バンコク・ジャルンクルン通りのバンコクの旧中央郵便局内にあるTCDC(タイランド・クリエイティブ・アンド・デザインセンター)に行ってみました。
ここのコワーキングスペースは1日100バーツ(約350円)で使えるのです!ネットは速いし、建物は素敵だし、きれいで快適。私が行ったときには混んでおらず快適に利用できました。
自宅から遠いのでそう頻繁には行けませんが、たまに自宅と違う環境でパソコン作業したくなったときにはいいかな、と思います。
TCDCとは
タイ国政府観光庁Webサイトによると、TCDCについて以下ように記載されています。
2005年にタイ政府が国内のデザイン産業を活性化させ、支援する目的でオープンした国立のデザイン&アートの複合施設。タイ国政府観光庁Webサイトより
館内にはコワーキングスペース、ライブラリー、デザイン支援施設、カフェなどがあり、また様々なワークショップ等も頻繁に催されています。
このなかで必見なのがコワーキングスペース。1日100バーツ(約350円)で利用でき、また年間メンバーになれば年間1,200バーツ(約4200円)で利用し放題です。
場所
TCDCがあるのは、バンコク・ジャルンクルン通り。BTSサパーンタクシン駅から徒歩13分ほどのところです。
地図はこちら。
旧中央郵便局の重厚な建物の左脇に入り口があります。
TCDC (タイランド・クリエイティブ・アンド・デザインセンター)の施設情報
営業時間 | 10:30~19:00 月曜定休 |
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TEL | (66) 2 105 7400 #213, 214 |
住所(英) | 1160 Charoenkrung Road, Bangrak, Bangkok 10500 |
公式URL | Web Facebook |
アクセス | BTSサパーンタクシン駅から徒歩13分 |
駐車場 | 有り(CATビル立体駐車場に駐車可能、1時間20バーツ) |
地図 | Google Mapで開く |
TCDCの利用方法&料金
TCDCの利用料金は以下の表のとおりです。
1-Day Pass | 100バーツ |
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Yearly Pass | 学生 600バーツ 一般 1,200バーツ |
100バーツ(約350円)の1-Day Pass(1日パス)であっても、パスポートを提示して受付で登録作業を行います。パスポートのコピーやタイの運転免許証でもOKでした。
私達が訪れた日は、ちょうどタイの女王様のお誕生日だった関係で無料で利用できました。ラッキー!
TCDCの施設紹介
それではTCDC内の施設を紹介していきます。
5階(受付&カフェ)
5階は受付兼カフェスペースになっています。ちなみに上の写真の場所は、カフェで飲み物を購入すれば無料で利用できます。
床に豊富に電源タップがありました。1時間ほどの短時間であれば、カフェエリアで作業してもいいかも。
ゲートを抜けた、ここから先は1-Day Pass(1日パス) やYearly Pass(年間パス) を持っているメンバー限定エリアです。図書館のような作業スペースがあります。
この部屋の奥の方にはリフレッシュのための小部屋があります。
ここで飲み物等を購入できます。
4階(図書室&コワーキングスペース)
4階は天井が高く開放的な図書館&作業スペースです。
各机ごとに区切られているから、プライベート感があって良いです。今はコロナ対策のため1卓につき斜めに2人しか座れないようになっていたため、さらにゆったりでした。
各ブースに電源タップが2つずつ用意されています。WiFiも簡単な操作で利用でき、快適に作業できました。
また奥の方にはデザイン関係の書籍がたっぷり。
意外にも、日本語の本もあったりします。デザインに興味がある方は、図書室として利用しても面白いかも。
3階(Maker Space)
さらにエスカレーターで下の階に降りると、MAKER SPACEがあります。ここはものづくりができるカフェ「Fab Cafe」とコラボしたエリア。事前予約&有料にはなりますが、レーザー加工機などが利用できます。
2階(マテリアル&デザインイノベーションセンター)
さらにエスカレーターで下に降りるとMATERIAL AND DESIGN INNOVATION CENTERがあります。
ここには様々な素材見本がおいてあり、またその素材がバンコクのどこで購入できるかの情報もありました。
これはバンコクでものづくりする人には嬉しいサービスですね!
屋上庭園
屋上にも出れるようになっていて、バンコクの街並みを一望できます。昼間はちょっと暑いけれど、作業の合間のリフレッシュにはもってこい。
その他のTCDC関連施設
TCDCには、今回紹介したジャルンクルン通りにあるTCDC Bangkokだけでなく、いくつかの関連施設があります。
私は以前BTSプロンポン駅直結のデパートエンポリアム内にあるAIS DCの年間パスを持っていたのですが、そのパスを使って、かつてあったプラカノンのTCDC COMMONS(現在は閉鎖)に入場できていました。
ですからTCDCの年間パスを購入すれば、これらの関連施設も利用できるんじゃないかと思います。実際に自分で利用したわけではないので、違ったらごめんなさい。年間パス購入時に受付の方に確認してみてください。
まとめ:環境を変えたくなったら行きたいコワーキングスペース
以上、バンコク・ジャルンクルン通りのTCDCについて紹介しました。
自宅から遠いのであまり利用することはないのですが、たまに環境を変えたくなったときに息抜きに利用したいと思います。
こんな素晴らしい施設が格安で利用できるなんて、ありがたい限りです。
※文中の日本円表記は1バーツ≒3.5円で計算(2020年6月現在)