先日、体験にうかがったフェイシャルサロン「ビューティークラフトリトリート」。
ここの日本語窓口担当のあかねさん(※現在は退職されています。)が【UVカット】に関する講座をやると聞いて行ってきました。
私もタイに住んで4年が経ち、肌はやっぱり黒くなりました。タイの紫外線の強さは身をもって感じています。でも、毎日のことなので紫外線対策もなぁなぁになりがちでもあり、ここらで美容のプロの話を聞いて、基本に立ち返ってみたいと思ったんです。
参加費は500バーツだけど、フェイシャルサロンや日焼け止め割引券として使える500バーツ割引がもらえます。サロンもリピする予定だったので私にとっては実質無料!
実際に受講してみて、思ったとおりすごくためになる内容でした。紫外線対策について勘違いしていた部分もあったので、受講してよかったと思います。
紫外線が肌にもたらす影響とは?
セミナーの冒頭で一枚の写真を見せてもらいました。紫外線の影響が顕著にわかる写真で、紫外線の影響ってこんなにあるのかーと衝撃。
紫外線が肌にもたらす影響っていうのはタンパク質の変性で、一度紫外線の影響を受けて変性してしまったタンパク質は二度ともとには戻らないんだそう。手遅れになる前に紫外線対策にしっかり取り組まなければ!
タイの紫外線ってぶっちゃけどうなの?
ところで、タイの紫外線は日本より強いってことは実感としてわかるんだけど、実際どれくらい強いものなのでしょうか。
WHOの指標(UVインデックス)を使って解説してくれました。分かっちゃいたけど、数字で見ると実感がわきます。
タイの紫外線は一年中日中の外出を控えなきゃならないレベルなんだとか。もちろんそんなわけにはいかないので、外出の際にはUV対策はちゃんとしなきゃですね。
紫外線吸収剤と紫外線散乱剤の違い
じゃあタイでの紫外線対策、結局どうすりゃいいのってのが一番聞きたい!
日焼け止めには「紫外線吸収剤」を使っているものと「紫外線散乱剤」を使っているものとがあります。
私はその2種類があることは知っていたけど、「紫外線散乱剤の方が肌に優しい」程度の認識だったんですよね。私は肌が強いほうだからと思って、ジェル状で肌なじみが良い「紫外線吸収剤」を使った日焼け止めをずっと使っていました。
しかし、実はそれ以上の違いがあったんです。
「紫外線吸収剤」は紫外線に当たると化学反応を起こして肌を守るので、紫外線に当たれば当たるほど効き目がなくなっていくんだそう。汗などで流れ落ちなくても、塗り直しが必須なのです。
一方「紫外線散乱剤」の方は光を反射させるだけなので、汗などで流れ落ちない限り効き目は持続するんだそう。
というわけで「紫外線散乱剤」を使った日焼け止めを使うのがポイントだということを教えてもらいました。
サロンで販売されている日焼け止めももちろん紫外線散乱剤を使った良いものなんだけど、高額で手が出せない私には比較的お手頃価格の日焼け止めも教えてくれましたよ。優しい…。
もちろん日焼け止めだけでなく、帽子や長袖、UVカットメガネやコンタクトで紫外線をなるべく浴びないようにするのも重要なんだそう。
セミナーを受講してからは、私もなるべく帽子をかぶるように努力しています!
なんでも聞いちゃおう!質問タイム
最後にあかねさんへの質問タイム。
UVカットにかかわることはもちろん、美容にかかわることならどんな質問にも答えてくれます。「ぶっちゃけシミ取りレーザーってどうなの?」「結局シャンプーはノンシリコンがいいの?」とか、気になりますよね。
私があかねさんの話を聞いていて一番印象的だったのは、「美容に関してはもっと自分の感覚を信じていい」ってこと。
基礎化粧品を使った肌の変化、シャンプーの後の手触り、ファンデーションの色の選び方などなど、情報ばかりがあふれて迷ってしまうけど、「自分の感覚」を大事にしていれば、ほぼ間違いないっておっしゃっていました。
確かにそうかも、と納得。「高額だから良いはず」「日本製だから良いはず」と思い込まず、実際に使ってみて自分がどう感じたかを大事にするようにしたいものです。
まとめ:バンコクに来た当初に知りたかったUVカットの話
あかねさんのUVカット講座、とてもためになるお話でした。願わくばバンコクに来た当初に知りたかった…。それでも10年後の自分のために、今からでもできることをやっていきたいと思います。