自動で泡のハンドソープを出してくれるサラヤの「ウォシュボンオートソープディスペンサー」が、タイでも発売されることとなりました。
手を触れずに使えるから衛生的ですし、センサーで反応して自動で泡が出てくるから、小さいお子さんでも簡単に使えます。
実際に使う前は『オートソープディスペンサーなんて使わなくても、今のところ困ってないしな…』と思っていたけれど、
- 新型コロナウイルスの件で自分の衛生意識が高まったこと
- 実際に使ってみて、想像以上に手洗いが快適になったこと
で認識を改めました。
販売開始されてすぐ、台所用にもう一つ買ったくらい気に入りました。
【ウォシュボンオートソープディスペンサー】とは?
今回紹介するサラヤのウォシュボンオートソープディスペンサーは、センサーで反応して自動で泡のハンドソープを出してくれます。
私はこれまでデパートでしかオートソープディスペンサーを見たことがありませんでしたが、家庭用もあるんですね。
正直に言うと、ウォシュボンオートソープディスペンサーについて最初にお話を伺ったとき、我が家での必要性をあまり感じませんでした。
私がどんなに面倒くさがりだといっても、ハンドソープくらい自分でプッシュして出せますし、家でも自動でハンドソープが出てくる機械を使うなんてセレブっぽいというか…分不相応な気がしたのです。
でも、その後に私の価値観をひっくり返す出来事がありました。新型コロナウイルスの感染拡大です。
新型コロナウイルスが身近に迫ってきて、我が家でも入念に手洗いをするようになりました。
外から帰ってきたら、ドアノブ以外どこにも触れないようにして洗面所に直行して手洗いするのですが、水道の蛇口とハンドソープ容器にだけは、どうしても触れないといけません。それが気になって、ハンドソープ容器の手が触れた部分をいちいち洗ったりしていました。
そこではじめて、ハンズフリーで利用できるオートソープディスペンサーは衛生面で大きなメリットがあると気づきました。新型コロナウイルスが感染拡大している今だからこそ、必要とされる商品だと思います。
サラヤの【ウォシュボンオートソープディスペンサー】使用レビュー
というわけで、ありがたく商品提供を受けてウォシュボンオートソープディスペンサーを使ってみたので、レビューしていきます。
洗面台に置いても邪魔にならない大きさ
私がサンプルで提供いただいたのは、容量300mlのシルバー(ステンレス製)のウォシュボンオートソープディスペンサーです。
私は洗面台に設置してみましたが、邪魔にならずに使えています。
ちなみに、ウォシュボンオートソープディスペンサーが来る前はこんな感じでした。
ただしタイで発売されるのは、容量400mlのものになるので、これよりも少しだけ大きくなります。
種別 | 大きさ |
容量300mlタイプ | W82 × D118 × H183 mm |
容量400mlタイプ | W85 × D119 × H199 mm |
タイで発売された400mlタイプも購入したので、両方並べて撮影してみました。左が300mlタイプ、右が400mlタイプです。
400mlタイプは台所に設置しました。
スタイリッシュなデザイン
ウォシュボンオートソープディスペンサーは洗面台やキッチンにすっきり馴染むスタイリッシュなデザインで、2019年度グッドデザイン賞を受賞しています。
タイではシルバーのみの販売になりますが、日本では以下の3種類のカラー展開があります。
シルバー(ステンレス製)
ホワイト(プラスチック製)
ブルーグリーン(プラスチック製)
最下部は透明のボトル部分が見えるようになっていて、ハンドソープ自体の色が反映されます。タイで販売しているサラヤのハンドソープ『シルキーウォッシュ』は緑かピンクなので、どちらかの色になります。
緑やピンクも悪くないけれど、デザイン性を重視するなら透明のハンドソープがタイでも発売されるともっと良いのにな。無いものねだりですが。
充電方法
ウォシュボンオートソープディスペンサーは充電式のため、使用前に充電する必要があります。
ウォシュボンオートソープディスペンサーの300mlタイプには、マイクロUSBケーブルと充電プラグが付いています。400mlタイプには充電プラグは付属しておらず、マイクロUSBケーブルのみ付属です。充電プラグはだいたいどこの家庭にもあると思うので、問題ないかと思います。
本体上部の蓋を開けて充電します。
充電時間は約4時間で、フル充電での参考稼働時間は約3ヶ月(4人家族が1日に3回ずつ、2mL吐出で使用した場合)です。
本体上部にある3つの緑色のランプが点滅から点灯に変わったら、充電終了の合図です。
使用できるハンドソープ
ウォシュボンオートソープディスペンサーは、サラヤの泡ハンドソープ専用です。
日本で販売されているものだと、ウォシュボンプライムフォームハンドソープとウォシュボンハーバル薬用ハンドソープが使用できます。
タイで販売されているものだと、シルキーウォッシュが利用できます。これ以外のハンドソープを入れると故障の原因となるので使用不可です。
私はシルキーウォッシュのグリーンアップルを入れてみました。
本体からボトルを取り外し、線のところまで液を入れます。
この時、注意点が1つ。
シルキーウォッシュの詰替え用の容量は480mlありますが、ウォシュボンオートソープディスペンサーの容量は300ml/400mlなので、少し液が余ってしまいます。
そのため、余った液を保存する用のボトルをあらかじめ用意しておきましょう。
詰め替えたら、本体にボトルをセットして準備完了です。
泡の量の設定
さっそく使用してみます。
本体上部の操作パネルは以下のようになっています。
電源ボタンを長押し(2秒以上)で電源ON。電源OFFにしたいときも、電源ボタンを長押しです。
泡の量の変更(1mL/2mL)は、電源ボタンを短く押して切り替えます。1mLなら1回白く光り、2mLなら2回白く光ります。
電源を入れた状態でノズルの下に手を持っていくと、自動で泡状のハンドソープが出てきます。
1mLだとこんな感じ。
2mLだとこんな感じです。
写真ではわかりにくいですが、けっこう量が違います。
今の所、我が家では洗面台で1mLに設定して使用していますが、十分な量だと感じています。キッチンで肉などを触った後に使用することを想定するなら2mLがいいのかも。
充電残量とハンドソープ残量の確認
充電残量は使用するたびに点灯するランプの数で確認できます。充電量がたっぷりなら緑のランプが3つ光り、充電量が減るたびに、光るランプの数が減っていく仕組みです。
本体底が透明になっているので、ハンドソープの残量は一目で確認できるようになっています。
防水だから水洗いOK
ウォシュボンオートソープディスペンサーは防水仕様なので、汚れたら水洗いができます。ただし充電部分だけは水に弱いので、水洗いする場合は蓋をしっかり閉めて行う必要があります。
2週間ほど実際に使用してみた感想
ウォシュボンオートソープディスペンサーを自宅の洗面台で2週間ほど使用してみました。
どこにも触れずにハンドソープを出せるのは、とても快適です。このご時世、手洗い前に触れる場所は少ないに越したことはないですから。これに味をしめて、水道の蛇口も自動水栓にならないかな…なんて思い始めました。一度この快適さを知ってしまったら、もう元には戻れません。
我が家では洗面台にウォシュボンオートソープディスペンサーを設置していますが、販売開始されたらキッチン用にもう一つ買おうと思っています(⇒買いました)。
使用前にはセンサーの感度がちょっと心配だったのですが、ちょうど良い感じに設定されています。
ウォシュボンオートソープディスペンサーの下をさっと手が通ったり、洗面ボウルの掃除で手がかすめるくらいでは、ハンドソープは出てきません。『ハンドソープを出すぞ』という意図をもって手をかざさないかぎりは出てきませんので、快適に使用できます。
プッシュする必要がないので、小さなお子さんが使う場合にも良さそう。楽しんで手洗いができそうです。
ハンドソープの減りがいつもより早い気がしていますが、これは新型コロナウイルスの影響で手洗い回数が増えたことと、夫が家にいることが多くなったことの影響だと思います。
夫もウォシュボンオートソープディスペンサーを気に入っているみたいです。
使用イメージについては、サラヤのウォシュボンオートソープディスペンサーのブランドサイト、公式のYouTube動画も参考にご覧ください。
ウォシュボンオートソープディスペンサーの販売店
ウォシュボンオートソープディスペンサーは、タイでは以下の2か所にて販売されます。
日本からはAmazonでも購入できます。
まとめ:触れずに使えるから衛生的!一度使うと離れられなくなる使い心地です
以上、サラヤのウォシュボンオートソープディスペンサーについてレビューしました。
使う前は『別になくても困らないし…』と思っていたオートソープディスペンサーですが、一度使ってみると、二度と離れられなくなるほど快適な使い心地です。
新型コロナウイルスの影響で衛生面をより気にするようになった今、手を触れずに利用できるウォシュボンオートソープディスペンサーを使うことで、想像以上に手洗いが快適になりました。
ぜひ、試してみてください。
SARAYA(サラヤ)の会社情報
- Web(日本):https://www.saraya.com/
- Web(タイ):http://www.saraya-thailand.com/
※文中の日本円表記は1バーツ≒3.3円で計算(2020年5月現在)