばです。地図はこちら。
BTSバンジャーク駅3番出口を出てスクンビットソイ99を少しだけ先に行ったところに入り口があります。このゲートが目印です。
ゲートをくぐるとバイクタクシーが待ち構えているので乗っても良いですし歩いても大丈夫な距離です。私は歩きました。
こちらの建物の中に入ってすぐのInformationで予約できます。
◆持ち物
- 更新前の運転免許証原本
- パスポート原本
②Eラーニングを受ける
運転免許更新時には講習を受ける必要がありますが、現在は感染対策のために事前にEラーニングを受けられるようになっています。
予約したときに、案内の紙をもらいました。
以下のリンクから入って「For Foreigner」を選んで受講できます。
所要時間は約1時間。途中で三択問題が何度か出てきて回答する必要があるので、ちゃんと見た方が良いです。
修了画面のスクリーンショットをとって、陸運局で見せられるようにしておきましょう。
②大使館に在留届出済証明(英文)を取りに行く(有効期限1年)
運転免許の更新にあたって住所証明が必要です。
以前はワークパーミットでも良かったみたいなのですが、デジタル化されてから住所の記載がなくなったため、現在はワークパーミットを持っている方も大使館で在留届出済証明(英文)を取得する必要があります。
◆持ち物
- パスポート原本
- パスポートコピー(顔写真&VISAページ)
- 現住所を証明する書類(住所氏名が書かれた公共料金の請求書・賃貸契約書など)(原本及びコピー)
- 委任状(代理人による申請の場合)
- 手数料 610バーツ
※事前に在留届出をしておくこと
新型コロナウイルスの感染拡大のため、大使館の開館時間が縮小されています。来館前に大使館ホームページでご確認ください。
- 午前8時30分~11時00分、午後13時30分~15時00分
- 証明は申請日を1日目とし、3開館日目に交付
③健康診断を受ける(バンジャーク駅前、有効期限1か月間)
健康診断のおすすめはバンジャーク駅2番出口先にあるローカルクリニック。地図はこちら。
中に入って「Drivers License」と伝えると120バーツで健康診断書を作ってくれます。
血圧測定のみで、あとは身長体重を口頭で伝えるのみなのでちょっと不安ではありますが、ちゃんと使えました。
健康診断書の有効期間は1か月と短いので注意。Google Mapの表示だと8時から開いているので免許更新当日に行っても良いと思います。私は当日閉まってたら嫌だな~と思って事前に受けておきました。
◆持ち物
- パスポート
予約当日に陸運局でやること
さて、ここからは運転免許更新当日のレポートです。
当日の持ち物についておさらいすると以下のとおり。
◆タイの運転免許の更新時に必要な書類
- タイの運転免許証[原本]
- パスポート[原本]
- パスポートのコピー(顔写真ページ、VISAページ、最終タイ入国スタンプ&T.M.6ページ)※VISA満了日まで残り90日以上あること
- 在タイ日本大使館発行の在住証明書(英文)[原本]※発行日から1年間有効
- 健康診断書[原本]※発行日から1か月有効
- Eラーニング修了のスクリーンショット
- 更新手数料 505バーツ
また服装にも注意が必要。
ショートパンツやミニスカート、タンクトップなどの露出の多い服装はNGです。お寺に行くときと同じ服装で行けばよいと思います。
予約時間ぴったりに陸運局へ
まず最初に注意点なのですが、第三陸運局へは予約時間ぴったりくらいに行くのがおすすめです。
感染対策のため30分ごとに分けて入場制限を行っていて、指定の時間以降にならないと入場できません。
私は10:30までに行かなきゃいけないのかと勘違いして早めに行ったのですが、10:30以降にしか入れませんでした。
おかげで約1時間外で待ちぼうけするハメに。あまり暑くない日だったので良かったですが、これが暑い日だったらと思うとぞっとします。
書類をコピーする(屋外フードコートにて)
コピーは屋外フードコートにて1枚1バーツでできます。すごく安いので、ここで済ませてしまうのがおすすめ。
書類とパスポートを渡すと女性の方がパパっとコピーしてくれます。
パスポートは
- 顔写真ページ
- VISAページ
- 最終タイ入国スタンプ&T.M.6ページ
の3つをコピーしてもらってください。パスポートコピーにはサインが必要です。
ちなみに健康診断書と在留届出済証明(英文)もコピーしてもらいましたが、窓口で返却されました。
陸運局入場&書類チェック
予約時間になったらようやく陸運局に入場できます。
Informationで書類をチェックし、「Training?」と聞かれたのでEラーニング修了のスクリーンショットを見せました。その後は指示に従って番号を呼ばれるのを待ち、もう一度書類チェックがあります。
適性検査
次は適性検査の部屋へ。検査の内容は以下の3つでした。
- 視覚深度試験:2本の棒の位置を平行に揃える
- ブレーキ試験:ランプが赤になってすぐにブレーキに踏みかえる
- 視野&色の試験:左右で点灯するランプの色(赤・黄・緑)を答える
分かりやすいように前の人が行う様子を見せてくれたので、戸惑うことなくできました。親切。
信号の「青」色は緑です!あの色をブルーというのは日本人だけなんだそう。ブルーと言うと笑われますよ。(※免許取得時に経験済)
写真撮影&免許証の受け取り
適性検査に合格したら、最後に写真撮影と免許証の受け取りです。写真撮影の部屋に入る前に、書類に書かれた
- 名前
- 誕生日
- 住所
- 電話番号
- パスポート番号
が正しいことを確認しておきましょう。もし間違っていたら修正を依頼します。
番号が呼ばれて、手数料(505バーツ)を支払い、写真撮影をして、しばらく待つと新しい運転免許証がもらえました。
陸運局の中に入ってからの所要時間は約1時間でした。講習がEラーニングだから早いですね。
これであと5年は更新しなくて良い!やれやれです。
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※文中の日本円表記は1バーツ≒3.3円で計算(2021年10月現在)