タイ国政府観光庁よりお誘いいただきまして、タイ北部チェンライに行ってきました。
今回は日本人インスタグラマーさん、YouTuberさんとご一緒させてもらって、わいわい楽しい旅に。
チェンライの大自然を感じながら北タイの食を満喫、おしゃれなカフェで一休みしつつ、お寺にもたくさん行きました。
大きなバンを貸し切ってチェンライ中を巡ったので、自力ではたどり着けないようなところにも連れて行ってもらって、貴重な体験ができたと思います。
チェンライの行き方&めぐり方
今回の旅行の詳細に入る前に、チェンライについて簡単に概略を紹介します。
チェンライ県は、タイの中でももっとも北にある県です。名前が似ているチェンマイ県のお隣にあります。
バンコクからチェンライに行くには、飛行機がおすすめです。エアアジアをはじめたくさんの航空会社の路線があり、1時間ちょっとであっという間に着きます。
チェンライは、町中だけでなく郊外の方にも見どころがたくさんあります。そのため車をチャーターするか、レンタカーを借りるのがおすすめです。また調べてみると、チェンライでは配車アプリGrab(グラブ)も使えるようですね。
それでは、今回のチェンライ旅行について紹介していきます。これからチェンライ旅行に行く方に参考にしてもらえたらと思います。
チェンライ旅行1日目
タムルアン洞窟
チェンライ到着後にまず向かったのは、タムルアン洞窟です。
ここは2018年に地元のサッカーチームの少年らが遭難し、洞窟内に閉じ込められた事件が起きた場所です。この事件は全世界から注目をあび、当時日本でも詳しく報道されていました。
洞窟の中は広くて暗く、この中に閉じ込められたと思うと恐ろしかったです。私達が見たのはほんの入口だけですが、かなり奥深くまで続いているのだそう。
少年たちは17日後に全員が救出されましたが、救助作業中に1名のダイバーが命を落としています。洞窟近くには、そのダイバーの銅像が建っていました。
Tham Luang Cave(地図)
絶景カフェでコーヒーとアカ族の郷土料理
次に向かったのは、タムルアン洞窟近くにあるアカ族の村。ここにあるパーミーコーヒーにてランチをいただきました。
チェンライの山々を見下ろす景色が最高です。アカ族料理は野菜たっぷりの優しい味で、特にタケノコのおかずが美味しかったです。
桑の木の樹皮で紙漉き体験
ここでは、桑の木の樹皮を使った紙すきを体験。
お庭で摘んだ花や葉を使って、オリジナルデザインの手作りの紙を作りました。乾いたら自宅まで送ってくれて、数日で到着しました。
竹でできた仏像があるお寺 ワットプラサーン
お堂も、仏像も、すべて竹でできているというお寺に立ち寄りました。深いワインレッドが美しい。
チェンライは白い寺、青い寺、黒い家など色にまつわる観光地が多いから、ここは今後「赤い寺」として有名になったりするかも!?
ワットプラサーン วัดพระสาน(地図)
ゴールデントライアングル
チェンライといえば、タイ・ミャンマー・ラオスの3つの国が国境を接するゴールデントライアングルが有名です。
手前側がタイ、川をはさんで左手がミャンマー、右手がラオス。国境をこんなふうに眺められるなんて、島国日本から来た私達にとっては貴重な体験です。
私はここに来るのは二度目だったけれど、以前よりラオスの建物が増えていて、時の流れを感じました。
ゴールデントライアングル(地図)
Phu Chaisai Mountain Resortに宿泊
この日の宿はPhu Chaisai Mountain Resort。チェンライの中でもかなり山深いところにあるリゾートホテルでした。
こんなに自然に囲まれたホテルは初めて!まるで森の中にいるみたい。
部屋の内装はすべて竹が使われています。これだけの自然ですから、蚊も多く蚊帳は必須。
山の斜面に沿うように建物が建っているのですが、斜面の下の方の部屋は湿気を感じやすかったため、特に雨季に滞在するなら上の方にあるUpper Mountain Cottageタイプ(agodaではデラックス マウンテンコテージの種別だと思います。)の部屋がおすすめです。
朝食はバイキング形式で、種類が多くて美味しかった。スパもあります。
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チェンライ旅行2日目
馬に乗ったお坊さんの托鉢体験
宿泊したPhu Chaisai Mountain Resortにて托鉢を体験しました。タイには他にも托鉢を体験できる場所はあるけれど、馬に乗ってやってくるお坊さんは珍しい。山深いチェンライならではです。
にこやかながらも眼力のあるお坊さんは、お経の声も素敵。他ではできない経験をさせてもらいました。
チェンライ市街地のカフェでランチ
2日めのランチは、おしゃれなカフェPAAM SAI-AUAにて。
今回の旅では、こんな感じのおしゃれなカフェにたくさん立ち寄りました。車から街を眺めていても、街のあちこちにおしゃれなカフェがたくさんある印象を受けました。
チェンライの街もどんどん進化しているんですね。
ここは、大きな骨付き肉を使った北タイ料理「ゲーンハンレー」が美味しかった。あと店名にもなっているハーブたっぷりの北タイソーセージ「サイウア」も食べました。この旅では毎食のように「サイウア」を食べていた気がします。
お茶のワークショップ
この日の午後は、Sawanbondin Farm & Tea Houseでお茶のワークショップを受けました。試飲しながら様々なお茶の製法について学び、その後自分だけのブレンドティーを作ります。
お茶の葉は同じでも、製法によって味わいが全然違っていて興味深かったです。一緒に出してくれたお菓子も美味しかった。
ワークショップはもちろん楽しいし、カフェ自体がとてもかわいらしくて素敵なので、カフェ利用のみもおすすめです。
コーヒーはチェンマイのアカアマコーヒーを使っています。というのも、Sawanbondin のオーナーはアカアマコーヒーのオーナーと友達なんだそう。アカアマコーヒーは東京神楽坂に支店を出したので、日本にお住まいの方はぜひ行ってみてください。
Sawanbondinのお茶はShoppee(通販サイト)でも購入可能です。
シンハパークでタイ料理ディナー
ディナーはシンハグループが経営するシンハパーク内のレストランにて。あいにくの小雨でしたが、シンハのシンボルマークをパシャリ。広大なお茶畑がきれいでした。
美味しいタイ料理に合わせるのは、もちろんシンハのビールです!
The Riverie by Katathani に宿泊
この日の宿はThe Riverie by Katathani。偶然にも、先日宿泊させてもらったプーケットのThe Shore at Katathaniの系列ホテルでした。
1日目に泊まったホテルとは打って変わって、チェンライ市街地にある現代的なホテルです。コック川沿いにあるので、朝川沿いを散歩するのが気持ちよかった。
大きなプールには遊具があるし、キッズスペースも充実していて、子供のいるご家族に特におすすめできるホテルだと思います。
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チェンライ旅行3日目
無料トラムに乗って市内観光
ホテルを出発後は、トラムに乗ってチェンライ市街地の観光地をめぐりました。
このトラムはチェンライ市内の12のスポットをめぐるのですが、なんと無料なんです!利用しない手はありません。
タイ語ではありますが、トラムの運転手さんがガイドまでしてくれます。
私達はかなりゆっくり見て回ったこともあり、以下の5つのスポットに立ち寄りました。
- Princess Mother 90th Anniversary Building
- Field Marshal P. Pibulsongkram house(ピブーン元帥の元邸宅)
- ワット・プラシン
- ワット・プラケオ
- ワット・ミンムアン
このほか、車窓からチェンラーイ時計塔やメンラーイ王像も見えました。チェンライの街にはチャムチュリーの並木があったりして美しかった。超おすすめです!
トラム乗り場(地図)
9:30と13:30出発/無料
大人気カフェ「チーウィット タマダー 」でランチ
お昼はチェンライの大人気カフェ「チーウィットタマダー」へ。
ここは前回のチェンライ旅行でも来たことのある場所。前回訪れたのは2017年ですが、3年の月日を経ても、相変わらず人気の模様です。
川沿いの白い建物は雰囲気抜群だし、ドリンクは全部かわいい。料理は洋風アレンジのタイ料理でした。特にトムカーガイが美味しかったです。
青い寺 ワット ローンスアテン
カフェ「チーウィットタマダー」のほど近くにある、青い寺「ワット ローンスアテン」にも立ち寄りました。
ここも二回目ですが、前回よりも装飾が増えてパワーアップしているように思いました。何度見てもこの青さは衝撃的!
ワット ローンスアテン(地図)
コーヒーワークショップ
AKHA MINO COFFEEで、コーヒーの生成過程と淹れ方について学びました。
これまでコーヒー豆のウォッシュド、ナチュラル、ハニーの違いがイマイチ分からなかったのだけれど、本物の豆を目の前に丁寧に説明してもらって、やっと理解できました。
ハンドドリップコーヒーも体験させてもらったのですが、自分のいれたコーヒーとバリスタさんがいれたコーヒーの味の差に驚いたり。
とても美味しかったので、豆も買って帰りました。生産地だからなのか、すごく安かった。200gで180バーツくらいだったかな。
このカフェではアカ族の民族衣装を着て写真撮影もできます。民族衣装を来た本物のアカ族のお母さんもいらっしゃいました。
カントークディナー
チェンライ最後の食事は、川沿いのおしゃれなカフェにてカントークをいただきました。カントークとはタイ北部の伝統的な料理を集めた御膳のことで、結婚式などの特別行事の時に食べる食事なんだそう。
籐の入れ物、セラドン焼きの器に入れられた北タイ料理はどれも美味。特にミートソースのような風味の「ナムプリックオーン」が好みでした。それからちょっと細い形のもち米も美味しかったです。
まとめ
以上、タイ国政府観光庁主催のチェンライツアーの様子についてレポートしました。
今回の旅でご一緒したのは、4名のインフルエンサーさんたちです(アルファベット順)。
そして、友達のMihoさん(Blog・Instagram)も一緒に参加してくれました。
もし、今回のチェンライ旅行に興味を持ってくれた方がいらしたら、他の方の投稿もぜひご覧になってください。
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※文中の日本円表記は1バーツ≒3.4円で計算(2020年8月現在)